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子供ころは「たも」はたも網とは言いませんでした。最近というかここ何十年前からたも網ということばがテレビで聞かれるようになりました。NHKが言い出したという印象が強い。屋上屋を架す言葉をつくり言葉を乱しているとも言えます。一方、たもを知らない人間にたも+網でバカにでもそれが何かが分かる言葉にしたとも言えます。
「たも」で意味分りますか、たも網でないとわかりませんか。どちらになじみがありますか。
真剣に考えなくていいのでご回答ください。

A 回答 (2件)

「攩網(たもあみ)」が本来の語形で、「攩網(たも)」は省略形のようです。


「攩」は「擋」の異体字で読みは「トウ」。「押し当てて止める、さえぎって止める」という意味です。旁の「黨」「當」は「当」と同音同義。

私は「たも」でも「たもあみ」でも分かります。自分で釣りはしませんが、親戚に漁師が複数いて「たも」を聞きなれています。

ふだんよく使う言葉を省略形・短縮形にするのは、どの分野でもふつうにあることですね。

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中型国語辞典では「たもあみ」が本見出しで、「たも」は「たもあみ」の略としています。

●広辞苑 第七版
たも【攩網】「たもあみ」の略。
たもあみ【攩網】 竹・木などの骨組みに網を張った小型の掬網<すくいあみ>。水中の魚類をすくうのに用いる。たも。たま。たまあみ。

●大辞林 第四版
たも【攩網】「たもあみ(攩網)」の略。
たもあみ【攩網】 竹や針金の口輪のついた袋状の網に長い柄をつけたもの。魚をすくい取るのに使う。たも。

●デジタル大辞泉
たも【攩網】「たもあみ」の略。
たも‐あみ【攩網】 竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。たも。


小型国語辞典でも「たもあみ」が本見出しですが、「たも」は載せていないか参照見出しとなっています。

●明鏡国語辞典 第三版
たも <見出し語なし>
たもあみ【攩網】 魚をすくうのに使う小形の網。木・竹・針金などの枠に袋状の網を張り、長い柄をつけたもの。たも。

●学研現代新国語辞典 第六版
たも <見出し語なし>
たもあみ【攩網】 魚をすくう小形の網。木・竹・針金などのわくに網をはったもの。たまあみ。たも。

●小学館新選国語辞典 第十版
たも <見出し語なし>
たもあみ【攩網】 魚をすくう小形の網。木・竹・はりがねなどをわくにした、小型のすくい網。たも。

●新明解国語辞典 第八版
たも <見出し語なし>
たもあみ【攩網】 魚などをすくい上げるのに使う、柄のついた小形の網。たも。たま。

●旺文社国語辞典 第十一版
たも <見出し語なし>
たもあみ【攩網】 魚をすくい取る、柄の付いた小形の網。たも。

●岩波国語辞典 第八版
たも →たもあみ
たもあみ【たも網】 魚類をすくい上げる、小形のすくい網。たも。

●三省堂国語辞典 第八版
たも ←たもあみ。
たもあみ【たも網】 小型のすくい網。玉網<たまあみ>。たも。

●三省堂現代新国語辞典 第六版
たも ←たもあみ。
たもあみ【たも網】 魚などをすくう小形のあみ。たも。
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この回答へのお礼

随分ご丁寧に調べて下さってありがとうございます。
どちらでも正解ですね。

お礼日時:2022/09/26 11:25

サラッと検索したところでは、


漢字だと「攩網」で、読みは「たもあみ」だったり「たも」だったり。
「攩」がすくうって意味のようで、道具の形状を指す「網」がつけられてる。
なので、間違いとか造語って事では無いんじゃないかな、と思う。

私は「たも」でわかります。
NHKはほぼ見ないけど、「たもあみ」という表現は聞いたことがないです。
もしかしたら、耳にしても「たも」のことだと理解して聞き流してるから印象に残ってないだけかもしれないけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
テレビではNHKだけでなく民放もたもあみです。
漁師はたもと言っています。現場は忙しいし気が荒いたもあみなんてモタモタ言ってられませんね。
付け→お付け→おみお付けってのもあります。上品にするとこうなります。たもも上品になったのでしょうか。

お礼日時:2022/09/26 08:41

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