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チョムスキーは普遍文法が存在していて、人はこれを生まれながらに備えている、と提唱しているそうですね。
大規模言語モデル(一例はChatGPT)では、文法を教わらなくても、膨大な言語の使用実績を利用し、(あたかも言語文法を持っているかのように)言語を表現していますよね。
私は、普遍文法を持たなくても(持っていてもよいのですが)人は成長するにつれ文法を覚えて(作って)行くのだと、想います。

質問は、人は生まれながらに普遍文法を備えている、とは言えないですね?(備えていない、といっているわけではありません)

A 回答 (1件)

大規模言語モデルと人間の最大の違いは、人間に対する入力が非常に少ないことです。


AIに食わせる量より遙かに少ないにもかかわらず、5歳にもなれば完璧な話者になれるのです。
確率計算なしに正しい文が作れるのです。
見たことも聞いたこともない文が作れるのです。
生まれて1年もたたないうちに、母語の音声と非母語の音声を区別できるのです。

しかも意味を理解している。
・太郎は部屋に入ると窓を開けた
・太郎が部屋に入ると窓を開けた
上の文で、窓を開けたのは太郎です。
下の文で、窓を開けたのは太郎以外の人です。
ChatGPT には無理ですが、人間なら子供にも分かる。
しかも、教わってさえいないにもかかわらず。

教えられられてもいないのにできるのは、生物学的に設定済みだからです。
我々が歩いたり、鳥が飛んだり、魚が泳いだりするのと同じです。


生まれながらに普遍文法を備えていると考えなければ説明のできない現象がたくさんあります。
そうでなければいまごろこんな研究をしている人はいませんよ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとございました。
<AIに食わせる量より遙かに少ないにもかかわらず、5歳にもなれば完璧な話者になれる>のですね。
<生物学的に設定済み>なのですね。

お礼日時:2023/10/31 14:53

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