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食糧問題に関する質問です。
小麦粉が変に高騰化してる感がするのですが、それは国産小麦が異様に高いのであり、輸入小麦であれば安価になると言われてますね。
そこで思ったのですが、製粉会社が【自社農園】的に自前の小麦畑を抱え持っていれば(社員に百姓業務をやらせる)、小麦粉の製造コストを安く抑える事が出来るのではないかと思えるのですが…。


果たして、自社農園として製粉会社が小麦畑を抱え持つと言うのは、理に適っている事と言えるのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    どうせ、従来型の農家は絶滅していく事になるだろうけど、企業直営型の農園であれば後継者不足に悩まされる事は無いはず。
    ローソンなんかは、自前の直営農園を抱え持っていたりするし。

    No.9の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/09/19 11:40
  • 稲作シーズンではない時期で、小麦づくりですか…。
    ただ、小麦は高温多湿な気候に弱いというから、やれる地域と言えば精々北海道ぐらいなのでは?
    まあ、北海道以外の雪国でも小麦を作れるなら、そういう手法をとるのが効率的でしょうね。

    No.8の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/09/19 11:44
  • それが出来るのならば、何の苦労もせんわ!!
    そもそも生産者共は少々、保身的で我侭なんや!!

    No.6の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/09/19 11:46

A 回答 (9件)

自前というか契約農家との直接契約です。


自前ですると、肥料や農薬などの高騰や、不作などのリスクを自分で被らないとなりませんが、契約なら先に契約した価格で卸せるのです。
小麦ではないですが、このところの燃料費の高騰で、企業と直接契約しているハウス農家が泣きを見てますよ。

自前でするには農地を手に入れ、農機具などを手に入れる必要があるでしょうが、農家なら国から補助があっても、企業なら補助は付かないです。
大型トラクターは何千万円、それを複数揃えれば、億単位でトラクターを買う必要がありで結局価格に乗ってきますよ。
大型トラクターを運搬するためのキャリアカーも安くないです。
自社生産するまでの投資はペイしなくても良い訳ではないですからね。
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>稲作シーズンではない時期で、小麦づくりですか…。



小麦は「春小麦」と「冬小麦」があります。
春小麦は寒冷地。冬小麦は温暖地で稲作の裏作になります(日本では)。

・春小麦:春に播種し、秋に収穫
   アメリカ北部、カナダ、ロシア、ウクライナ、中国東北地方など
・冬小麦:秋に播種し、翌春~初夏に収穫
   アメリカ中部、フランス、スペイン、中国華北地方など

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>企業直営型の農園であれば

農業法人は徐々に増えているようですが、全体的には僅かですね。従業員数も少ないし農業者が大幅に若返っているわけではありません。
個々の経営規模は拡大しても、まだ中小企業レベルです。
日本全体の農業人口・耕地面積・生産高が大きく増えるわけではないし、農業機械や肥料などのコストが増えることはあっても減ることはない。

広大な国土を持つアメリカ、カナダなどの大規模農場の生産力には太刀打ちできません。

米は自給率100%ですが、小麦を100%自給するには、今の6倍ほど生産しなければなりません。製粉会社が自社農場をもてば改善できるような簡単な問題ではないでしょう。

ローソンの農業法人(農地所有適格法人)は、ローソン店舗で販売する弁当や総菜用の野菜の一部を生産しているようです。
日本の食糧問題に影響を与えるほどの規模とは思えません。

いずれにしても、食糧自給率を高める目標の達成はむつかしそうです。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.h …

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2022年度 食料需給表
・国内生産量   994 千トン( 15.3%)
・輸入量    5,512 千トン( 84.7%)
・供給量合計  6,506 千トン(100.0%)

2022年 小麦 収穫量
- 全国  987,183t(100.0%)
1 北海道 611,634t (62.0%)
2 福岡  75,013t ( 7.6%)
3 佐賀  56,622t ( 5.7%)
4 愛知  29,453t ( 3.0%)
5 三重  24,767t ( 2.5%)
6 滋賀  24,079t ( 2.4%)
7 群馬  22,591t ( 2.3%)
8 熊本  20,552t ( 2.1%)
9 埼玉  18,998t ( 1.9%)
10 岐阜  12,473t ( 1.3%)

11 茨城  12,419t ( 1.3%)
12 大分  10,911t ( 1.1%)
13 香川   8,970t ( 0.9%)
14 岩手   8,823t ( 0.9%)
15 栃木   8,646t ( 0.9%)
16 長野   8,113t ( 0.8%)
17 山口   6,445t ( 0.7%)
18 兵庫   5,233t ( 0.5%)
19 岡山   4,010t ( 0.4%)
20 宮城   3,854t ( 0.4%)

21 長崎   2,147t ( 0.2%)
22 愛媛   1,821t ( 0.2%)
23 静岡   1,777t ( 0.2%)
24 青森   1,541t ( 0.2%)
25 千葉   1,247t ( 0.1%)
26 秋田    938t ( 0.1%)
27 福島    667t ( 0.1%)
28 広島    450t ( 0.0%)
29 奈良    341t ( 0.0%)
30 宮崎    310t ( 0.0%)

