スズキのダッシュボードの上にある純正ツイーターはみんな同じ形をしているのですが、ソリオなどの普通車か

スズキのダッシュボードの上にある純正ツイーターはみんな同じ形をしているのですが、ソリオなどの普通車から軽自動車ワゴンRやモコと外形など同じものを使っているのでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： EL31SX-i 回答日時： 2023/05/29 13:58

スズキ車のダッシュボード上に装備されるツイーターは同年代のほとんどのスズキ車で取り付け寸法や仕様（インピーダンスや瞬間最大入力など）等は同じなので流用することが可能ですが、一部の車種やグレードなどによって仕様や色が異なる場合があります。

※ごく最近の車種（例：MH#5S型ワゴンR、MX#1型ワゴンRスマイル、MK53S型スペーシア、、MR#2S型ハスラー、MA#7S型ソリオ、FF21S型イグニス、JB64W型ジムニー＆JB74W型ジムニーシエラ、など）ではツイーターユニットの取り付け位置（ダッシュボード上→ドアパネル）や形状などが異なりますので、上記のような車種では以前の多くの車種で採用されていたダッシュボード上の丸型ツイーターは互換性がありません。

例えば、ワゴンRではMH21S/22S～MH23S～MH34S/44Sのモデルのツイーターユニットは全て同じ規格で互いに流用することができたと思いますが、確かMH22Sの一部のグレード（RR DIなど？）でメーカーオプションのハイグレードサウンドシステム車（←ツイーターのメッシュグリル部の形状が異なるのと運転席下にサブウーファーが標準装備されているのが識別ポイントです）の場合はツイーターのデザイン（メッシュグリル部に同心円状の凹凸があってダッシュボード面から少し出っ張った状態で取り付けられています）や仕様が異なっていた（インピーダンスが4[Ω]→8[Ω]、最大瞬間入力が10[W]→40[W]）と思います。
※現行モデルのMH#5S型（MH35S、MH55S、MH85S、MH95Sなど）はダッシュボード上に埋め込まれているツイーターユニットの仕様が異なります（←ツイーター用スピーカーグリル部に裏側からツイータースピーカーがビス止めされている造りになっています）ので、以前のモデルの丸型ツイーターユニットを流用することはできません。

また、MRワゴン（←日産モコのOEM元の同型車種）はMF21S～MF22S～MF33S（←モコの場合はMG21S～MG22S～MG33S）の全世代でツイーターユニットには互換性がありますが、MRワゴン＆モコの場合は装着されている車両の内装色によってはツイーターユニットの色が他車種用（濃いめのグレー）とは異なっていたと思います。（←他車種と同じ濃いめのグレーの他に濃い茶色（←Wit用？）もあったと思いますが、MF22Sにあった内装色が明るいベージュ（やや濃いクリーム色？）と同じ色の純正ツイーターは当方見たことがありません）

ラパンについては、HE22S～HE33Sのツイーターは他のスズキ車と同じ仕様になっていたと思いますが、初代モデル（HE21S）は形状＆サイズが異なりますので他車種に流用することはできません。
※ラパンもグレードによってはツイーターユニットの色が他車種とは異なっていたかもしれません。（グレー系ではなく茶色系？）

以下蛇足ながら、純正ツイーターは付いていればテレビやラジオの視聴時などで人の喋っている声が聞き取りやすくなると思いますし音楽を聴いているときのステレオ感やステージングが良くなると思いますので無いよりはあった方が断然良いですが、純正ツイーターは出力が弱くて音質もそれほど良くない（←社外オーディオなどに交換してイコライザーや各種音響効果機能などで高音を持ち上げ過ぎるとキンキンしてザラついた音色が目立つと思います）のである程度以上の音質を求められるのであれば社外品のツイーターをお勧めします。ちなみに、ディーラーオプション品にもカプラーオンで交換可能なクラリオン製のツイーターユニットがありますし、社外メーカーでは例えばアルパインやカロッツェリアやケンウッドなどではそれぞれの自社ブランド品のツイーターユニット（またはセパレートスピーカーセットに付属している別体ツイーターユニット）を純正ツイーター埋め込み位置に取り付けるためのブラケット（アタッチメント）が販売されています。
※ハイパスフィルターのために取り付けられている純正ツイーターの電解コンデンサーを音響用のフィルムコンデンサーに交換する（＆お好みで交換するコンデンサーの静電容量の値を低いものに交換してカットオフ周波数を下げる）という方法もありますが、当方の経験上になりますがツイーターの音量が大きくなる＆低い周波数帯域まで鳴らすようになることによって純正ツイーターの音質があまり良くない点がより目立つようになったり、コンデンサーを交換する時に静電容量を変更してカットオフ周波数を大きく下げ過ぎたりカットオフ周波数を大きく下げた状態で普段から音楽を大音量で再生していると純正ツイーターが早く壊れる（音が鳴らなくなる）ことがあるように思います。

この回答へのお礼

具体的に説明をして頂きありがとうございます。
大変わかりやすく助かりました。
ご回答ありがとうございました

お礼日時：2023/06/01 14:23