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・英単語学習ソフトを作ってみたいと考えています。その教材内で学習対象として選定した各英単語に対して、対応する意味、関連語(意味)、関連熟語(意味)を解説として掲載したいと考えているのですが、その段階で著作権の問題にぶちあたり悩んでいます。※例文は掲載しません。
・類似質問記事http://bekkoame.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=398187
も参考にしたのですが、どうもすっきりしない部分があり、解決策をご教授いただければと思いまして質問させて頂きました。・上記質問回答で、単語の意味には著作権は発生しないという見解を知り、その考え方に甘え、辞書を頼りに意味を対応させる作業を行ってみたのですが各英単語の意味表示は辞書によって、各辞書の執筆者が重要と考えた順に掲載されています。また熟語に対する日本語意味表現、関連語句の選定、などは辞書によって微妙に違っています。・この場合、いくつかの辞書を参照して、共通するものを抽出していく方法をとれば、当該単語が持つ共通言語としての本質的な意味や本質的に関わりの深い関連語句を選び出したとしてみなすことができ、著作権侵害を回避することができますでしょうか?・また、この方法がもし不可であった場合、例えば何冊かの辞書を参照しながら、私が恣意的に単語の意味や関連語句(とその訳語)を選択、引き写す方法をとった場合著作権問題は回避できますでしょうか?・市販されている学習用英単語集は、単語自体の選び出しは独自性があるとしてもその訳語の選定や関連語句(とその訳語)の選定は一般にどのように行っているのでしょうか?たとえ学者や教員が執筆しているとしても辞書を参考にせず作成することは不可能だと思うのですが。。・以上のよう悩み(英単語教材を作るにあたって著作権問題を回避する方法)についてアドバイスいただけたら大変助かります。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

辞書であっても、全体的に見れば著作権は発生します。


その辞書にどの単語を載せるのか、という取捨選択の部分については、その辞書を作る人の創作性が現われる部分だからです。したがって、全体をコピーすれば著作権侵害になります。

ただ、各英単語の訳については、たしかに著作権を認めることはできないと思われます。ある単語に対応する訳というのは事実として決まっているわけですから、誰が書いてもある程度同じになるはずです。ですので、創作性はないことになり、個々の訳について著作権を認めることは出来ません。重要と思う順序に並べる、という点も、それだけをもって創作性を認めることはできないでしょう。

「いくつかの辞書を参照して、共通するものを抽出していく方法」であれば、特に、「誰もが同じ表現になる部分」ということで創作性のない部分を抜き出すことになるでしょうから、著作権侵害の問題は起こらないと思います。
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。求めていた回答そのものです。心配していた点も自分なりに答えが見つかりました。ご親切に、本当に有難うございました。

お礼日時:2005/04/14 06:42

著作権は著作物について発生する権利ですが、


著作権法2条1項1号で著作物は
「自己の思想や感情」を「創作的」に「表現」したものであり、
「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属する」ものでなければなりません。

そうすると、辞書の記述は
そもそも「自己の思想や感情」ではないでしょうし、
創作性もまずないと言っていいでしょうから
(表現に創作性のある辞書なんてあったら使い勝手めちゃ悪そう(笑))
いずれ著作権の問題にはならないと思われます。

辞書のレイアウト等は著作権の問題になり得ますが…

実際、辞書の巻末はたいてい「複写すんな」とは書いてあっても
内容の転載については何も書いていないと思いますけど…どうでしょ?
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この回答へのお礼

単純に考えると創作性がないように思えるのですが、訳語の表現の差異、重要頻度の掲載、重要関連語を掲載するかしないかの取捨選択などに関して辞書によってばらつきがあり、その点に創作性があるかもしれないと心配していたのした。
早速の、ご回答有難うございました!

お礼日時:2005/04/14 06:38

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