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古文です。
ひやうど→ひょうど
になる理由を教えてください。
ひようど、にはならないのですか?

A 回答 (4件)

まず, 一般論としては「ひょうど」「ひやうど」のどちらもありえる. そして, どちらになるかをかなのみから判断することはできなくて, 意味や用法からどちらであるかを判別しなければならない.



でこれ, 平家物語の扇の話かな? もしそうなら「漢字で『兵ど』と当てる」ことがわかっているので, そこから「ひょうど」であると判断される.

「日曜」を「にちょう」とはふつう読まないしね.
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まず、小書きの「ゃ」「ょ」の問題と、歴史的仮名遣いと現代の発音のズレの問題があります。


ヒャヒュヒョヒョという拗音を、小書きのャュョを添えて書く方法がルール化されたのは、昭和二一年(1946年)の「現代かなづかい」からです。それ以前は文字の大小を区別せず、というか、手書き文字は変体仮名で、文字の大きさを揃えるという発想がありませんでした。なのでヒャヒュヒョはヒヤヒユヒヨとかかれていました。
では、なぜ「ひやうど」→「ひゃうど」ではなく「ひょうど」になるのか。これは日本語の発音の歴史が関係します。
奈良時代や平安時代頃の発音と、現代の発音は、少し変化しているものがあります。平安時代頃には「ひやうど」と書いてヒャウドと発音していたようです。それが室町時代~江戸時代初期頃に「ヒャウ」と「ヒョウ」の音が混同されて、「ヒャウ」も「ヒョウ」も「ヒョー」と発音するようになりました。
なので、歴史的仮名遣いで「ひやうど」と表記していたものは、現代の発音だと「ヒョード」になります。そして現代仮名遣いでは長音(のばす音)は「ひょー」ではなく、ウを添えて「ひょう」とかく決まりになっているので、「ひょうど」となるのです。

…とまあ、大学の国語学概論で学ぶ内容で説明すれば、このようになりますが、中学の古典レベルならば、理屈よりもまず、「こういう規則なんだ」と思って、覚えることを優先して下さい。歴史的仮名遣いを現代仮名遣いにするときの規則を覚えてから、「どうしてこうなるんだろう」と理屈を調べてみて下さい。
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大昔は、


母音「あう(au)」の表記が、
発音で「おう」だった。
…それだけの事です。

現代の表記が昔の表記から変化しただけです。
…現代の人には不思議な事みたいですね。

例えば英語圏では、
「auto」を「オート」と読みます。
日本人の感覚では「アウト」と読みたくなるけど、
アウトと発音したら「out」を連想してしまいます。
…これも質問と似てますね。

現代の学校での学習だけでは納得できなくても、
学校では教えてもらえないけど現実にはよくある事なので、
深く知りたいなら仮名表記の歴史を研究してみると少しは理解できるかもしれませんね。
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文字は、言葉(発音)を記録するためにできたものです。


「ひょうど」と言う発音の記録が「ひやうど」だった、という事です。
その時代は、「ょ」がなかったのですね。
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