プロが教えるわが家の防犯対策術!

デザイン事務所を個人で開業してから初めて、企業のCI、カタログ他ツール一式という大仕事が入ってきたのですが、最初が肝心ということで、契約書(著作権のことを含む)を取り交わすべきか迷っています。下手に契約書等を作って損をするという話も耳にします。こういったことは司法書士等に相談した方が良いのでしょうか?また、荒見積を出すタイミングも迷っています。クライアント側からは要求されていますが、あまり早い段階で金額を出してしまっても、デザインの仕上がりによって金額が変わるため、本音としては最後まで出しにくい現状です。長くおつきあいしていきたいものの、フリーだからといって、金額に甘いとも思われたくありません。どうか良いアドバイスをお願いします。

A 回答 (5件)

WEB制作をしています。


私の場合は100万円程度ですが、とん挫したことがあります。また、どの段階でとん挫するかもとっても重要なわけですが、そのときに学んだのは私は営業ではない、ということです。
umetotakeさんはデザイナーさんなわけですから、営業としてのスキルアップも大切かと思いますが、長い目で見ますと、あまり交渉に時間をかけて思い悩むよりは、もっと他のクライアントを探したり、コミュニケーションコストの低いお客さんとつき合ったりしたほうが良いと思います。
あまりにも駆け引き上手なお客さんであったり、デザインについて無理解だったりしますと、最終的に金銭面以上にumetotakeさんが損をするような気がします。
大手の会社ではそういったとん挫や価格低下を他の方が補填してもらえるわけですが、フリーですとそういうわけにはいきません。すべて自分次第です。ですから、そういう覚悟も含めてフリーになっていると思います。
でも、それ以上にフリーには、クライアントを選べるというメリットもあるわけです。好きなようにやらせてくれるクライアントもいるはずです。
コミュニケーションコストはホント馬鹿になりません。答えがそれてしまいましたが、ぜひともがんばってほしいと思います。
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この回答へのお礼

重要なご意見を頂き、本当にありがとうございます。
smalltownさんのご意見、本当に今私どもが痛感している事です。そして、やはり私どもも営業ではないため、いわゆる「お仕事下さい」スタイルの営業ではデザインの室を下げ、失敗する気がしています。
 一つでも良いクライアントに出会えたら、そのお仕事内で極力良いものを提供してゆく、それが、次の良い仕事へ繋がる最大の「営業」なのかもしれません・・・。

お礼日時:2005/04/03 15:20

代理店でADを経験後、メーカー宣伝部に移り、現在は代理店や個人のクリエイターに発注する側の者です。



お見積もりは、出来れば発注完了後、遅くとも制作物の仕様決定後、速やかに頂戴できると有り難いです。
ご質問のケースですと、得意先担当者が予算管理権を持っておらず、取引先からの見積もりを制作物の予算管理部署に提示しなければ予算が下りない仕組みになっているのではないでしょうか。
大まかで構いませんので、取り急ぎお見積もりを作成、提出すべきと思います。
確かに、全く仕上がりやプロセスが予測できない段階での見積もり提出は躊躇せざるを得ないものですが、とにかく最初のうちはご自分で納得できる金額を提示なさっても構わないでしょう。
最初から格安ですと、今後はずっとその価格のまま取引が続く結果となり、最終的にご質問者様にとって不利となります。
はじめのうちは、ご自分で定めた価格(制作単価)に+10~15%程盛った価格で算出されるといいかと思います。

とはいえ、得意先担当者は数多くの取引先の見積もりも常に見ておりますので、常に比べられていることも念頭に置いてください。
その上で、見積もり提出の際は「他社さんとの価格とも比較の上、ある程度は調整可能」と、一言添えると得意先担当者は安心すると思います。
出された見積もりが担当者レベルであまりにも高い場合は、例えば、他社での事例をやんわりと持ちかけ、何げに値引きを要求することもあります。その場合は、あまり無理強いしないでできる限りで値引いてあげてください。

取引を何度かすると、その得意先の「価格」が何となく見えてきて、ここはもう少し頑張れば取れそうだ、とか、ここは頑張っても多分無理だな、など、いろいろ見えてくるはずです。
あまりに激安過ぎて先がない、仕事するだけ無駄という得意先の場合は、上手くフェイドアウトすることも必要かもしれません。
数回の取り引き後、価格に対する「暗黙の了解」が出来上がるまではちょっと苦しいかと思いますが、しばらくは踏ん張ってみてください。
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この回答へのお礼

アドバイス頂き、どうも有り難うございます。
今回の件につきましては、クライアント担当者様は取締役の方ですので予算のお話は直接の話し合いということになります。
しかし、やはり、皆様のアドバイスを参考に、大体の仕上がりが見えてきた時点で参考見積もりを都度提出していこうと思います。
個人で開業するにあたって、この「見積もりの駆け引き」の重要さと大変さを改めて実感しています。
最初は相応の金額を提出しますが、新規クライアントと繋がっていきたい、また、クオリティの高いものを提供したい、双方の想いが結局デザイン料を削り、生活にしわ寄せが出てしまう。でも、結局は業界全体にとって良くない流れですよね。

