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ジエチルエーテルなどは直火でやったりしますが、温度がそこまでなくてもできるというのは分かりますが、酢酸エチルの合成(エタノール+酢酸+硫酸)なぜ湯煎なのでしょうか?

A 回答 (2件)

温度が高くなりすぎる事態を回避するためには、直火よりも湯煎の方が良いでしょう。

また、エタノールの沸点は78℃程度で、酢酸エチルの沸点はそれよりも低いので、実際問題として、反応溶液の温度は80℃程度までしかあがりません。なので湯煎で十分です。

反応温度が高い方が反応が進みやすいので、加熱は必要でしょうけど、必要以上に加熱するとエタノールや酢酸エチルを気化させることにつながり、それが引火のリスクを高めます。突沸も起こりやすくなるでしょう。
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そもそも、ジエチルエーテルは湯煎では温度が低すぎて無理です。


酢酸エチルは湯煎の温度でも反応が進むと言うことでしょう。
ただし、今時の有機化学実験で湯煎を使うのは、高校などのように設備が不十分なところぐらいでしょう。バーナーなどの直火では引火などの事故の可能性が高まるので行うべきではありません。
一般的な有機化学実験ではオイルバスと電気式のヒーターなどを使いますし、酢酸エチルの場合であれば、反応溶液の沸点あたりの温度で加熱するのが普通でしょう。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
直火がリスクが高いと言っても、高校などでは普通にやっていましたし、どちらも同じようにリスクを取るならバーナーが簡単かと思うのです。
教科書的には少しでもリスクを下げるというのは分かりますが、実際問題することはあるのでしょうか?
確かに大学などを見学するとオイルバスありました。安全性高そうですね。

お礼日時:2022/07/04 01:15

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