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田原総一郎が『頼朝は武力でトップになったのになぜ天皇を武力で倒さなかったのか?』と言っています。なぜ武力で天皇を倒さずに征夷大将軍となったのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

役がない→益がない


訂正してお詫びします。
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単純に「わざわざイザコザを起こしても役がない」と考えたからでしょう。


鎌倉殿の13人はご覧になりましたか?
尾上松也演じる後鳥羽上皇を小栗旬演じる北条義時がボコって島流しにしました。
きっと「これ以上詰まらんことしたら許さん」として矛を収めて幕府側の出費を抑えたんでしょう。
つまり、何時でも倒せたんですか、倒すことなく利用した方が得と判断しましたね。
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田原総一郎がそんなことを言ってるのですか。

あのジジイは若いときから左翼だったが今もそうなんですね。バカは死ななきゃ治らない。

そもそも、源頼朝を征夷大将軍にしたのは当時の天皇(第82代の後鳥羽天皇)なのです。武力で天皇を倒さなくても征夷大将軍のなれたのです。
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頼朝は流罪となって徒手空拳の存在だったが、坂東武者に担ぎあげられました。

何故か?

その答えは単純明快です。清和天皇の血筋を引く貴種だったからです。天皇家の威光で坂東武者たちの盟主になれた。

それなのに、武力で天皇を倒したらどうなるか?

相手の盟主が自分よりも貴種の人物でもそいつを倒せば、俺が盟主になれるんだ。となってしまう。

つまり天皇を倒して自分が天皇に相当するポジションに就けば、今度は自分が倒されてしまうリスクが発生するわけです。

頼朝は賢い人物であったのでしょう。だから彼は天皇・上皇を倒さずに、名目的には天皇・上皇の手下であるが、地方で行政府を開く権利を持つ征夷大将軍に就任した。

これは彼が名を捨てて実利を取るとともに、天皇家の威光のもとで自分の命の保証も保とうとした。そういうことでしょう。
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色々な原因があります。



1,天皇というのは宗教的存在なのです。
 つまり、神と人間を結ぶ司祭、という
 性質を持っています。

 ローマ教皇と似ています。
 そういう存在を殺すとか倒す、というのは
 神に逆らうようで、
 抵抗があるのです。

 承久の乱で後鳥羽上皇と戦うことになった北条義時は、
 落雷事故などがあると、これは祟りではないか、と
 恐れおののいた、と吾妻鏡に記録されています。

 今上天皇が結婚パレードをしたとき
 降っていた雨がやみました。
 これをみて、やはり天皇は、と想った人も
 多いのです。
 まして昔の人は、もっと特別視していたでしょう。


2,日本人の先祖を遡れば
 総て天皇に行き着く、という神話があります。
 天皇を倒すことは、先祖を倒すことに
 なりかねません。

3,倒すよりも、天皇の権威を利用した方が
 合理的だ、という判断もあったのでしょう。
 
 征夷大将軍の任命は天皇が行いますが
 これは天皇の権威利用です。

 ちなみに、総理大臣の指名は国会ですが
 任命は天皇がやります。
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すでに当時の日本には「国家」という形ができていたからです。



>なぜ武力で天皇を倒さずに征夷大将軍となったのでしょうか?
これと同じようなメカニズムが働いたのが、戦国時代の「天下取り」と明治維新です。

明治維新の時、薩長土肥は徳川幕府に公然と反旗を翻し、戦争もしましたが朝廷を味方につけていました。

なぜ朝廷を味方につけていたかというと「徳川側にも維新側にも付かない様子見の人たちに天皇の命令で従わせるため」です。
 戦国時代も同じで「天下取り」という言葉の意味は「京都を押さえて、天皇に征夷大将軍にしてもらう事」で、それにより「日本で一番偉い権力者」になれたわけです。

つまり平安時代には「天皇に任命されると、日本のすべての実力者が自動的に従う(従わないと国賊扱いになる)」という約束ができていたわけです。

とはいえ鎌倉幕府の時代はまだそこまでみんなが従うわけではなかったので、とりあえず東国の実力者に「征夷大将軍だから従え」という権威を見せつけたわけです。

世界史を見ていると、征服する人たちは元々の権威の構造を壊して「自分が最高権威になる」というやり方をします。それはなぜかというと「他の民族などがたくさん入り混じった世界で《みんなが共通して意識する【偉い人】が居ない》からです。

しかし日本は豪族連合のヤマト王権から日本統一の大和朝廷に変化するあたりで《日本で一番偉いのは天皇》にして「大和朝廷に参加するなら、お互いに攻め合わない、その代わり天皇を偉いと認めよう」と約束したのです。

だから「天皇が任命したこの国の統率者(征夷大将軍・関白・内閣総理大臣)には従う」という約束になっていて、天皇を倒してしまうと「日本国内全部の実力者を武力で倒す非効率な状態」になるので、しなかったのです。
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田原総一郎は外国人だからそういうこと言ったんだろうな


武力で元首倒して政権をとるというのは日本の歴史上少ないです。
2さんが言われる通り、天皇は歴史上名目上の元首であった時代がほぼすべてです。
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頼朝の目的が東国支配権の確立であり、日本全土の支配ではなかったから。

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田原総一郎さんが、その様な発言をしたのでしたら、年老いてボケ


たとしか思えないです。平清盛の一族を滅ぼしただけで、平家の一門
を滅ぼした訳ではないし、坂東にも、西国にも、頼朝に従わない武家
は数多います、天皇を殺したら従わない武家達の反感をかいますよ。
頼朝は自前の軍隊を持ってないので、我が身を守る事すら出来なくなる
恐れさえ有ります。
朝廷の官僚に取って代れる人材が居ないので行政が仕切れないでしょう。

征夷大将軍は臨時職ですが、権限は強大で鎮守府将軍の上になります。
受領や国司も組み入れられます。
その権限を活かして、公家の荘園や領地を坂東武者に領地経営の権利を
与え、朝廷が気が付いた時は、後の祭りで、坂東の地は朝廷の力が及ば
ない状態の、武家の地になったのです。
血を流さずして、公家から武家の世にしたのです。
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天皇を倒す事に何のメリットも無いというのが日本社会であるからです。

天皇は、奈良時代と平安時代の初期を除いて、権威はあるが権力を持たないという謎の存在でした。

それで後醍醐天皇なんかが、天皇に権力を取り戻そうとして様々に画策しますが結局は失敗に終わります。

言い換えると権威はあるけど権力の無い天皇という存在は、残しておいた方が使い勝手が良いのです。
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