「お昼の放送」の思い出

冊封体制とはなにか、また日本人にとっては何の目的で行われていたか。意味が分かりません。誰か教えてください。ワークにも教科書にも載ってない内容で、テスト直前問題として週末の帰りにプリントを渡されました。そのプリントに答えも載っていないので、正解が分かりません。

A 回答 (3件)

中国は、今でこそウイグルやチベットや東シナ海(フィリピン)やらを征服して支配下に置こうとしていますが、長い歴史で見れば富める中国国内だけで満足していて対外的に勢力を広げようとはあまり考えていませんでした。



なので、周辺諸国が貢物を持ってくれば、持って来た以上の返礼品を贈り返すなどということをやっていて、それと同じように中国に従う意を見せた国に対しては、その国の土地をお前らが支配しろみたいなお墨付きを与える、ってのが冊封体制じゃないかと思います。
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冊封体制とは中華帝国を宗主国とし、周辺国が形の上では中華帝国に臣従して中華帝国から王に封じてもらうことです。



日本の朝廷は古代においては倭の五王など、中華帝国から冊封を受けていましたが、外交面では朝鮮半島諸国は日本の朝貢国であることを認めさせようとしていますね。
ということは、中華帝国と朝貢国だけが冊封体制だったのではなく、隣接した朝貢国同士でも上下の序列を付けるミニ冊封体制が周辺に存在していたということになり、古代日本もそういう外交上の朝鮮半島諸国に対するマウンティング合戦を繰り広げていたということになります。
中華帝国に諸国が集まる場合の席次の問題があるので、良い席次を貰おうと国の威信・面子を賭けた外交戦が繰り広げられていたのでしょう。

ただ日本については、推古朝の頃から、おそらく蘇我馬子の主導の下で中華帝国と対等外交を目指しています。小野妹子の遣隋使などですね。
その頃からの日本は、少なくとも天皇・朝廷としては中華帝国の冊封体制からは離脱しています。
ただ、時折、室町幕府の足利尊氏など一部の大物が、朝貢貿易の利を得ようと朝貢したことはあります。
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朝鮮国は、常に中国に冊封されていた。




冊封とは
https://kotobank.jp/word/%E5%86%8A%E5%B0%81%E4%B …

 冊封国(さくほうこく)とは、前近代の東アジアで中国王朝を中心とした冊封体制の下で、中国王朝を宗主国とした従属国のこと。朝貢国・藩属国・服属国などとも言う。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8A%E5%B0% …
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