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先日、国立の文学部に無事合格することが出来ました。
それで、3月の暇な時間を利用して、世界史を独習したいと思っております。
なぜなら、私は高校のとき日本史を取っていたのですが、ある先輩から
「大学では世界史の知識を前提に講義を進めるところが多い」
ということを聞いていて、不安に思ったからです。

それで私が考えている勉強法を書いてみます。

1.高校の教科書と実況中継などの大学受験参考書を併用して勉強する。

2.一般向けの解説書を使って勉強する。

どちらの勉強法がよいか、ほかにいい勉強法はないか、またどんな本がお勧めか、などを教えていただければ幸いです。

A 回答 (5件)

たまに大学生相手に講義をします。

だいたい大学の先生は、文学でも哲学でも、西洋史(東洋史ではない)の常識をベースに話をされます。というのも、日本の哲学・思想は基本的に西洋哲学をベースにしているからで、思想の内容を勉強してもその歴史的背景がわからないとダメですよね? また文学でも、当時の社会背景がわからないと理解できないことは多いです。ホームズとアンダマン島がどうして繋がるのか、とか(イギリスのインド支配)。西洋文学、哲学の常識として、新書程度の教養ものを読むことをお勧めします。
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現在、高校社会科の教員免許課程を選択している大学生です。



文学部ということですが、具体的に何を専攻するつもりですか。
心理学系統であれば、はっきりいって世界史は不要だと思うので、そこまで気にする必要はありません。
哲学・倫理学・美学関係であっても、当該哲学者の生きた時代の歴史ぐらいを知ればいいし、それは授業で前提知識として紹介されるはずなので、独学する必要は無いと思います。
文学部で世界史の知識が必要だとすれば、社会学を学ぶ場合です。この場合は、市民社会が形成される前後、つまり絶対王政期のヨーロッパあたりから学ぶことを勧めます。具体的には、16世紀のヨーロッパ史です。古代・中世史はたぶん社会学にはあまり必要ありません。社会学にとって特に重要なのは、17世紀以後の歴史です。つまり、イギリスでは産業革命が進行して資本主義社会への移行が始まったこと、フランスでは重農主義が芽生えレセフェールの価値観が芽生えたこと(これはその後、資本主義と結びつく)、ドイツでは三十年戦争を経験してウェストファリア条約によって主権国家体制が成立したこと、アジアでは、ヨーロッパの従属地域として一体的なシステムが形成されていったこと、このような画期である17世紀以後の歴史を重点的に学ばれると良いと思います。

とはいえ、世界史が必要なのは文学部生よりむしろ法学部生、経済学部生、社会学部生、政治学部生の類です。

で勉強のしかたですが、近現代史だけ、実況中継などの話し言葉で書かれた易しいものを使っていけばいいと思います。日本史選択者にとって、独学で教科書だけを使って学ぶのは至難です。なぜなら世界史選択者ですら未習分野を独学するのは難しいからです。日本史選択者にとってはあれもこれも、とたくさんの地域が一挙に出ることは不慣れでしょうし。
たとえば青木の実況中継なら、4冊購入するところを、近現代史だけなら2冊で済みますので手ごろだと思います。
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現在、九州大学の法学部3年の学生です。



どの程度の知識をお求めになっているのかはわかりませんが、一般向けの解説書は、事例の列挙やトンでも解釈が多いので、前提知識無しでお読みになることはお勧めできません。

ざっと眺めるのであれば、高校の教科書や学研などから出ている漫画の世界史の通史も面白いと思います。

がっちりと勉強するとか各国史やテーマごとに学ぶのでしたら、それようのテキストも販売されていますから、それを利用するといいかもしれませんね。ただしこの場合、世界史は日本史とは違い、軸が複数存在しますので、時代感覚を身につけるという点では、難しいかもしれませんね。

山川の教科書には、専門家(学会)があまり使わない訳語や用語を掲載していることが結構ありますから、注意が必要です。三省堂の教科書がそういう意味では安心です。もし、しっかりと勉強したいのであれば、ちょっと分厚くて値がはりますが、山川の『詳説世界史』をお勧めします。事象の列挙だけでなく、その事件の背景や後世に与えた影響などもかかれていますので、後々重宝するでしょう。
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世界史を学ぶのでしたらまず古代史、中世史、現代史と時代別に通読し、次に地域別に進みます。


この中で自分が興味を持った分野をもう少し詳しく調べます。
後は民族史ですがこれは後でもよいでしょう。
ご成功を!!
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この回答へのお礼

まずは大まかに全体像をつかんだ方がいい、ということですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/29 10:13

私の場合は史学を専攻していたので深い所まで潜りましたが、


そうでなければそれほど知識は必要ないと思います。教科書程度で平気かと。あとは教授次第です。
ご存知と思いますが、高校の“授業”と大学の“講義”はかなり違います。
歴史学という講義があるとして、昨年は東洋史、今年はアメリカ史、翌年は西洋史ということがあったりします。
そうなると、世界史の中の「その知識」が必要になるわけです。専門は深く、そうでないものはそれなりに、です。
もちろん、知識はあるに越した事はないわけですがね。

もし読まれるのでしたら、参考書よりも各社の新書をお勧めします。この時期なら勉強より読書で十分です。
したがって 2 ということですね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
履修申請結果にあわせて地域別の新書を読んでみる事にします。

お礼日時:2005/03/29 10:12

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