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Remember, you can always stoop and pick up nothing.
忘れないで。身をかがめていたら、何も拾いあげられないんだよ。
by Charlie Chaplin

上記はチャップリンの名言です。
"can"は"stoop"と"pick up"に作用していますが、前半の"can stoop"を後半の"pick up"と同様に「可能」で解釈すると次の通りの訳文となり意味が通りません。

忘れないで。いつも身をかがめることができると、何も拾い上げることはできない。

つきましては、次の点についてご教示願います。
①「身をかがめていたら」と条件文の訳ができる理由。
②前半の"can stoop"の"can"の意味

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    皆様のご回答を拝見させていている中で、次の疑問が生じましたので、ご教示いただける方は宜しくお願いいたします。

    質問文の"and"を下記の通り"but"に変えても意味は通るのでしょうか。
    あるいは、条件命令文だから、"and"に一義的に決まってしまうのでしょうか。

    Remember, you can always stoop【but】 pick up nothing.

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2021/07/20 09:58

A 回答 (6件)

No.3 です。



私の英語力では、誰が見ても明らかに間違いだと分かるような極端な非文は別として、呈示された英文についてそれが正しい英文だという前提でその意味を考えるところまでしかできません。ある英文が自然な表現かどうかとか、こなれた表現かどうかを判断する力は、残念ながら私にはありません。

Remember, you can always stoop【but】 pick up nothing.

という文について私に分かるのは、

1.文法的に破綻しているわけではなさそうだ
2.言わんとしていることは分かる

という程度のことだけです。【but】に変えた文がこなれた自然な表現なのかどうかや、【but】に変える前の元の文とのニュアンスの違いは私には分かりません。

お力になれずに恐縮です。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

いえいえ、いつも5knt9ehさんの詳しく分かりやすい説明に助けられています。お見受けするに、教育関係の方でしょうか。

今後とも、お力添えいただければ有り難いです。

お礼日時:2021/07/21 09:14

"and"よりも"but"の方がしっくり来るのですが、"and"でないといけないのでしょうか。



そのとおりですね。ただし、"but" で、文章がキレてしまいます。おそらくこの文章を作った人は「いつまでもこんなことを続けていると、そのうち~になるよ」と、連続性を言いたかったのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

連続性を重視した結果ということですね。

お礼日時:2021/07/21 09:10

すでによい回答がたくさん出ていますが、補足いたします。



(1) "you can always" はよく使われるフレーズですが、ついつい誤解してしまうことがあります。これは「いつだって~することができるよ」という意味で使うことが多いように思います。もちろん「常に~し続けることができる」という意味にもなるかもしれませんが、前者の方が多いか、あるいは前者ばかりかもしれません。

You can always come home. という歌があります。これは決して、「あなたは常に家に戻り続けることができる」という意味ではないですよね。「いつだって、(帰りたければ)帰ることができるよ」という意味です。

(2) stoop は、文字通り「身をかがめる」という意味もありますが、もう一つ、比ゆ的に「堕落する、~するに至るまで品位を落とす」という意味もあります。

ネット上で見つけた stoop の定義文
lower one's moral standards so far as to do something reprehensible.
"Craig wouldn't stoop to thieving"

Chaplin のこの言葉でも、この二つの意味合いが重なっていると思います。

(3) 全体で、次の2通りの意味合いが同時に生まれると思います。

(3a) 身をかがめたければいつでもできるけど、(それで何か拾えるかと思っても)何も拾えないよ。

(3b) 精神的に堕落したければ(たとえば自分で物を考えるのをやめて悪政に目を瞑(つむ)ろうと思えばいつでもできるけど、そんなことをしても自分の得になるかというとならないんだよ。(堕落したら、自分が損をするだけだよ。)

今回の英文を見て、次のような別の有名なセリフを思い出します。

You can't have a cake and eat it too.
(ケーキを食べちゃって、それでいてそのケーキを保有し続けるなんてことはできない。どっちか一つにしなさい。)

決め台詞とか諺めいた言葉というものは、最初は少し長めの言葉だったんだろうけど、たくさんの人が使っているうちにどんどん短くなっていき、ついには普通の文法では少し理解しにくくなっていくもんだろうと思います。

Slow but steady wins the race.

などはその典型でしょう。最初はもしかしたら

If you go slowly and steadily, you'll surely win the race.

とか何とか、それに似たような言い方をしていただろうけど、どんどん短くなっていって、ついには文法を超えたのだろうという気がします。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>(1) "you can always" はよく使われるフレーズですが、ついつい誤解してしまうことがあります。ー中略ー「いつだって、(帰りたければ)帰ることができるよ」という意味です。

"you can always"は慣用表現なのですね。スピーキングの表現の一つに加えるべく練習します。

>Slow but steady wins the race.
上記例文同様、質問文の"and"を下記の通り"but"に変えても意味は通るのでしょうか。
あるいは、条件命令文だから、"and"に一義的に決まってしまうのでしょうか。

Remember, you can always stoop【but】 pick up nothing.

