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私の母がいうには、お気に入りだったメーカーの味噌やダシパックでも、味が薄くなってきている気がすると。
塩分が抑えられてきているのではないかと語っていましたね、近年の健康志向に合わせて。

でもどうなのでしょう、最近は様々な味噌メーカーやダシパックのメーカーも、最近は塩分を抑えてきているというのは真実なのでしょうか?
それとも、的を射てはいなくて、母の思い込みに過ぎないのですかね?

皆さんはどう思いますか、いろんな回答を待っています。

「最近の味噌やダシパックは、塩分が抑えられ」の質問画像

A 回答 (4件)

生活習慣病予防のため食塩摂取量の低減が強く求められています。



厚生労働省が5年ごとに改定している「日本人の食事摂取基準」では、
改定のたびに食塩の摂取量目標量(上限値)が削減されています。

●食塩の摂取目標量(1日あたり)
・2005年版  男性:10.0g未満、女性:8.0g未満 
・2010年版  男性: 9.0g未満、女性:7.5g未満
・2015年版  男性: 8.0g未満、女性:7.0g未満
・2020年版  男性: 7.5g未満、女性:6.5g未満

ちなみに、国連保健機関(WHO)の目標量は「5g/日」です。

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>最近は塩分を抑えてきているというのは真実なのでしょうか?

味噌や醤油だけでなく、さまざまな食品の塩分削減が進んでいます。

なお、「味が濃い/薄い」は「塩分が濃い/薄い」とは別の話です。
たとえば同じ塩分濃度でも「うま味成分」が加わると塩味が弱く感じる(まろやかな味になる)のは科学的な事実です。

「昔に比べて最近は…」というのは具体的な比較対象がわからないので一概には言えません。
一例として、冷蔵手段がなかった時代の梅干しは塩分濃度20%を超えるのがふつうでした。常温で何年も保存できる濃度です(水分は減るので干からびますが)。

近年の梅干しの塩分濃度は8%とか5%とか、もはや保存食とは言えないほど低塩化が進んでいます。冷蔵庫で保存しないとすぐにカビが生えたりします。
みそも、冷蔵庫がなかった時代は常温(台所の冷暗所)で少なくとも1年間は保存する食品でした。今は冷蔵庫で保存する前提の製品が主です。


参考までに、
最新の日本食品標準成分表の「みその塩分濃度」は下記の通り。
食品100gあたりの食塩相当量(g)は、塩分濃度(%)と同じ数値になります。

●日本食品標準成分表2020年版(八訂版)
 (100gあたり) ナトリウム量 食塩相当量  ★塩分濃度% (一般値)
・米みそ/甘みそ   2,400 mg   6.1 g    5~ 7 % ( 5.5 %)
・米みそ/淡色辛みそ 4,900 mg  12.4 g   11~13 % (12.0 %)
・米みそ/赤色辛みそ 5,100 mg  13.0 g   11~13 % (12.0 %)
・麦みそ       4,200 mg  10.7 g    9~11 % (10.5 %)
・豆みそ       4,300 mg  10.9 g   10~12 % (11.0 %)

★注:全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」のデータ


すべての加工食品には栄養成分表示が義務付けられており、容器・包装に
「エネルギー(カロリー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量」
が必ず表示されているので、塩分濃度を確認してみてください。


食塩については、昔は「ナトリウム量」で表示されていましたが、現在は「食塩相当量」に換算して表示するルールになっています。

●ナトリウム量 ⇒ 食塩相当量の換算方法
【計算式】 ナトリウム(mg) × 2.54 ÷ 1000 ≒ 食塩相当量(g)

●食塩相当量 ⇒ ナトリウム量の換算方法
【計算式】 食塩相当量(g) ÷ 2.54 × 1000 ≒ ナトリウム(mg)

注「2.54」は、塩化ナトリウム(食塩)の分子量に対するナトリウムの原子量の逆数です。
・ナトリウム(Na)    原子量:22.9898
・塩素(Cl)       原子量:35.4530
・塩化ナトリウム(NaCl) 分子量:58.4428

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栄養成分表示について、「減塩」「低塩」などの表示は法令で決められた基準があります。同種製品の一般的な値と比較した「相対表示」の基準です。

一般食品は「25%以上低減されたもの」が「低減された旨の表示」の基準
みそ・しょうゆは、特例として
・みそ  : 15%以上低減されたもの
・しょうゆ: 20%以上低減されたもの
というルールです。

一般食品について「無塩」と表示できる基準値は、
100gあたり(液状食品は100mLあたり)、ナトリウム:5mg未満
です。
みそやしょうゆの「無塩」はもともとあり得ませんが。

バターや野菜ジュースなども、原料牛乳や野菜にもともと含まれるナトリウム分が「無塩」の基準値を超えるので、「無塩バター」や「無塩ジュース」といった表示は禁止されています。

また、病者用の「特別用途食品」については別の基準があります。
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この回答へのお礼

助かりました

やはり政府やWHOの推奨する塩分が抑えられているから、各食品メーカーも塩分を抑えつつうま味成分を増やしているのでしょうね。
詳細に教えてくれてすごく勉強になりました、回答ありがとです。

お礼日時:2022/06/14 13:14

そのものの塩分を減らしているよりも、減塩商品で二分化しているメーカーが多いですよ。

ただ塩分を減らすだけだと売れなくなるだけですので。味の薄い濃いは単に塩分だけに影響されるものではなく、調味料だとアミノ酸や核酸、コハク酸などのうま味成分とのバランスで決まりますので、一概に味が薄い=塩分が低いとはなりません。
 お母さまの味覚が変わってきてるのかな? いやなこと言いますが、隠れた病気の影響で味覚が変わるってよくありますので気をつけた方が。
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この回答へのお礼

Thank you

ふむふむ、二分化していることも多いんですね、塩味の代わりにうま味を強くしてもいるようです。

ただ母の味覚が変わってきているのかもしれないですね、回答に感謝です。

お礼日時:2022/06/14 13:12

減塩は必ず差別化のためパッケージに書いてます


梅干しみたいな感じです。
表示に100gあたりの塩分が記載されてるので それを参考に。

これから暑くなるので 熱中症対策にも味噌汁は最高のメニューです。
「最近の味噌やダシパックは、塩分が抑えられ」の回答画像2
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この回答へのお礼

解決しました

ちゃんと記載されてるんですね、回答ありがとです。

お礼日時:2022/06/14 13:12

高血圧症は塩分摂取が原因、と言う誤った認識が定着したため、


多くの商品が「減塩」を歌っています。
お母様の認識は合っています。
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この回答へのお礼

ありがとう

多くの食品会社が減塩に走っているんですね、母は間違いでなかったようです。 回答ありがとです。

お礼日時:2022/06/14 13:12

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