
世界史Bのアイルランド自治法の論述です。
アイルランド自治法についての論述なのですが、アイルランド自治法の背景と歴史的な意義についても論述しました。大丈夫でしょうか?
イギリスは19世紀以降アイルランドを併合し、アイルランド人はイギリス人の不在地主のもとで小作人として生活していた。1840年代にジャガイモ飢饉がおきるなどしたため、イギリスの支配に対し反発が強まり、アイルランドでは独立の機運が高まった。1880年代、アイルランドの独立に寛容な自由党のグラッドストーンが1880年代にアイルランド自治法案を議会に提出したが自由党内部からも反発がおき、成立せず、20世紀に入るとアイルランドの民族主義政党であるシン=フェイン党が結成されアイルランド独立を訴えた。自由党は1914年にアイルランド自治法案を議会に提出し、通過したが、第一次世界大戦がおきると自治法は延期された。アイルランド人はダブリンでイースター蜂起をおこすなど、自治法の延期に反発した。第一次世界大戦終結後、アイルランド自治法が発効されアイルランドはイギリス連邦内の自治国であるアイルランド自由国として独立し、初代首相にアイルランドの民族主義者デ=ヴィレラが就いた。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> 大丈夫でしょうか?
大丈夫じゃないかも。記述のバランスが悪いでしょう。シン=フェイン党を書くなら、その前にアイルランド国民党を出す。グラッドストンを書くなら、その後にチェンバレンやアスキスを出しましょう。
〔作文例〕
イギリスの植民地だった時代のアメリカは、イギリスの国会に議員を送り込めなかった。これが、有名な「代表なくして課税なし」という独立戦争のスローガンにつながった。
一方、イギリスに併合されたアイルランドは、イギリスの国会へ議員を送り込めた。人口比を上回る100以上の議席を確保していた。これに基づいて、アイルランド人によるアイルランド国民党がイギリス議会で一定の地歩を占めた。同党はアイルランドの自治を要求した。
そこで、自由党のグラッドストンはアイルランド国民党に配慮して、アイルランド自治法案を議会に上程した。しかし、保守党が反対したし、自由党内でもチェンバレンらが反対した。チェンバレンらは党を割って飛び出し、新党を結成する有様だった。
1914年に自由党のアスキス内閣の下でようやくアイルランド自治法が成立した。しかし、同年の第一次世界大戦の勃発により、同法の実施は延期された。
〔このあとの部分は、ご質問の文章で良いと思います。ただし、デ・バレラは非合法時代のアイルランド共和国の大統領です。英・アイルランドの合意に基づく1922年の「アイルランド自由国」の初代首相はコスグレーブです。デ・バレラは下野して内戦を闘いますが、政界に復帰して1937年「エール」の初代首相となりました。エールが現在のアイルランド共和国(もちろん合法)につながっています。〕
No.1
- 回答日時:
> 大丈夫でしょうか?
基準がどの辺りなのか分からないので、大丈夫なのか、問題があるとみなされるのか分かりません。
世界史Bの教科書には、ケルト系、イギリス系、カトリック系、プロテスタント系、国教会系、王党派、士地没収、小作、アメリカへの移民、イギリス人の多い北アイルランドなどのことも書かれています。
アイルランド自治法が成立しないのはイギリス側の事情も大きいでしょう。世界情勢の中で、イギリスが勢力を維持することも重要なことと認識されていたことも、関係しているでしょう。
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