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いまさらながらへんですが、
教えてください。
ひらかなを作った人は、誰ですか。

A 回答 (3件)

つくった、というのはわかりません。


しかし、ひらがなにとっての大事件は『古今和歌集』が成立したことによります。
初めての勅撰和歌集(天皇の命令で編纂した和歌集)です。これまで「漢字(真名)」が強かったのですが、「ひらがな(仮名)」が栄えていくきっかけとなったものだと考えられています。

今年は古今集成立から1100年目ですね。
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特定の個人という記録は無いと思います。



参考URL:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hakuga/rekisi/kana.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やっぱり、そうですよね・・・・

お礼日時:2005/05/15 17:26

日本への漢字の伝来は四世紀~5世紀はじめ百済から王仁(わに)が来朝し論語と千字文を伝えたとされています。

奈良時代になると日本語を書き表わすのに漢字の意味を使う訓読みや、漢字の音だけを用いるようになり、その文字を万葉がなと呼び、書体はほとんどが楷書でした。(男手と呼ばれる)。万葉集に多く使われています。そして、万葉がなから一部をとって作られたのが片かなです(阿からア、伊からイ、宇からウ)という具合に。次に万葉仮名を草書体で書いたのを草かな、さらにくずれてできたのが、ひらがななのです。ひらがなは当時(平安時代)女性が書くものとされていたので女手とも呼ばれています。こうして、中国伝来の漢字から日本独自の書芸術にまで発展していったのですね。文字が伝えるという伝達機能だけではなく芸術性が附随するのはこれはもう世界共通ですね。日本最古の肉筆として有名なのは聖徳太子の法華義疏で法華経の注釈書の草稿本です。それから平安時代、戦国時代から現代まで、移り変わる時代の中で数々の歴史的に有名な人々の書いた手紙文や書状を見るにつけ、心情や思いが伝わり胸にくるものがあるのです。文字のもつ不思議さを感じずにはいられません。

ということで、特定の一個人の作ではなく時代の変遷によってつくられたものではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やっぱり、そうでしたか・・・・
大変ご丁寧なご回答を頂戴できて、
とてもうれしいです。
これをはげみに、bokegaeruの地球征服、がんばります!

お礼日時:2005/05/15 17:31

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