お礼日時:2005/03/22 22:05

No.2のjanvierです。

追伸・今はクリエイティブ作業のことにお考えの中心が向いてしまうのは当然のことですが、来年の春の確定申告のことも頭の片隅に置いておいて下さい。

 経費については出来るだけ領収書を貰って保管し、科目別に仕分けしておくこと。交通費や渡航費については領収書は無くてもいいようですが、チケットなどはディスカウントショップで購入すれば安く手に入り、しかも領収書が手に入りますし、たとえクライアントと飲んだコーヒー2杯でも「会議費」として計上できますから。 あまり溜め込んで、いざ申告書というと、何がなんだったか分からなくなりますから、定期的に台帳に記載するなど、経理事務は案外大切です。ついでに。。。
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この回答へのお礼

ご回答、どうもありがとうございます。

確定申告については、今年、初めてだったものですから、焦りました。今年度はきちんとやっていこうと思っています。(白色ですが…)

お礼日時:2005/03/22 22:10

 すごいですね、最近はとみに仕事が少なくなっているというのに、こんなにまとまったいい仕事が取れてうらやましいです。

これだけ総括的に受けられればさぞ統一感のあるものが提供できるでしょう。

 ほとんどの要点はNo.1さんがお答えになっていますが、やはりプロとしては早く見積書を提出するか、少なくともいつでも提出できると連絡しておくことは大切でしょうね。

 これまでの経験でも、多くの場合はコンペティターがいることもあり、見積額も結局はかなり他社の見積額やクライアントの予算次第ということがありましたが、umetotakeさんの場合のように一社指名ともなるとかえって提出時期や見積り額に迷うことにもなりますね。

 こうした仕事はいくら精密に見積ってもなかなか予定通りに行かないのが通例、結局はいわゆる「ドンブリ勘定」的になってしまい、時にはアシが出ることすらありますが、これはしかたがないでしょう。

 とは言うものの、特に大きく狂いやすい、例えばCI関連の調査のための交通費、宿泊費等、あるいは印刷会社との共同作業にかかる経費などは別途というふうに一部を逃げておくこともあります。あまり逃げの多いのも不信を招きますが、リーズナブルなものであればクライアントも結構理解してくれることが多いものです。

 また、契約書は取り交わせれば取り交わしておいた方がもちろんいいとは思いますが、案外この業界、この点についてはルーズと言うか、互いの信用に基づいた暖簾商売と言うか、あまりこだわっていませんでした。

 著作権については、権利の一切は、それをクライアントに移譲すると断らないかぎり、基本的には制作者に帰属しますし、後日再度この作品を使用するような場合にも、モノによっては流用料を請求できることにもなりますが、この点については、往々にしてクライアント側では作品の著作権や使用権などすべての権利を買い取ったつもりになっていることもあって、その齟齬からトラブルが発生する可能性も否定できず、ご心配なら権利の帰属、作品の使用権の範囲、それに係わる金銭授受の発生(具体的な額は別にしても)などを契約内容に盛り込んでおかれればなおいいかと思います。

 たしかにデザイン事務所の「格」によって金額等にかなりの差が出やすいものではありますが、仮にもプロであり、仕事に自信があれば、ここは堂堂とそれ相当の金額を提示されればいいでしょうし、相手に値切られれば、それはまたその時のこととお考えになってはいかがでしょう。

 
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契約書を取り交わして営業をするのが一番安心ですが、こちらに不利が生じると思われる時には交わしておく方が良いでしょう。

相手が大手の広告代理店でしたら先方から必要に応じて要求してくると思います。クライアントが素人で著作権等の法律、デザインカンプの提出数、イラスト・写真などの二次使用の料金等の説明はしっかり説明しておかなくてはいけません。その意味では覚え書きくらいはあったほうが良いかも知れません。

見積もりは早い段階で出し、変更・追加の場合はアップすることを明解にしておけば良い訳です。先方は目安が欲しいでしょうし、高額な料金を後から言われると払いたくなくなるのが心情です。早い段階で適格な見積もりを書くのもプロの資質です。
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この回答へのお礼

ご回答頂き、どうも有り難うございます。
digitaljjさんのご回答、本当に正論だと思います。
現在のクライアントは、直(素人)の方です。実は、昨年度に直で某メーカーの40pカタログを制作していた時には、最初の段階で見積もりを提出し、変更、追加、実費等の追加料金について、かなりはっきりと明記していたのですが、大分話が進行してから「気がつかなかった」の一点張りで、大幅に値切られるという結果になりました。こちらも開業したてで必死でしたので、足元を見られたのだと思います。個人でやっていると、見積もりの事は、時々デザインより難しいです・・・・・。

お礼日時:2005/03/20 19:08

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