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No.11
- 回答日時:
インテリジェンスの結果でしょう。
政権に敵対する勢力を作りあげ、武器と資金を提供して、政権奪取後にはその勢力を傀儡政権として、裏で自由に政策を作って利益を貪る。その後は、政権を絶えず監視し、言う事を聞かない状態が見えたら、殺害して首の据替です。
この敵対勢力とは、別の少数民族であったり、政権内の対抗集団であったり、特定の思想集団であったりと、その土地や風土、文化に合わせて変えます。ミャンマーの様に別から連れて来る事もあります。
基本的に、利益の簒奪を目的とするので、国民の為に働く国民受けの良い権力者は絶対に選ばれません。平気で金の為に国民を売る者、他民族を平気で弾圧出来る者を選びます。
結果的に、国は混乱し、人民は塗炭の苦しみを味わいます。
植民地とは、外国勢力に武力で支配されたと言うのは間違いで、外国勢力と結託した国内の裏切り者に寄って、国が外国勢力へ差し出されたと理解した方が良いです。そうで無ければ、はるばる遠い欧州から小人数で一国を、支配出来る訳が在りません。
最近、急な米国アフガン撤退で西欧各国へ協力したアフガン人の撤退が、話題に登りましたが、植民地時代に培ったインテリジェンスの継続が、米国の独走によって露わに出てしまったと言う見方も出来ます。
No.10
- 回答日時:
インドは長くアフガニスタンから侵入し始めたイスラム教徒(ムガル帝国)とヒンズー教徒などが抗争を続けていた。
そういうなか、ムガル帝国が皇后をヒンズー教徒から迎えるなど融和政策を採ることでインドの大部分を版図に収めることに成功するが、融和政策を止めると大規模な反乱が相次ぎ、反乱勢力がマラータ同盟として結集に成功すると、ムガル帝国を追い込み始めた。
そういうインド大乱時代に英東インド会社がインドに進出し、弱ったムガル帝国が英東インド会社の力を借りることで何とか反乱を鎮静化することに成功した。
結局、ムガル帝国も力を失って英東インド会社による傀儡政権化し、事実上、インドは植民地化されてしまった。
インドネシアも同じようなもの。部族間の内乱は良く発生していたが、そこにスペイン、ポルトガルの勢力が入り込んでいたが、後発のオランダがポルトガルなど先に進出していた勢力を駆逐して利権を拡大していた。
ただしインドネシアの場合はオランダが完全に植民地化したのはかなり後というか近代になってからだ。
先住民のインドネシア人も相次ぐ反乱を起こしていたが、オランダ自体が本国のある欧州で、ナポレオン戦争や第一次世界大戦など大乱が相次いで他国に占領されたり国家が分裂したりとけっこう大変で、インドネシアに力を入れる余裕がなかなかなかったためだ。
No.9
- 回答日時:
よく知らないのですが、ネットで検索してみたところ、(征服戦争で征圧・占領して植民地にした)のではないようです。
インド帝国になる前に実質植民地状態になっていてインドがイギリスの富の源泉だったようです。
もとはイギリスの東インド会社が上手く立ち回ったということのようですが、もっと以前に、ムガール帝国が一国の体制を維持出来ない一種の崩壊・分解・地方権力隆盛時代になっていて、その一つが東インド会社のインドの傭兵との戦いをした後の「手打・講和」で大事な権利を渡したのが原因のようです。
その戦いそのものも、インド側連合軍が連合軍という状態になく戦意もない状態だったらしいし、、、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AF …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9 …
その後も
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C …
軍事力というのは、いろいろの要素が混じってのことなのでしょうが、なんとなく、この長い期間はインド側の諸勢力が統治能力を失って、イギリスにポジションを奪われただけのように思います。
日本でいえば、平安時代に公家などが統治能力を失い、武家が将軍を称して実質日本を支配したようなのに、一面似ているように思います。 たまたま、インドの場合、東インド会社というインド外の勢力だったというだけではないでしょうか。 時期が時期だったので、イギリスは貿易と産業革命で、大儲け出来た、インドは絞られるだけ絞られたということでしょう。
No.8
- 回答日時:
近代兵器があったからです。
西洋人が鉄砲を開発したのは1411年頃といわれていて、日本に到着したのが1543年の種子島(最近もっと早かったという説が主流)です。
で、その数年後ポルトガル人が「戦争が多い日本にもっと銃を売りつけてやろう」と持ち込んだら、その何倍もの銃が生産されていて驚いた、と言う史実があります。
なんで彼らが驚いたかと言うと「近代的なモノを模倣して作れた民族は他に居なかったから」です。
ということはインドもイギリス軍の持つ圧倒的な火器で征服されたわけです。
銃があれば、10倍の人数の「剣しか持たない軍隊」に勝てますね。
No.6
- 回答日時:
一言でいうと、産業革命のせいです
全て書くと長いのですが
産業革命前のイギリスは羊毛製品が主流でした
そのころインドでは綿製品を作っていて、これが人気でした
インドは綿花の産地だし人件費も安かった
危機感を抱いたイギリス繊維産業は、自動織機やその原動力となる蒸気機関などを次々発明し、綿製品の大量生産を始めます
これが産業革命
インドはイギリスの工業化に負け、逆にイギリスから綿製品を買う羽目に陥ります
でもインドは原材料となる綿花の産地
そこでイギリスはインド人に綿花を大量生産させ(プランテーション)ます
インド経済はイギリスからの綿花代金に依存するようになり、やがては植民地と化していきます
たびたび暴動が起きましたが、近代兵器ではイギリスが圧倒しており、そしてご質問のような状態となりました
No.5
- 回答日時:
欧州は、欧州内で、互いに戦争を
繰り返してきました。
だから、軍隊が強かったのです。
軍隊だけではありません。
戦争を繰り返していたので、科学技術も
発達しました。
No.3
- 回答日時:
そういう、占領・統治の手法はインドに限らず
様々な場所で行われた常套手段だった
日本だって幕末~明治維新の混乱が、徳川政権のあっけない降伏で
極地的で一時的な内戦で済んだから植民地化を免れたけど
各藩主が俺が俺がと争い続けていれば、軍事的な支援を餌に欧米諸国が統治権や租借権を要求した可能性はあるよね
No.2
- 回答日時:
人口が多くても、他民族多言語であり藩王による群雄割拠ですから各個撃破して行けば済む話です
装備も格段の差があったしね
『他民族多言語であり藩王による統治』を逆手にとって
領主様はイスラム教徒で領民はヒンドゥー教徒で、イギリスは領主による統治を認め支援する代わりに、イギリスの宗主権を認めさせたのです
勘違いしてならないのは決してイギリス軍やイギリス警察が直接統治したわけではないのです
現地の複雑な民族関係を利用して間接統治を行った
その悪影響が、インドとパキスタンの間の領有権問題として残っている
※領主様はパキスタンへの帰属を求め、領民はインドへの帰属を求める
結果として両国が自国領として主張し合ってドンパチドンパチとね
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