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国際結婚・混血の通常のパターンでは、遠方からやって来た男性と現地の女性が結ばれる方が、その逆の男女の組み合わせより多いですね。
青谷上地遺跡のDNA分析について、藤尾慎一郎著より引用します。

<次に男女別に詳しくみてみると、渡来系弥生人由来の核ゲノムは母系に遺伝するミトコンドリアDNAに多く見られるのに対して、父系に受け継がれるY染色体は在来(
縄文)系弥生人に由来するものが多いというのである。

この引用内容から類推すると、遠方から女性{渡来系弥生人}がやって来て、現地の男性{在来(縄文)系弥生人}と混血した、と私は読みたくなります。

質問は、この混血が通常のパターンとは異なっているのは、なぜでしょうか?

A 回答 (4件)

河原乞食から傀儡舞や女歌舞伎などの芸能系渡来人が流布してった経緯は


男やもめの開拓地には女衒と女奴隷が随伴入植し、そののち職能系移民が文化形成に呼ばれてくるのが常道なので、特殊だとは思いません。日本海側移植者なら特に。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
青谷上地遺跡の時代に、社会的に余裕があり芸能系渡来人が流布していた、ということであれば、<女衒と女奴隷が随伴入植し>ていたということもありますね。

お礼日時:2024/04/01 18:17

まったくの想像ですが。



北朝鮮による日本人拉致の反対で、倭人達が大陸まで出向いて女性を拉致してきたとか。

何らかの理由で渡来人集団が大陸から日本列島に逃げてきた、しかし、そこに住み着こうとすれば元々住んでいる倭人集団と資源の奪い合いになる。船でやってきたばかりで武器や食料の持ち合わせが少ない渡来人集団は滅ぼされてしまったが、女性だけは助命されて倭人集団の一員となった、とか。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
勝者側の集団は、敗者側の男を皆殺し、女は助け勝者側の子孫(正確には混血でしょうが)につなぐ、という事例はありますね。

お礼日時:2024/04/04 18:15

青谷上地遺跡では


https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1263811/pr …
P18 従って32個体のうち、母系の血縁がある可能性のある個体は4体、全体の12.5パーセントということになり、残りの28体、約9割の人々の間には母系の血縁が認められなかった。
ヒトの流入が少ない長く続いた村落では、同族の婚姻が増えることで、やがて構成するミトコンドリアDNAのタイプは少なくなるのが一般的である。青谷では、ほとんどの人々の間に母系の血縁がないことは、古代の一般的な村落のイメージとは異なる集団であったことが示唆される。

混血が進んではいない人たちが多いということは、集団になってから間もないか、あちこちからバラバラに放浪してきた人たちがこの地で戦闘を繰り広げて多数の死者がでた直後の状況だっったのかも、、、

P17 観察した29個体の頭蓋のうち、確実に焼成が認められるのが13個体、焼成の可能性が高いものが14個体存在しており、焼成はほとんどの個体に及んでいたことになる。写真は8号人骨のもので、顔面部のみが灰白色化しており、焼成を受けた可能性があると判断されたものである(❶)。このような頭部の焼成の多くは、頭蓋全体を焼いたものではなく、部分的な焼成に留まっているところに特徴がある。しかも焼け方からみて、軟部組織が残存した状態で、比較的低い温度(600〜800℃程度)で焼成されたものと考えら
れている。大腿骨や脛骨などにも部分的に焼成を受けた骨も散見されるが、それらは全体でも13例ほどしか見つかっておらず、頭部を選択的に焼いていた可能性が高い。また、焼成は頭頂部に最も多く(8個体)、これは頭部が離断された後に焼かれた可能性を示唆している。
青谷上寺地遺跡出土人骨には、当初より多数の創傷があることが指摘されている。今回の再調査では、頭部への損傷が新たに6例に認められた。このうち4例は鋭利な利器が頭蓋に刺さることで形成されたものだったが、残りの2例は薄く細い刃による引っ掻き傷であった。四肢骨には戦闘などによる損傷も認められるが、同時に解体痕も見つかっており、出土人骨は戦闘の被害者だけではなかった可能性がある。

平穏に数十年間人々が暮らしていたところではないのでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。
分析された人骨は<平穏に数十年間人々が暮らしていた>時代のものでないようですね。倭国大乱の時期ですね。
この情勢が、混血がランダムに行われていなかったことに影響しているかも、と考えられますね。

お礼日時:2024/04/06 18:28

遺伝子の傾向というのは個人差が多く、今の日本人でも中国にみられるハプログループの者もいれば、今の中国人にも日本でみられるハプログループのものもいます。


女性のDNA分析の結果は wiki には現生日本人の女性に一番多く見られるものと一致したとあり、当時から日本人として一番多いタイプだった可能性が高いでしょう。
男性のほうはせいぜい5人程度を調べた結果のようですので、上記のように個人差と考えれるのではないでしょうか。

私も詳しくないので間違えているかも知れませんが、遺伝子やらDNAなどというと、良くある誤解の1つに近いと感じます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<上記のように個人差と考えれるのではないでしょうか。>ですね。
私も、分析した資料が多くないので、質問を躊躇しておりました。

お礼日時:2024/04/03 12:37

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