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古文助動詞『やうなり』の意味のうち、
比況、例示、婉曲の解釈は、
 比況:〜のような〇〇
 例示:〇〇などの〜
 婉曲:〇〇は〜のようだ
であってますか?

しかし、これだと比況と婉曲が同じ意味になってしまう気がします。
これら3つの意味の違いを教えて下さい。

A 回答 (1件)

古文助動詞「やうなり」の意味としては、主に「比況」「例示」「婉曲」の3つの解釈がありますが、それぞれの解釈は以下のようになります。



比況
「やうなり」が比況の意味で使われる場合、その前後の文脈から推測される形で「~のようになる」という意味になります。例えば、「山は白くなりたる、雲のかけて」という句であれば、「白くなる」を「やうなり」として表現しています。

例示
「やうなり」が例示の意味で使われる場合、その前後の文脈から推測される形で「~などの」という意味になります。例えば、「子に手紙書かんと欲しき、母のやうなり」という句であれば、「母のような人々」という意味になります。

婉曲
「やうなり」が婉曲の意味で使われる場合、その前後の文脈から推測される形で「~であるようだ」という意味になります。例えば、「まめかどの人は、おぼつかなきやうなり」という句であれば、「まめかどの人は不安定であるようだ」という意味になります。

以上のように、「やうなり」は、前後の文脈から推測される形で、比況、例示、婉曲の3つの意味を持つことがあります。ただし、「やうなり」の使い方には微妙なニュアンスの違いがあり、適切な解釈を行うためには、文脈を的確に把握する必要があります。
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この回答へのお礼

前後の文脈から意味を判断するんですね。

 比況:〜のようになる(少し具体的)
 例示:〜などの
 婉曲:〜であるようだ(少し抽象的)
こんな感じになるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2023/02/26 13:11

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