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Q.エタンの立体配座間のエネルギー差をもとに、
重なり形の関係にある一対の水素-水素の相互作用エネルギーを求めよ。
A.ねじれ形のエタンと重なり形のエタンの間のエネルギー差のちょうど1/3である。


と書いてあったんですが、
何故1/3なんですか????

A 回答 (2件)

ねじれ型と重なり型の構造の違いはわかりますよね?


添付画像の通り、右の重なり型(eclipsed )は前後のC-H結合の電子間の不利な相互作用を伴います。結合の手の部分は負電荷を帯びているので、お互い近付きたくないのです。ですが、重なり型ではそうなっていないので負電荷を帯びた電子がもっとも反発しあいます。その結果、重なり型の方がねじれ型よりもエネルギーが高くなります。
エタンに限らず重なり型のエネルギーはねじれ型よりも約3kcal/mol高いのです。これを言い換えれば、ねじれ型は重なり型の3分の1ということになります。
「Q.エタンの立体配座間のエネルギー差をも」の回答画像1
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重なり形配座になっているC-Hの組が3対あるからです。


なので一対であればその3分の1。
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