法律に関する検定試験を受けようと学習中なのですが、いくら調べても自分の納得いく回答が見つからないのです。
非訟事件の定義と非訟事件の具体例(判例)
について調べているのですが、「非訟事件」で検索しても「非訟事件手続き法」しかヒットせず定義や具体例がわかりません。
非訟事件の定義と具体例を教えていただけませんでしょうか。あるいは、それらが紹介されているサイトでも結構です。
よろしくお願いします。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (2件)

非訟事件=裁判所が後見的立場から、合目的的に裁量権を行使して権利義務関係の具体的内容を形成する裁判。


具体例としては、夫婦の同居義務に関する審判を非訟事件とした判例(決定ですが)→最大決S40.6.30


純然たる訴訟事件と対比して考えるとわかりやすいと思います。

純然たる訴訟事件=裁判所が当事者の意思いかんにかかわらず終局的に事実を確定し、当事者の主張する実体的権利義務の存否を確定することを目的とする事件。

つまり、訴訟事件は、当事者の主張してきた権利があるかないかという形で最終的に判断をくだすもの、これに対し、非訟事件は実体的権利関係自体を確定するものではなく、裁判所が当事者の主張に拘束されずに行うアドバイスであって、終局的に権利関係を確定するものではない、という感じでいいと思います。
    • good
    • 9
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
簡潔にまとめていただいてとてもわかりやすかったです。
いくら調べてもわからなかったので本当に嬉しいです。ありがとうございました。

お礼日時:2001/08/31 20:36

『法律学小辞典 第3版』


有斐閣
編集代表 金子宏・新堂幸司・平井宜雄
定価4300円(税別) CD-ROM版5700円(税別)

によりますと

非訟事件
「民事事件の中で、訴訟事件に対立する概念。民事非訟事件とも言う。審理構造としては、公開・対審をとらないこと、職権探知が原則とされていることなどが特徴であり、裁判については、決定の形式で行われること、取消・変更が認められており、自己拘束力が存在しないことなどの点で、訴訟と区別される。非訟手続きは、非訟事件手続法などによって規律される。非訟手続きによって処理される事件を非訟事件と呼ぶが、いかなる事件を非訟事件とすべきかは、裁判を受ける権利という憲法上の保障(憲法32条、82条)との関係で問題とされる。現在の判例は、既存の権利義務の確定を目的とする事件は、非訟事件であり、これに対して、裁判所の裁量的判断による権利義務の具体的内容の形成を目的とする事件が非訟事件であるとする。従って、法規を適用して権利関係の存否を確定するという意味で、訴訟事件は、民事司法作用に属するのに対して、非訟事件は、むしろ民事行政作用に属するといわれる。近時の傾向としては、借地事件に代表されるように、非訟の範囲が拡大し、訴訟の非訟化が指摘される。もっとも、非訟事件とされるものの中にも、争訟性においてかなりの差異が見られ、審理における手続保障の必要性が重視される。」

具体例としては、例えば家事事件を例にあげますと、
扶養の義務や権利があるかどうかを争う場合は、訴訟事件となり、地方裁判所の管轄です。
しかし、具体的にそれでは誰が誰にいくら位扶養料として支払うべきかを定めるのは非訟事件であって、家庭裁判所の管轄になります。

法律関係の資格を取ろうとお考えでしたら、今回のような法律用語や法律制度に関する疑問には今後も何度もぶつかると思います。
上記の『法律学小辞典』か

『有斐閣 法律用語辞典〔第2版〕』
法令用語研究会編
定価6200円(税別) CD-ROM版6800円(税別)

のどちらかをお手元において勉強なされた方が宜しいのではないかと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
なるほど、用語辞典を見るということですね。今まで基本書なり、参考書なりで調べて事足りていたのでそこまで気がつきませんでした。
早速購入したいと思います。

お礼日時:2001/08/31 20:32

このQ&Aに関連する人気のQ&A

事件 意味」に関するQ&A: 終息と収束の違い

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q非訟事件手続法/過料事件について

(1) 有限会社法28条3項・商法263条の3の規定に違反
(2) 有限会社法43条の2・商法282条及び2に違反して
(3) 有限会社法第85条1項・商法498条を踏まえて、過料事件に進む事を考えておりました。

【過料事件】に関する申し立て書式が中々見つからない事に並行して、これが民事事件と同様間違いなく裁判所で取り上げられ、希望する最高額に近い過料が科せられるかどうか? についても疑問が生じてきました。
現在では、これら開示請求を民事事件として提起して、全ての書類の開示を求める事えております。
これで開示を受けたデータを基に、本懐を遂げるべく次なる民事事件を提起する事も考えています。この時点では文書提出命令を有効に使用したいと思っています。
【過料事件】としてアピールが十分にできるのであれば、ちょっとした回り道をしなくて済むのですが・・何か良い方法は有りませんでしょうか?
ご教示いただければ幸いです。

