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日本では、太古から地球平面説だったのでしょうか、球体説だったのでしょうか? また地動説や天動説についてはどう考えられていましたか? 何も考えていませんでしたか?

日本は海洋国家です。海に出れば水平線は弧を描いていることはすぐわかります。
このことから、西洋のように「地球は平面である」と思い込む必要もなく、また教会による思想統制もないわけですから、地球が平らでなくてはならないといった固定概念も生まれないように思います。

日本の天文学といえば主に陰陽道
だと思うのですが、陰陽道の学者たちはどのように考えていたのでしょうか?

そういえば織田信長は地球が球であることをあっさり受け入れたそうですが、割と日本人に取っては無理のない考え方だったのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

古事記には「海坂」という言葉が出てきます。


水平線を超えて、船が見えなくなる様は坂を下る様に見えるので、海は坂の様になっていると思ったのでしょう。
平面ではない事は分るが、球とは気づかなかったというところだと思います。
陰陽道よりも昔の日本古来の思想です。
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この回答へのお礼

ああ、坂道!
その発想がありましたか。
なんだか、ある意味日本らしい考え方のような気がします。

お礼日時:2021/12/11 11:56

お礼有難うございます。


元もとのご質問のご趣旨とはずれるかと思いますが、ご興味あれば詳しく調べてきると面白いですよ。
http://www.city.ibara.okayama.jp/hosikarautyuuhe …
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この回答へのお礼

面白く拝見しました。ありがとうございます。しかし当のインド人は地球あるいは宇宙をどう考えていたのでしょうね?

例えば仏教で、弥勒菩薩は56億7000万年後に如来になると予言されています。

この年月は太陽系ができてから現在に至るまで、あるいはこれから太陽が存続するまでの年月とだいたい同じです。

お礼日時:2021/12/12 13:50

>古代インドでは、世界は巨大な亀の甲羅に支えられた3頭の象が半球状の大地を支えており、この大地のには須弥山とよばれる高い山がそびえていると考えていました。



これは間違いで、ヨーロッパの本にしか出てこず、インドにはこんな記述はない
というのが最近の常識になっていますね。ご参考まで。
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この回答へのお礼

はあ、そうですか。

お礼日時:2021/12/11 14:13

日本でなくても、海はだいたいありますし、水平線が弧を描いていることはすぐわかります。


水平線が弧を描いているのは、地球が球体だからという訳ではないと思います。
http://www.biwa.ne.jp/~t-ban/Suiheisen.htm
見えるものが真実とは限りません。
日本では、太古から地球がどうであるかという興味はなかったと思います。陰陽道の学者たちも同様でしょう。
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平面でなければ球体である、という考えはどこから?古代ギリシア多数派はその中間だったのはどう考えるのですか?


古代ギリシアのプトレマイオスの地図。
北極なし。赤道付近なし。南半球は当然なし。
当時のフェニキア人がアフリカを東周りで回って、その航海記で、
北極星が地平に没して見えなくなった と書いたのが、フィクションと断定された。(現代:本当に航海した証拠。)

うん、まあ、あなたの質問文からは
・地球とは半球(またはそれより狭い部分球)である
という別の可能性があって、
これ、当時の観測技術内ならほとんど矛盾なしで説明できる。重力も、単に下向きの力(地球中心に向かう力ではない)と説明できる。
という、地球平面説との折衷案が存在。
はてさて、いきなり地球球体説に行き着くんでしょうかねえ?
現行科学の定義(反証不能)を適用すれば、球球体説はトンデモ論認定受けるのは間違いないでしょうけど。
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初期は


平面説で歩いて行くとそのうちに落ちるとか
天の星が動いている
という考え方が当たり前でしたよ
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>亀の上に象というのは東洋の物だったんですね。

なんだか不思議な気がします。

そうです。

象はインド人にとって身近な動物でしたし、あの巨体には神秘的なものを感じたのでしょう。須弥山はあきらかにヒマラヤ山脈を意識したものです。宇宙観、世界観というのはその土地の状況によって影響を受けるのですね。
「日本では、太古から地球平面説だったのでし」の回答画像5
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仏教の宇宙観というのは古代インドの宇宙観をそのまま引き継いでいます。

以下下記サイトから引用します。
-----------------
 古代インドでは、世界は巨大な亀の甲羅に支えられた3頭の象が半球状の大地を支えており、この大地のには須弥山とよばれる高い山がそびえていると考えていました。須弥山の下には、下から風輪、水輪、地輪、金輪と重なる世界があり、周囲は九山八海が同心円状に交互にとりかこみ、人間が住むのは最外縁の閻浮提とされています。

須弥山の中腹の四方には天を中心とする三十三天の宮殿があり、太陽や月はこの山の中腹を回っています。この宇宙観(須弥山宇宙説)は仏教とともに日本にも伝えられました。

古代のさまざまな宇宙観
https://rika-net.com/contents/cp0320a/contents/r …
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この回答へのお礼

ふうん、すると亀の上に象というのは西洋のものではなく東洋の物だったんですね。なんだか不思議な気がします。あれは西洋の概念だと思っていました。

お礼日時:2021/12/10 19:40

平面とも球体とも考えていません。

地動説も天動説もありません。日本人は、誰もそういうことを考えませんでした。主張も著作も議論も討論もない。織田信長は、何も先入観が無かったから、すんなり地球儀を理解できたのです。「菜の花や月は東に日は西に」。これこそが日本人なのです。
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この回答へのお礼

むしろそれが清々しいですね(笑)

お礼日時:2021/12/10 19:22

陰陽道についての回答を忘れていました。



陰陽道の宇宙観については下記のサイトにありました。
でも具体的ではないですね。

----以下引用
宇宙万物は、陰と陽との組合せによって生成するものであり、その変転は木、火、土、金、水の五原素に基づいて推進されるという、一種の自然哲学ないし自然科学であり、東洋的な人生観、世界観に大きな影響を与えた。

陰陽道(日本大百科全書(ニッポニカ))
https://kotobank.jp/word/%E9%99%B0%E9%99%BD%E9%8 …
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