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隣の家が、家を売却するらしく、境界線の確認をお願いしたいと、言ってきた。事実は、業者の人だけど、今は、隣接地の許可が無いと、境界線が確定せず売買が出来ないと言う事らしい。
どうしたものか、役所の杭が打ってあり、多分赤い線が境界と言う事だと思います。お隣さんになるのだから今後のことも考え目を瞑ってサインすれば良いとも考えるけど、新しく住む人は、業者任せで顔も見たことがない。聞くところでは、境界のあたりは、地面が土で杭を動かすなんてこと、今の時代ないかもしれないが、役所の構図や地積も案外違っていたりするらしい。そこに疑いを持てば、こちらの土地も測量したくなるが、なんで隣が売買するために測量費を負担するなんてことになるのもバカバカしい。測量費は、結構な金額でしょう。どうしたものか、どう対応したらよいか、今の不動産売買の詳しい事情をご存じの方。ご教授頂ければ幸いです。どうぞ、宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

不動産の売買のうち,土地の売買については,公簿売買と実測売買とがあります(建物の売買は現況引き渡ししかないのに加え,登記法上の床面積の算定基準の影響もあったりするので,床面積の違いはほぼ問題にならない)。



公簿売買はその名のとおり,公簿(登記簿上の地積)での売買にするというもので,土地の面積不足(数量不足)なんて気にしない取引ではこちらが採用されたりします。たとえば農地や山林では,そもそも境界があいまいな物件がほとんどなので,公簿売買するしかないと思います。

実測売買は,その数量不足を気にする取引で,その測量結果に応じて売買価格を調整(土地の価格を単価×地積で計算)します。土地の価格が高い地域においては,これをする・しないでは売買価格に大きな違い=損得が生じるので,信頼できる実測図と境界標がなければ,費用がかかろうと実測をする傾向があるのではないでしょうか。

さてその境界標ですが,先の東日本大震災の影響で,わずかですがずれていることがあります。地域的にその影響が大きい地域では,個々の土地の地積測量図までは手を出しません(というか出せません)が,公のものである法務局備え付けの「公図」については,地域の変動に応じたパラメータを使って修正している地域もあったりします。
法務局が手を出せない個々の土地についても,震災以前であれば正方形であった土地が,震災後は微々たる違いしかないかもしれませんが,長方形やひし形,台形になっている可能性もなきにしもあらずです。そしてそれらの面積の求積方法を考えれば,面積に違いが出てくるかもしれないというのは,義務教育を受けている人ならば想像ができるはずです。

ということであるならば自分の土地も測量をしてみたいと思うのが,土地神話がある日本の人の気持ちだと思います。
臨地の売主(現在の所有者)がどうしてもその土地を売りたいという強い事情がある場合については,「うちの土地も測量してくれるなら境界確認に応じますよ」という主張が認められることがあります。ただそれが多分の負担を要するものであった場合,売却話自体が白紙になってしまうこともあり,隣地所有者との関係が悪くなることもあり得ます。逆にあなたが自分の土地の測量を希望したときに,「境界確認には応じられない」なんて突っぱねられることにもなりかねない(義務がないので強制ができない)と言うことです。
その辺りについては一般論で判断するものではなく,個々の事情や関係性に応じて対応することになっちゃうんですね。

一応筆界確認制度というのもあったりしますが,ここで示される筆界(公の土地の境界)と所有権界(私人が認識する土地の境界)は別物になるので,あまり役に立たないこともあります。
確認訴訟を提起して境界を確認するなんてことになったら,測量費用の負担だけで足りていたはずの負担が,弁護士費用を含む訴訟費用まで負担するなんてことになるなんてことになります。
もしもトラブってしまった場合には,そんな訴訟になる前に,うまくADRが使えるといいのかなとも思いますけど。

仮にあなたが測量をお願いする場合,隣地の測量をした同じ土地家屋調査士に依頼をすることで,一部は調査が終わっているということから,多少は安くやってもらえる可能性もあります(あなたの土地の隣接地の状況によりますので,必ずしも安くなるとは限らないけど)。

そういったことを踏まえて,「うちの測量もやってくれるならすぐにハンコを押すんだけど」と軽く振ってみて,その反応によってその後の善後策を練った方がいいのかもしれません。
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少し私の話をさせてください。



私の実家のお隣さんが、ソーラーパネルを設置したいと言ってきたんです。

そしたら父が、「ソーラーパネルを設置したら、その反射で我が家が暑くなるのではないか」とごねだしました。

それで仕方なく、お隣さんは、余計な費用を負担して、2階建てくらいの高さになるように鉄骨で土台を作ってくれました。

結構大きなものでしたから、かなり費用が掛かったと思います。100万円以上の負担増かも知れません。

父がごねたせいで、そんな大きなものが出来上がってしまったものですから、そのお隣さんのお隣さんが、「こんなに圧迫感のあるものが出来て・・・」と不満を言っていたそうです。

全ては、父の、「もしかしたら、我が家が暑くなるんじゃないか」とい不安が原因です。

そのせいで、こんなにも周囲に多大な迷惑が掛かったのです。

質問者さんは、「役所の構図や地積も案外違っていたりするらしい」と疑念を持たれているようですが、どうしてもそういった不安が拭えないのでしたら、周囲に何かを負担させるのではなく、ご自身で負担してください。

相手方や役所が認識している境界線を確認し、それでおおよそ合っているようなら、それで良いではありませんか。

そりゃあ、自分が認識している境界線よりも、2、3mも内側を言われた、「いやいや、ちょっと待ってくれ。そんな筈はない。」と言っても良いとは思いますが、少しくらい内側を言われたとしても、それくらい大目に見ても良くないでしょうか。

土地とか家と言うと、「一生の買い物」なんてイメージで、物凄く大事なものに捉えがちですが、実際、土地なんて、せいぜい質問者さんが死ぬまでのものですし、イメージ程大したものではないです。

あまり境界線にこだわって周囲と揉めないようになさってください。うちの父のような迷惑人間になってしまいますよ。
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