Aベストアンサー

文面からpekingaiさんが自ら過料を求める申立をしたいように思われますが、それでしたら不可能です。
もともと過料は商法や民事執行法にありますが、これは職権発動で個人が求めるものではありません。
あと「何か良い方法は有りませんでしょうか? 」とのことですが、この問題は、そもそも帳簿などを「見せろ、見せない」の争いのようです。
それでしたら、見せてもらえないために生じた損害賠償の請求と思われます。
刑事事件としてでしたら、例えば、「横領した」と決めつけて告訴するとか、
その他、商法などにより、その者(取締役)を解任することを考えてはどうでしようか。

Q借地非訟事件

借地非訟事件の相手方、地主です。
借地非訟の条件変更事件で、決定が出るまでの審問中なら申立人の事情変更
により申立取下をすることはいつでも可能とされていますが、相手方への金
員の支払いと地代の増額を認める決定が出た後では取下は不可だと思うので
すが、どうでしょうか。
仮にその場合、申立人は抗告審で条件を争うのではなく、取下をして金員の
支払い等を免れることができるのでしょうか。

Aベストアンサー

> 相手方への金員の支払いと地代の増額を認める決定が出た後では取下は不可だと思うのですが、どうでしょうか。

いえ、借地借家法17条に関する事件については、即時抗告申立の可能な期間(2週間)を経過し決定が確定するまでは、申立人は取下可能です。

参考URL:
http://www.courts.go.jp/tokyo/saiban/tetuzuki/minzi_section22/syakuti_hisyou_flow.html

Q訴訟と非訟事件の裁判所への手続きについて

告訴する側から形式的形成訴訟として、「これについて非訟事件で提訴します」と申し出て、訴訟事件と非訟事件を選択できるのものか、あるいは訴状をみて裁判所が、訴訟事件か非訟事件かを判断し、当事者に提案、明示、あるいは告知するものなのでしょうか。人によっては職権探知主義を選ぶのが良いか、または処分権主義・弁論主義を選んだ方が得策なのか、というケースがあると思います。訴状の書き方などにも影響されるのでしょうか。

Aベストアンサー

「形式的形成訴訟」と言うのは、例えば、隣地との境界争いで、請求の趣旨として「原告所有の土地の範囲は、A.B.C.Dを囲む部分であることを確認する。」と言う主文を求める場合などです。
(この訴訟は「確認訴訟」でないことに要注意です。)
これを「非訟法第〇〇条で提訴します」として提出してもできないです。
また、「形式的形成訴訟」ではなく、「貸した金返せ」でも「非訟事件で提訴します」と言ってもできないです。
また、例えば、借地権者が地主に建物の建て替えで、拒絶されたからと言って「建て替えを許可する。との裁判を求める。」としても、これもできないです。
このような場合は、「借地非訟事件としてしなさい。」となっていますから。(借地借家法42条)
このように、案件内容(争い内容)で、通常訴訟が非訟法で進めるかは決まっています。
大きな違いは、通常訴訟は口頭弁論が必要で、非訟事件は口頭弁論はないことです。
また、裁判形式も、前者は「判決」で後者は「決定」です。

Q非訟事件

非訟事件というのがあって、訴訟事件とは別の類型?ということです、
がこの存在意義といいますか分別する利益とはどのようなものなのでし
ょうか?

Aベストアンサー

No1回答者です。
裁判所では、民事訴訟法と刑事訴訟法による訴訟のほかに、民法や家事審判法その他の法律で定められた事項を管轄するものがあり、紹介したサイトでは「非訟事件(ひしょうじけん)とは、民事の法律関係に関する事項について、裁判所が通常の訴訟手続によらず、簡易な手続で処理をし公権的な判断をする事件類型のことをいう」と記載してあります。このことが理解できなければ、紹介したサイトの説明を読んでも、理解するのは無理です。

簡単な図式:
裁判所の管轄事項=訴訟事件+訴訟以外の事項
訴訟以外の事項=非訟事件(失踪宣告等)

Q基本的に、非訟事件は傍聴はできないの?

基本的に、非訟事件は傍聴はできないの?

Aベストアンサー

 できないと思います。そもそも書面出すだけのことが多いと思いますが。


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A

人気Q&Aランキング

おすすめ情報