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未経験なのに年末きゅうきょ経理に異動させられたんで独学で簿記の勉強しております。受けてはいませんが3級の範囲は理解できたと思います。
先月から2級のテキストを買いまして個人的には頑張ってるつもりなんですがこの繰延資産に出会うまでは比較的スムーズにこれたんですけど、説明読んでもいまいちイメージがわきません。間違ってるかもしれませんが、一度に費用にできないものがいったん繰延資産になるのかなぁと思ってるんですが、どなたか噛み砕いて説明していただけるとありがたいです。

A 回答 (4件)

>一度に費用にできないものがいったん繰延資産になる


で問題ないと思いますよ。

噛み砕いてイメージを説明します。

まず、会計の基本的な考え方に、費用と収益を期間ごとに対応させて損益計算を行う(費用収益対応の原則)というものがあるので、この考え方の理解が必要です。費用と収益を対応させるために減価償却や引当金の計上を行っているわけです。

それを踏まえて次に進みます。
繰延資産は、支出した費用の効果が将来(翌期以降)に及ぶものです。
そこで上記の考え方を適用すると、支出した期だけの費用にせず、効果が及ぶ期間に配分して、費用と収益を期間ごとに対応させて損益計算を行うというこになります。
具体的な処理としては、償却費を計算し、償却費は損益計算書に計上します。残額は繰延資産として貸借対照表の資産の部に計上されます。翌期以降は貸借対照表の繰延資産の残額を償却して費用処理していきます。

試験対策としてはNo.1の方の参考URLやテキストで、商法で限定列挙された繰延資産の項目を覚えてしまうといいと思います。

あまり噛み砕いてないかもしれませんが、勉強がんばってください。
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 要は、減価する資産と同じです。

支出した内容が数年間にわたって効力を発揮する場合・・損益計算が1年決算であるのに対して、支出した経費が何年分の経費ではおかしい。1年決算に合わせた上で資産計上し、数年間の均等割で経費に計上する。 
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この回答へのお礼

解答いただいたみなさんお礼が送れて申し訳ございませんでした。おかげさまでだいぶ理解がすすみました。
ありがとうございました

お礼日時:2005/04/24 21:21

かなり簡単に省略して言うと


繰延資産とは将来の収益獲得に貢献するため、将来の収益に対応させて、将来に費用計上するため、資産として計上されたものです。
商品は当期の収益になった分だけ売上原価として費用化されますよね。当期に売ったのに次期に売上原価にしないですよね。その商品が収益獲得に貢献した期に売上原価になりますよね。
固定資産も耐用年数にわたって利用して収益を獲得するため、買った期間に全額費用計上せずに耐用年数にわたって減価償却しますよね。
それと同じような感じで、繰延資産も将来の収益獲得に貢献するから、将来にわたって費用化するために、擬制して資産計上されます。
実体が無く売却できるわけではないので擬制資産や会計上の資産と言われます。

会計学上、費用収益対応の原則というのがあるため、収益に対応させて費用計上しなければならないことから繰延資産があります。

最も簡単な例としては
創立費…これがあるおかげで会社が設立できて、事業を営んで何年も収益を獲得しますよね。何年も収益を獲得することができるのに、事業初年度に全額費用計上するのは変ですよね。理論的には永久に償却(費用化)することになり0円づつ費用化することになり償却できませんが、商法の規制で5年で償却になってます。

微妙な例は
社債発行差金ですが、これは会計学上性質は繰延資産ではないのですが、企業会計原則上は繰延資産として処理することになっています。

繰延資産を理解するには簿記でというより会計学の範囲なので、簿記上は単なる資産と同様に考えるだけで十分です。
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こちらに簡単な説明があります。



参考URL:http://www.kcs-net.or.jp/bp/d/68.htm
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