31 京都    298t ( 0.0%)
32 新潟    297t ( 0.0%)
33 福井    288t ( 0.0%)
34 島根    257t ( 0.0%)
35 徳島    218t ( 0.0%)
36 山梨    214t ( 0.0%)
37 山形    203t ( 0.0%)
38 石川    163t ( 0.0%)
39 鳥取    120t ( 0.0%)
40 鹿児島   104t ( 0.0%)

41 神奈川   89t ( 0.0%)
42 富山    59t ( 0.0%)
43 東京    15t ( 0.0%)
44 和歌山    6t ( 0.0%)
45 沖縄     6t ( 0.0%)
46 高知     1t ( 0.0%)
47 大阪     0t ( 0.0%)
「製粉会社が自前で小麦畑を抱えていれば、製」の回答画像10
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>輸入小麦であれば安価になると言われてますね。



かならずしもそうは言えません。

日本は小麦消費量のほとんどを輸入に頼っています。(自給率16%)

しかも、近年の国際情勢により小麦などの国際価格が高騰しています。
世界有数の穀物輸出国であるウクライナとロシアの戦争、
世界有数の穀物消費国である中国の不作による輸入量増加、...等々。

さらには、円安・ドル高で穀物の輸入金額が暴騰している状態です。

●2022年 主要穀物輸入統計(輸入数量は微増、金額は激増)
・小麦
  輸入数量 535万トン(前年比 4.3%増)
  輸入金額 3,298億円(前年比 68.4%増)
  主な輸入先:米国41.5%、カナダ36.8%、オーストラリア21.6%
・大豆
  輸入数量 350万トン(前年比 7.1%増)
  輸入金額 3,390億円(前年比 48.9%増)
  主な輸入先:米国71.4%、ブラジル16.8%、カナダ10.8%
・とうもろこし
  輸入数量 1,527万トン(前年比 0.2%増)
  輸入金額 7,645億円 (前年比 47.0%増)
  主な輸入先:米国64.5%、ブラジル22.8%、アルゼンチン6.9%

●2022年 作物統計(国産)
・小麦 収穫量 99万3,500トン(前年比 9%減)
・大麦 収穫量 23万3,300トン(前年比 9%増)
・大豆 収穫量 24万2,800トン(前年比 1.5%増)

●2022年 カロリーべース自給率
・小麦 供給熱量:299 kcal、国産供給熱量:47 kcal (自給率:16%)
・大豆 供給熱量: 73 kcal、国産供給熱量:18 kcal (自給率:25%)

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>製粉会社が小麦畑を抱え持つと言うのは

自社農園より、生産者との契約生産のほうが、まだ現実的でしょう。
特殊用途の農産物は契約生産が一般的です。
(ポテトチップス用のジャガイモや、トマト加工品用の調理用トマトなど)

しかし、国内の需要量よりも作付面積・収穫量が圧倒的に少ないのはどうしようもないです。日本が農業大国になるのは不可能でしょう。

ホクレン農業協同組合連合会
https://www.hokuren.or.jp/_greenweb_/?post_type= …
この回答への補足あり
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米は春に田植えをして、秋に稲刈り。


麦は、稲刈り後に種を撒き、田植えの前に収穫が可能です。
農家にやる気があれば、裏作で、米と同じ量の麦が生産できます。
農家と契約すれば、負担ゼロで安価な小麦が入手可能です。

自前で小麦畑を持つより簡単です。
日本の政府は、嫌がるでしょうけど。
この回答への補足あり
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製造コストは、もちろん安く出来ますけど。

。。

じゃあ、それまでの投資資金やコストはかかるので
リスクはありますよ。。。

小麦作るノウハウもないわけですし、社員に農業やらせるにも田畑の開墾する農具や肥料、育て方の研修も必要になります。
それと社員にやらせると言っても、その業務を望んでいない社員は、話が違うとなってどんどん辞めていきます。

それでそれら全て行ってペイ出来るまで、数年はかかると思います。なぜなら、自然相手なのでどこまで不良なく安定的な生産出来るかは分かりません。
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生産するより、生産者から大量に買って、買い叩いた方が安いです。

この回答への補足あり
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国産小麦が異様に高いのはその通りですが、自社農園ならコストが抑えられるというなら、製粉企業がいまある国内小麦農家を買収すれば輸入小麦より安く作れる理屈になりますね。



海外に比べて異様に国産製品を自社生産するだけで、なぜ世界と伍する価格競争力を持つという理屈になるのが理解不能です。
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企業の参入はある程度理にかなっているとは思いますが、国外との栽培条件の違いで価格的に対抗することは極めて難しいと思います。

あれだけの広大な農場を日本では確保することは非常に難しい。またそれに加え、企業が農業に参入するのには極めて大きなハードル(参入障壁)があります。ありていに言えば地域の農協、生産者との合意がなければ参入自体出来ないわけで、ド面倒くさいということです。理にかなってはいるが現実的には?というところだと思います。
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国産小麦が高いからといって、小麦農家がそんなに暴利を貪っているのではないのです。


外国産小麦が安いのは、大規模生産でコストが安いから。
 
国内でたとえ自社生産にしても、国内小麦とコストは変わらない。
つまり高い!
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