都道府県穴埋めゲーム

景気を良くするためには国の借金があって当然、国の赤字=国民の黒字だから…
という議論がありますが、

福田蔵相の前の時代は、赤字国債ゼロで財政運営できていたんですよね?

質問者からの補足コメント

  • >政府の負債と国民の債権がイコールの筈はありません

    なんでそう言えるんでしょうか?

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/08/30 20:13
  • そのお話が、ケインズのキモの部分と思っていいでしょうか?

    福田蔵相以前の時代、1965年より前ですね、その時代は赤字国債がゼロだったわけですが、それはどう解釈すればいいんでしょう?貯蓄超過だった、ということでしょうか?

    No.7の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/09/01 10:43
  • ありがとうございます!

    しかし、えっ、
    高度成長期は余裕で、輸出で黒字を稼いでいたわけではないんですか?

    >海外から資本が流入して国内貯蓄の不足をカバーしていたことになる。
    これは、ガリオア・エロア資金とか、そういうやつのことですか?

    No.8の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/09/01 18:50
  • う〜ん、頭が悪くてすみません、左辺も右辺も赤字ということは、その赤字をどうやって埋め合わせていたんでしょうか?

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/09/03 09:05

A 回答 (10件)

>左辺も右辺も赤字ということは、その赤字をどうやって埋め合わせていたんでしょうか?



当時は1ドル=360円の固定為替レート時代なので国際収支赤字を続けているとやがて外貨準備は涸渇する。国際収支に赤字が出たら、政策金利(公定歩合)を引上げて金融を引き締める。投資が減って左辺がプラスに転ずるとともに、右辺も輸入が減って国際収支も改善する。昭和の高度成長時代はこの繰り返しだった。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございます!みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2024/09/03 18:55

混乱しているようですね。

もう一度整理しておきましょう。
オープンエコノミー(貿易のある経済)では
S-I = G-T(民間部門の黒字=政府の赤字)
ではなく、
S-I = (G-T) + (X-M) (民間部門の黒字=政府部門の赤字+海外部門の赤字)
が成り立つ、ということ。回答者の中にはオープンエコノミーでも第1番目の式が成り立つかのように書いている人がいるが正しくない。1965年以前は赤字国債は発行していないということは財政部門は赤字を記録していなかったかったということ、したがって、財政はほぼバランスしていたとしてG=T(財政の基礎収支がバランス)とおくと、
S-I=X-M
が成り立つことになる。1965年以前のような高度成長期は投資が旺盛だったので、国内貯蓄では足りず、S<I、よって上の式からてX<M、海外部門は黒字(日本からみると対外収支は赤字)となる。GDPデータをみると、1955年(昭和30年)から1965年(昭和40年)の11年間で、純輸出X-Mは、1956年、57年、61年、63年、64年と、5回も赤字(輸入超過)に陥っている(確かめてください)。経常収支の黒字化が定着したのは1965年以降です。
この回答への補足あり
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>福田蔵相の前の時代は、赤字国債ゼロで財政運営できていたんですよね?



質問のポイントはこっちの方なんでしょうか?
1)えー、当時日本は ちょっと田舎に行けば まだまだ道路も土の地面丸出しでインフラ投資が盛んでした。東京オリンピックもあり、急ピッチで開発が進みました。
 「カネの循環」が順調だったんですね。
2)おまけに1ドル360円固定レートで日本の製品は「安物」「すぐ壊れる」呼ばわりされつつも北米への輸出が盛んでした。
 「国民の黒字=アメリカの赤字」だったのです。で、政府の お金の源は税収ですから、国民の黒字=政府の黒字でもあったわけです。
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>福田蔵相以前の時代、1965年より前ですね、その時代は赤字国債がゼロだったわけですが、それはどう解釈すれいいんでしょう?貯蓄超過だった、ということでしょうか?



