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「症状(特性)によって社会生活に支障があるかどうか」という発達障害の診断基準を見て思ったのですが、逆に社会生活に支障が出るほど困る事なんてあるのでしょうか?
自分も注意欠陥のみに当てはまってる事に最近気付いたのですが、明らかに人より少し注意力・集中力が足りないからといって生活に困る感覚を覚えた事は一度もありませんでした。
寧ろ嫌な事に対する注意力の欠如の反面、好きな事に対する集中力は他より長けていたので、その両方の面を自分の個性として受け入れて生きてました。
故に、それらの特質を異常と見做して投薬治療などで改善を図ろうとする動きが私としては理解に苦しむのですが、これは当事者自身が自分とは違って特性が社会生活に於ける障害となってしまっているからなのでしょうか?
これだけ世間で発達障害の話題が広がっている中でも、該当者である自身が未だにそれを障害だと思えていないというそれこそ病的な感覚があるのですが、私はおかしいのでしょうか?、、、
前から疑問に思ってた事なのですが、ご回答宜しくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (2件)

こんにちわ。

発達障害で社会生活に支障が出る人です。
発達障害はまさに十人十色で同じ傾向がある人でも聞いてみたら全く違うことが問題だったりするので、質問者さんとは合致しないかもしれませんが…私の場合だと注意力の偏り方が問題でした。
好きな事の集中力への偏りが強く他が薄いために塩や醤油などの生活必需品の買い物は忘れるのに趣味の物は無駄遣いしてでも買っていたりします。
実際に自分であった話で、好きな作業を止めて一息付いたところで目眩頭痛に襲われ、これは死ぬ!となった事があります。
原因は簡単で朝からトイレに行かず水も飲まず食事も取らずに何時間も作業をしていたので熱中症の様な事になっていたんです。

少し長くなりましたが、投薬で改善を図ることは質問者さんは社会から異常だと攻められている様に思えているのかもしれません。
ですが、発達障害は人によっては集中が過ぎるあまり喉の乾きや空腹、尿意などの体のサインへの注意力が欠如する程の偏りがある人もいます。
ですが、この過集中状態になり何度か体調を崩した自分でも薬は貰ってません。
私はこれを問題視していないからです。
ですが、これを悪い事だと思い、注意できるようになりたいのなら投薬が必要かもしれません。
質問者さんが発達の偏りで苦しんでいて改善したい事があるのなら薬に頼る事は悪い事ではありません。
ですが、質問者さんが診断されたけど自分は悪いと思っている事なんて無い。大丈夫だと言うのなら必要ありません。

ただし、周囲から全力で勧められているのなら普通だと思っている行動に命の危険がある事が含まれているのかもしれないので周囲から詳しく話を聞くことも必要です。
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「発症して慢性に経過するため、患者様は症状を自身の性格上の欠点ととらえている方が多い」ということもあるようです。


「職業の選択が制限されたり、適切な教育を受ける機会を見逃すなど教育を受ける機会を逃したり、社会的技能の習得や結婚の機会を逃がすなど、(仕事や学校、家庭をはじめとする社会生活への支障が大きくなって)、さらに‘引きこもり(外出など夜会生活をする機会そのものが失われることになるものと、第三者の目からみえる」となれば、障害を判定するための一つのポイントになるでしょう。
本人の志向で、座禅・瞑想と経典に向かうことほぼ大半の時間を使う、山に籠もり修行するなどのことで、一般的な社会生活や職業訓練や世間の話題に疎くなっても、それだけで発達障害に診断されることはないです。
十代前半から将棋や特定のスポーツ、楽器演奏、学問研究に強く興味をもち、他のことへの関心がなく一般とかけ離れた生活になっても、それだけで発達障害に診断されることはないです。

  https://www.npwo.or.jp/info/16575
発達障害では、精神科医で信州大付属病院子どものこころ診療部長の本田秀夫さんに聞きます。
発達障害の一つに、「自閉スペクトラム症」があります。その診断基準の概略を紹介します。
一つ目は、コミュニケーションや対人関係がうまくいかないという症状があることです。
二つ目は、興味が狭く限られていたり、行動をパターン的に繰り返したりという症状があること。
いわゆる「こだわり」と言われる症状です。三つ目は、これらの特徴が乳幼児期から存在すること。
これら三つは、自閉スペクトラムの「特性」です。
注目してほしいのは、四つ目の診断基準です。最初の三つの特性があることによって、社会生活に何らかの支障を来しているということが、診断の条件に加えられています。
つまり、自閉スペクトラムの「特性」があることに加え、その人か周りの人が「生活が不便だ」と感じている時に初めて、病気や障害を意味する「症」をつけて「自閉スペクトラム症」と診断されるわけです。
逆に言うと、対人関係がうまくいかないとか、少し会話がかみ合いにくいとか、ちょっとこだわりが強いというような人は昔から大勢いるわけです。こだわりのラーメン屋さんや、ちょっと偏屈な職人さんなんてそうですよね。
そういう人たちが、みんながみんな困っているとは限りません。ですが、こだわりや偏屈のせいで接客がうまくいかず会社をクビになるなどということになってくると、これは「生活に支障を来す」わけです。そのような時に「自閉スペクトラム症」と診断するということですね。
このように、発達障害は、症状だけでなく、生活に困るかどうかという点も含めて診断されるようになってきているのです。
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s& …
発達障害とは?
■ 発達に異常があるため,社会適応の問題が生じること
■ 通常,成人期に達しても適応の障害が持続する
発達の「異常」とは?
発達が
正常でない・・・間違い悪い
通常でない・・・少数派
「やらない」異常
他の子がやることをやらない:
■ やりたくない
■ やるべきと気づいていない
■ やりたいが気後れしてできない
■ 能力的にできない
「やる」異常
他の子がやらないことをやる:
■ やってはいけないことをやる
■ やらなくてもいいことをやる
■ 他の子にはできないことができる
目に見えない異常
一見すると他の人と同じように振舞っているのに,
他の人が考えないことを考えている:
■ 興味はないが,しかたなくやっている
■ やりたくないが,イヤと言えない
■ わかっていないが,他の人を真似してやる

これらの状況を総合して、次のような可能性を検討する。
知的能力障害群
コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
限局性学習症/限局性学習障害
運動症群/運動障害群
チック症群/チック障害群
他の神経発達症群/他の神経発達障害群

例えば、難関大学理系の入試問題で、とても合格ラインに届きっこないという17~35歳の人を、「論理的思考、問題解決、企画、抽象的思考、判断、勉強・経験学習などの知的機能の欠陥なので、知的能力障害群」と単純判定するようなことはしないのです。
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