有利子負債比率400%以上の企業が倒産する可能性は？

具体的に言いますと、日本板硝子株式会社です。
2024.3期の時点で有利子負債比率は402.78%。

しかも、2019.3期から有利子負債額の数字は年々増え続けてます。
これは、借金を返済する金額よりも新たに借りる額の方が毎年大きいということですよね？

現状の売上・利益などが続くとした場合、倒産することなく借金を返済できますでしょうか？
返済するのにどれくらいかかるのでしょうか？

現在、自己資本率は12.%
倒産する可能性はどれくらいでしょうか？

会計に詳しい方、教えてください。

よろしくお願いします。

No.2 回答者： 世のため人のため 回答日時： 2024/06/29 04:08

倒産の可能性については、現状、そこまでリスクが高いとは思いませんが、投資先としては魅力に乏しい企業ですね。

ちなみに、同社は、直近2024年3月期には、
売上高8,325億円、経常利益175億円、当期利益106億円
で、とりあえず黒字決算のようですが、一方で2023年3月期、2021年3月期には経常利益も当期利益も赤字。

すなわち、業績が不安定な企業であり、しかも、数期にもわたり無配が連続しているようですね。
なので、インカムゲイン（配当収入）を重視する投資家からすると、【投資先として魅力に乏しい企業】ということになります。

また、今後長期金利が上昇していくことが予想される中、当社の有利子負債が多額にのぼり、仮に5000億円あるとするならば、理論上、金融機関からの貸出金金利が１％上昇することによって、今後年間50億円の支払利息が増えることになります。
したがって、支払利息に係るコスト上昇も懸念材料ではありますね。

いずれにしても、わたくしとしては、同社に投資している投資家であれば、四半期ごとに発表される決算内容を注視していく必要があると考えます。


【日本板硝子の決算について】　※みんかぶ
https://minkabu.jp/stock/5202/settlement

この回答へのお礼

お礼日時：2024/06/29 13:56

No.1 回答者： むささび堂 回答日時： 2024/06/27 16:31

総資産が1兆円を超えてますから有利子負債5千億はまだ大丈夫でしょう。

24年3月期は黒字決算ですし。

この回答へのお礼

お礼日時：2024/06/28 12:11