お礼日時:2021/07/20 09:56

「命令文 + and」という構文はご存じのことと思います。

1例を挙げると、下記のような文です。

Turn right at the corner, and you’ll find the subway station.(その角を右に曲がってください。そうすれば地下鉄の駅があります)

このような文は、「命令文とともに and を用いると、命令文が条件となり、その条件に従った場合の結果を表」します(「Vision Quest 総合英語 2nd Edition」啓林館350頁)。高梨『総解英文法』513頁は、このような用法の命令文について、「条件を表すので『条件命令文』と呼ぶことがある」と言っています。

「命令文 + and」という構文の “and” の用法は、主語がなく動詞の原形で文を始める典型的な命令文(例: “Be careful.”)とそれに続く and の場合だけに限らず、「命令文に相当する語句の後でも同じ」とされています(ライトハウス英和辞典「and」の項。;「命令語句には命令に準じる表現を含む」江川『英文法解説』375頁)。

次に、助動詞 “can” には「命令」の意味があります。

ライトハウス英和辞典「can」の項
2(2) [勧告・命令を表す]…するのがよい。…しなさい:If you don’t behave, you can leave (the room). おとなしくしないなら(部屋から)出ていきなさい。

Оレックス英和辞典、ジーニアス英和辞典でも、同様に “can” の用法の一つとして「命令」の立項があります。

以上のことから、ご質問の文は、私見では「命令文(に相当する文) + and」の構文と考えます。直訳すると、「身をかがめているがよい(身をかがめていなさい)。結果、何ものをも得られませんよ」みたいな感じでしょうか。

No.1 さんが提供された情報よると「ドイツ国民などに警句を発した」言葉ではないかとのこと。もしそうであれば、「身をかがめていたいなら(勝手に)かがめているがよい。なにものも得られないぞ(どうなっても知らないぞ)」のような少々辛辣な(突き放したような)表現が真意だったのかも知れません。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

「条件命令文」だったのですね。
ご教示いただいた、「命令」の意味の"can"を知らなかったため、私もまず最初に「条件命令文」を思い浮かべましたが、命令文になっていないので最初に却下にしてしまっていました。

腑に落ちました。有難うございます。

お礼日時:2021/07/20 09:43

ご質問のようにcan(または cannot) の後に動詞を2つ続けることがあります。

この場合2つの動詞を2つに分けそれぞれの動詞にcan (あるいは cannot)がかかると考えるのではなく、動詞2つを一まとまりと考えそれに can (あるいは cannot) がかかる考えます。

すなわち、ご質問の英文ではstoop and pick up nothing は一まとまりでそれにcanがかかっているわけです。それを日本語に訳せば本来「身をかがめて拾い上げることができない」であり、さらにalwaysがついているので正しくは「身をかがめて拾い上げることがいつもできるとは限らない」という部分否定の意味になります。ご質問中の日本語訳でも意味から考えれば同じで意訳です。

以上を理解できれば貴方の質問①、②は解消するはずです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>ご質問の英文ではstoop and pick up nothing は一まとまりでそれにcanがかかっているわけです。それを日本語に訳せば本来「身をかがめて拾い上げることができない」であり、さらにalwaysがついているので正しくは「身をかがめて拾い上げることがいつもできるとは限らない」という部分否定の意味になります。

仰られる訳文ですと、「身をかがめて拾い上げることができない場合もあるし、できる場合もある。」という解釈になってしまい、「身をかがめていると何も拾い上げることができない。」という意味と異なってくるのですが、如何でしょうか。

お礼日時:2021/07/20 09:32

you can always stoop


あなた方はずっと身をかがめておこうと思えばそれもできます。

and pick up nothing.
だが、(その結果は)何も拾えない。

① can: やろうと思えばできる➡やれば
② can: やろうと思えばできる

「心に留めておきましょう。あなたがたはずっと見てみぬ振りをしていようと思えばそれもできます。だが、決して何物も得られないということを」

*彼は強烈な反ナチ、反ヒトラーでしたから、ドイツ国民などに警句を発したのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

時代背景の情報も有難うございます。
確かチャップリンはユダヤ人で、反ナチですもんね。

>and pick up nothing.
だが、(その結果は)何も拾えない。

"and"よりも"but"の方がしっくり来るのですが、"and"でないといけないのでしょうか。

お礼日時:2021/07/20 09:24

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