先日大学の小テストで出た問題なのですが、
「片面に図形、その反対の面に数字の書いてあるカードが4枚机の上に並べてあり、□、2、▽、7が見えている。『カードのどちらかの面に四角形が書かれているならば反対側の面は奇数が書かれている』をこの4枚のカードが満たしていることを確かめるためには、最低限度のカードを裏返す必要があるか?理由をつけて答えよ」
という問題に対して、以下のような解答をしました。
「□と2のカードを裏返せばよい。(理由)『カードに□が書かれている』という命題をA、「反対の面が奇数」という命題をBとすれば、A⇒Bを偽としうるのはAが真でかつBが偽であるときのみであるため」
こうしたところ半分の点数ももらえませんでした。次に教授に会えるのはしばらく先になるので疑問が解消されずもやもやした感じです。何がまずいのかをご指摘ください。
No.3
- 回答日時:
一つ一つみていくと、
2の裏に□が書かれていた場合、条件の『カードのどちらかの面に四角形が書かれているならば反対側の面は奇数が書かれている』は満たされません。ですので、2の裏を確認する必要があります。▽は裏が何であってもこの条件は満たされます。また、7の裏が何であってもこの条件は満たされています。(□ならば7は奇数でOKですし、□以外でも奇数であっていけないわけではありません。)ですので、4枚のカードが満たしていることを確かめるためには、最低限、□と2のカードを裏返す必要があります。
と答えれば良かったのではないでしょうか。
No.4
- 回答日時:
本当に何が問題なんでしょう。
私もsioois様の回答で問題ないと思うのですが。。。ひょっとしたらあれですか?「対偶」というキーワードが必要だったとか。
問題文にある命題の対偶である
「カードのどちらかの面に偶数が書かれているならば、反対側の面は四角形ではない」
を確認するために「2」のカードを裏返す必要がある。
といった記述が必要だったのかもしれませんね。
また、後ろの2つのカードを確認する必要が無い根拠も蛇足だとは思いますが書いてもよかったのではとも思ってみたり。
「片面に図形、その反対の面に数字が書かれていることから、▽のカードの裏面には□が書かれていることはあり得ない」
「7のカードの裏面が□であってもそうでなくても先述の命題を覆さない(これは本当に蛇足だと思いますけどね)」
何か全然アドバイスになっていなくて申し訳ありません。なんだか私自身ももやっとしてきました。
教授に会って確認ができたら是非とも補足欄にでも後日談を語っていただければと身勝手なお願いをしたいなと思いました。
なるほど・・・もしかしたらその蛇足の部分が必要だったのかもしれません。
問題回収し終わった後、教授が以下のように言っていました。
「『最低限』って問題に書いてあるんだからそれを示さんとだめだぞ」
それでも、「(A⇒B)が偽である」⇔「Aが真∧Bが偽」である以上それを調べれば十分だ、というのは説明になってないんでしょうか・・・?
後日教授に質問できるまでは打ち切らないでおきますので。そのとき補足つけます。
No.5
- 回答日時:
私は何もまずくないと思いますが。
。。>□と2のカードを裏返せばよい。
という結論は間違っていないので、理由の方がまずいんですかね。
「□の裏は奇数でなければいけない」
「2(偶数)の裏は四角形以外でなければいけない」
この2点を明示する必要があったのかもしれませんね。
No.6
- 回答日時:
A⇒Bを偽としうるのはAが真でかつBが偽であるときのみであるため
Aが真でかつBが偽であり、と書くと、その対偶は
Bが真でありかつAが偽、となり、
この説明だと、Bが真、すなわち反対の面が奇数である7を裏返す理屈であるはずなのに、2を裏返すと書いたから、論理が矛盾していると解釈したのではないでしょうか。
正解は、#5さんがおっしゃられる通りですね。
この回答への補足
>Aが真でかつBが偽であり、と書くと、その対偶は
>Bが真でありかつAが偽、となり、
?えっといまいちわからないのですが・・・(すみません)
対偶を取る必要があるのですか?
しかも対偶は(A⇒B)に対して定義されているのでは?
No.7
- 回答日時:
A⇒Bの真偽の説明が足りなかったからじゃないですか。
真をT、偽をFとすると、
□はT、2はF、▽はF、7はTだから、
□のカードは、(TT)なら真、(TF)なら偽
2のカードは、(TF)なら偽、(FF)なら真
▽のカードは、(FT)でも(FF)でも真
7のカードは、(TT)でも(FT)でも真
これでいいと思いますよ。
ただし( )の表記は、左がAに対して、右がBに対しての真偽です。
そうですね。そこまで書けば満点だったかもしれません。
減点される理由はよくわかりませんが・・・
それはまた後日きちんと教授に話を伺います。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
表記が正確でなかったので補足します。
「A⇒Bを偽としうるのはAが真でかつBが偽」
という表現をもとに、カードをめくって確かめるときには、
Aが真⇒Bが偽 を確認するということになり、
数字の書かれているカードを確認する際には、
その対偶の
Bが真⇒Aが偽 を確認するという理屈になるのでは、
という意味です。
単純に、
A⇒Bが真となるばあいを確かめる、すなわち、
Aが真⇒Bが真
とその対偶
Bが偽⇒Aが偽
であることを確かめることを目的として、
Aが真である四角のカードと、
Bが偽である偶数のカードをめくればよい、
と書けばよかったのだと思います。
この回答への補足
「Aが真でかつBが偽」を確かめるのは「Aが真⇒Bが偽 を確認する」ことではないと思います。(“ならば”は意味が異なるはずです)
あと、「A⇒Bが真である」と同値なのは
「(Aが真∧Bが真)∨(Aが偽∧Bが真)∨(Aが偽∧Bが偽)」
です。つまり「真であることを確かめる」ならば上の三つのどれかであることを調べなくてはなりません。
(ただこの問題では偽であることを確かめれば解答としてじゅうぶんであるとおもうのですが・・・)
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