10代と話して驚いたこと

どうして日本ではザリガニを食べないんですか?
美味しいのに。

A 回答 (7件)

在米の年寄りです。


私が暮して来たのは主に『南部』と呼ばれる地域で、そのうちでも『深南部』とよばれるミシシッピ・ルイジアナ・アーカンソー・アラバマのエリアにはかなり長く暮らしました。

そこでは『ザリガニ』と『なまず』はよく食べられていました。
特に『なまず』は、ヒゲがあることから猫に例えられ『キャットフィッシュ』と呼ばれて親しまれています。

ザリガニはいわゆる『アメリカザリガニ』で、当地では『クローフィッシュ』と呼ばれ、主にミシシッピ川とモビール川(アラバマ川)の間の流域や河口付近、バイヨーと呼ばれる汽水域で採れるものが有名です。

日本のアメリカザリガニも、もとはと言えば戦前に食用としてこの地域から送られたものと聞いています。

ただ、当地のも日本のも、ザリガニが淡水に居るという点から、寄生虫が居ることが知られており、また、泥臭いことからもあまり好かれては居ません。

基本的には、泥ぬきをしっかりし、泥臭さをとるためにお酒につけたりしたうえで、寄生虫対策としてお湯に入れ、10分間以上沸騰させないといけないという面倒くささがあります。
それでも尻尾の肉ぐらいしか食べないようにしますが、熱でしぼんでしまうので食べれる量も少なく、食べさせていく店に行くとバケツ一杯に出てくるぐらいです。

この地域には、アメリカ開拓時代から南北戦争ぐらいまでの時期にかけてフランス系の移民が入ってきました。
ひとつの流れはカナダに入植したフランス系の人たちが移り住んできたもので、もうひとつが最初からこの地域を目指した人でした。

前者の人達と後者の人達では文化が違ったらしく、前者の人達の料理をケイジャン料理、後者の人達の料理をクレオール料理と呼んでいます。

どちらの料理でもザリガニやなまずは使われています。

ザリガニも立派にフランス料理の素材になっていますよ。

日本では『火を十分に通す』と言う料理は『煮込み』ぐらいしかないように思います。
その場合でも、煮込みは煮崩す、のが目的で、虫対策してまで・・・と考えたのでしょうか。

私は今はアメリカに暮らしていますが、生まれ育ちは日本の東北の山合、名も無い寂れた寒村です。
子どもの頃は両親が家業に忙しく、夏冬春の休みになると同じ東北の他県にある親戚にいつも預けられていました。
そんなとき、夏の日課は田んぼに出かけてザリガニを釣ったもんです。

最初はアオガエルをエサにして釣り、最初に釣ったエビの尻尾にエサを変えて釣ってはバケツに貯めたものでした。
バケツは直ぐにいっぱいになり、大人のところに持って行くと褒められたもんです。
田んぼのアゼや用水路に穴を空けちゃう困った奴らでしたから。
そいつらは砕かれて鶏のエサになっていました。

今から思えば、オヤツにした方が良かったかもですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私もアメリカで食べてすごく美味しいと思いました!

お礼日時:2022/06/18 04:41

元々、ニホンザリガニはそれほど広く分布していませんでした。

北海道と東北北部だけだったので、産地では食用にしていたと思うし、飢饉のときは救荒食として食べたでしょうが、全国的に食用になっていたわけではないのです。
現在は侵略的在来種のアメリカザリガニやウチダザリガニ(北海道に導入)に押されて絶滅危惧です。アメリカザリガニやウチダザリガニは元々は食用として導入されましたが、在来種を駆逐する結果にしかなりませんでした、これは養殖が失敗したこと、収益性が低くザリガニ漁が普及しなかったことから来ています。
現在でも「ザリガニ料理を提供するレストランはありますが、上記の理由と、アメリカザリガニの場合、生息地がどぶのような水域で、泥臭くて泥抜きに時間がかかるため、結果的に高価な食材になっているというのもあるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そんな理由があったんですね!

お礼日時:2022/06/18 04:37

淡水の魚もですが、ザリガニにも危険な寄生虫がついてます。


生食は不可だし台所での取り扱いにも気を遣わなければなりません。

殻が嵩張って可食部分が少ないし、面倒なのが食べられる量と味を上回っているからかも?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
可食部分は少ないですよね。
寄生虫がいるんですね!

お礼日時:2022/06/18 04:36

イメージが悪いから、ということが大きいのではないでしょうか。


あと、わざわざそんなもん食べる必要があるとは思えないから。

食べたい人は食べたら良いと思います。
流通はしないでしょうね。儲からなそうだし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかに見た目怖いですよね。ハサミがあるし。

お礼日時:2022/06/18 00:44

美味しいのに食べないものは他にもたくさんあります。


食用ガエルの足、ナマズ、蛇、イノシシ、熊、鹿、きょんなど挙げたらいくらでもあります。理由は大量・安価に安定供給ができるかどうかです。ザリガニは個人で湖沼で採取すればタダですが、それを食用に供するとなると大量にとる必要があり、そうなると安い食材ではなくなります。養殖もありかもしれませんが、やる業者がいるかどうかですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本では大量に取れないんですか。

お礼日時:2022/06/18 00:30

調理する文化がないから。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なぜ調理する文化がないんでしょう?

お礼日時:2022/06/18 00:27

>どうして日本ではザリガニを食べないんですか?


まず食文化として定着してないっしょ。

個々に見ると
ザリガニよりもおいしいものがたくさんあるしなぁ。
「わざわざザリガニを食う」理由がないんじゃないのかなぁ

ザリガニ食う、ってこと自体、今や簡単じゃないっしょ。
田舎暮らしの時はまぁ身近にいたけど、食おうとは思わなかったなぁ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私はエビよりもザリガニの方が美味しいと思うんですけどねぇ。

お礼日時:2022/06/18 00:26

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