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腹筋下部は骨盤の上げ下げで鍛えられるんですか?
それともただ脚を上げ下げするだけですか?

A 回答 (1件)

トレーニング歴約15年のものです。


質問の答えは「前者」です。

腹直筋の役割は大きく分けて2つ。

①上半身(脊柱)を丸める
②骨盤を後傾させる

初心者が「腹筋トレーニング』と言えば、一般的にクランチやシットアップを行いますが、これらのトレーニングでは主に上部がターゲットになります。

一方でライイングレッグレイズ、ハンギングレッグレイズ、リバースクランチなどは、主に下部がターゲットになります。
下半身の重さを負荷にして骨盤を後傾〜前傾させる事により下部が鍛えらると言う理屈です。

おっしゃるところの「脚の上げ下げ」で下部のトレーニングをやってるつもりの人が非常に多いですが、単に脚を上げ下げするのではなく、骨盤を動かさなければ下部に負荷はかかりません。
脚の上げ下げだけでは腸腰筋にしか負荷がかからず腹直筋のトレーニングにはなりません。
(ちなみに腸腰筋とは大腿骨と骨盤を繋ぎ大腿骨を引き上げる為の筋肉)

ですので下部をターゲットにしたいなら股関節は固定して骨盤そのものを動かす必要があります。

ちなみに、いわゆるクランチは上部を狙うトレーニングと先述しましたが、スキルを積んでいけば、脊柱を丸める動きに骨盤を後傾させる動きを加えるコツもわかってきます。
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