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空気を読みすぎて疲れることが多いです。

例えば、職場で忙しくてイライラしてたり、たくさんため息をつきながら仕事をしている人がいると、ちょっと緊張したり、自分も仕事を抱えていても「○○の仕事、私がやっておきましょうか?」と頼まれてもいないのに、声をかけてしまうことや、
恋人に疲れたとか忙しいとかの言葉をたくさん言われてしまうと、せっかく会う約束をしていても「疲れているみたいだから、私と会うよりゆっくり休んだ方が良いんじゃないかな…むしろ会う約束しちゃったから疲れたから会えないって言いづらいのかな…」と裏まで読むような考え方になってしまいます。

最近その自分の空気の読みすぎ(?)にほとほと嫌気がさしてきて、自分が疲弊してしまうことが増えました。
空気の読みすぎをやめたいのですが、具体的にどうするのが1番良いですかね?

A 回答 (1件)

あなたは勘違いしてるんですよ。



あなたは「空気を読んでる」と思っているようですが、それ、よく考えてごらんなさい。

あなたが勝手に想像(妄想)して、空回りしてるだけじゃありませんか?
読んでるのは自分の頭の中だけじゃないですか?

人間、誰しも自分の頭蓋骨の外には出られません。
私たちの脳は、真っ暗な頭蓋骨の中にあります。特殊な手術でも受けない限り、一生日の差さない密室の暗室に私たちの本質は存在します。

で、目、耳、鼻、味覚、触覚という五感のセンサーで情報を得て、その情報を綜合して脳で状況を判断している。情報の足りない部分は脳が推測して補っている。

これって、視界ゼロでレーダーと無線だけを頼りに飛んでる飛行機みたいなものなんですね。センサーの情報だけが頼り。

だから、周囲を観察して、その先にあるものを推測するということは人間には欠かせないものなんだけど、観察からの推測には限界があるんですよ。

イライラ、ため息。
確かにその人は仕事がバタバタしているのかもしれない。その推察は成り立つ。しかし実際は、「忙しくはないけど、困難な仕事の壁に突き当たっている」「対人関係でイライラしている」「昨夜嫁さんとケンカした」「生理痛がきつい」「便秘で一週間うんこが出ない」
など、他人が想定しきれない、様々な可能性があるわけです。

それを勝手に「忙しくてイライラしてるんだ」と決めつけてはイカンですよ。

空気を読むのも大切ですが、しょせん読みは推測なんで、正しいか正しくないかはわからない。かえって先入観を持つのは危険で、聞いてみないとわからないこともたくさんあるんです。

また、恋人に「疲れた」と言われたら、「私が呼び出したのが悪かったのか?」というのは、裏の裏まで読むとか読みすぎというより、私に言わせればむしろ「短絡」なんですね。読みは深いかもしれませんが、思索は浅い。←ここ重要!

疲れた→安心できるあなたに愚痴をこぼしている。愚痴そのものがストレス発散になってるのかも。だったら、ただウンウンと聞いてあげればいい。

または、あなたに癒やしてほしいのかもしれない。
甘えているのかもしれない。
あなたにだけは本当の自分を打ち明けているのかもしれない。

これらの可能性を、すべて変数として持つことが大切なんです。その思慮の幅、深さがあなたにありますか?

当たらない深読みほど、ムダで有害なものはないんです。
これは、日本語で「勘ぐる」といいます。

人間、どんなに観察して経験を積んで考えても、他人への読みの精度は一定の水準より上にはいかないんです。

野球に例えるなら、あのイチローですら打率4割は超えられなかった。つまり読みの半分をはずしているんです。

こういうところまで悟りが開けると、「この人はいま、こういう状態なのかもしれないな。でも、本当のところはわかんないけどね。一応可能性としての変数は頭に置いておこうか」という、読みとは少し離れたところで客観視ができるようになってきます。

人の心の裏の裏はただの表だったりして。大黒摩季の名言です。

深読みしすぎて疲れたときは、「結局オレの妄想なんだもんね。本当のことなんてわからんけんね」と、開き直ってみるのもひとつの手ですよ。
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