日本は赤字国債の発行は財政法で禁じられており、国債発行が特例国債という形ではじめて発行されたのは1965年。それ以前は赤字国債は発行されていない。
No.7で示したオープンエコノミーの下での一般式
S-I = (G-T) + (X-M)
を見てください。政府部門の税収と支出がバランスしているなら、右辺の第1項はゼロ、左辺の民間部門の黒字(赤字)S-Iは海外部門の赤字(黒字)と等しく
S-I=X-M
成り立つ。なお、海外部門の収支は海外部門から見ているのでX>Mなら赤字、X<Mな黒字となり、日本から見た海外収支とは符号が逆になることに注意されたい、つまり海外部門の赤字(黒字)は日本の対外収支の黒字(赤字)を意味する。1965年以前の日本経済というのは高度成長の真っ盛りで、投資意欲が高く、したがって民間貯蓄では旺盛な投資を賄うことができず、民間部門は赤字(つまり左辺はマイナス(S<I))、よって右辺もマイナス、X<Mと、海外部門は黒字(つまり日本の対外収支は赤字)。海外から資本が流入して国内貯蓄の不足をカバーしていたことになる。
この回答への補足あり
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何度も書いていますが、


Y=C+I+G+X-M
のGDPの定義式において、両辺からTを差し引き、整理すると
(Y-T-C)-I=G-T+X-M
となる。
もちろん、YはGDP,Cは消費、Iは投資、Gは政府支出、Xは輸出、Mは輸入、そしてTは税。S=Y-T-Cとおくと、Sは民間貯蓄(=可処分所得マイナス消費)で上の式は
S-I = (G-T) + (X-M)
左辺は民間部門の黒字、右辺の第1項G-Tは政府部門の赤字(いわゆる国の借金)、そして第2項は海外部門の赤字をあらわしている。海外取引のない「封鎖経済(クローズ・ドエコノミー)なら
S-I = G-T
が成り立ち、「民間部門の黒字=政府部門の赤字」(もっと一般的なオープンエコノミーなら、「民間部門の黒字は政府の赤字と海外部門の赤字の合計に等しい」)が成り立つ。この式自体はつねに成り立つ恒等式なので、いろいろに解釈できる。簡単化のため、クローズドエコノミーを考えてみよう(よってすぐ上の式が成り立つ)。政府部門の支出Gが税収Tを超え、その分を赤字国債を発行してその分を埋めるとすると、民間部門は貯蓄Sが投資をIを抑えてその分を国債の購入に充てる必要があるので、民間投資がクラウドアウトされる場合。あるいは逆に、民間の投資意欲が弱く、貯蓄が過剰になり、その超過分を政府が国債を発行して埋める、いわゆるケインジアンのケースもある。政府の赤字は民間の黒字に等しいという命題からはいろいろの可能性が考えられるので、唯一の結論は得られません。
この回答への補足あり
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国の借金ではなく、政府の借金です。



借金といいますが、それでは
貸し手は誰でしょう。

半分は日銀です。
日銀は政府の1部門に過ぎません。

つまり、自分が自分に借金している
だけです。

半分は市中銀行ですが、そのお金は
国民の預貯金です。

つまり、貸し手は国民です。

国民が政府にお金を貸している
だけです。



福田蔵相の前の時代は、赤字国債ゼロで
財政運営できていたんですよね?
  ↑
1965(昭和40)年11月19日、
戦後初の赤字国債発行が閣議決定されました。
佐藤栄作内閣の時代です。

今日のように赤字が膨らんだのは
田中角栄内閣の時が端緒です。

自民の長期低落に歯止めをかけるため
年金などの福祉を大盤振る舞いしました。

マスコミも、これを、福祉元年、とはやし立て
ました。

結果、自民が勝利し、福祉は票になる
ことが実証されます。

福祉は一度上げると下げられません。
票を失うからです。
これを福祉の不可逆性といいます。

かくて、福祉はどんどん膨らみ
今日のような膨大な赤字になったのです。

高度成長期には、問題は表面化しませんでしたが
低成長時代に入るや、問題視されるように
なったのです。
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国は営利団体ではないので、利益を貯め込む必要はないが、借金は少ないに越したことは無い。



景気を良くするために赤字国債を出すのはある意味当然だが、景気が良くなれば税収がアップするのだから、赤字国債を出す必要は薄れる。

今後の展開は、金利を2%水準まで上昇させたうえで、景気をもっと良くする成長経済を実現することだ。
つまり金利を2%水準にすれば、現在の借金の利息も上昇するので、それに見合う以上の税収アップするくらいの成長が達成されれば何の問題も無いという話になる。
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政府の負債と国民の債権がイコールの筈はありません


嘘ニュースは止めましょう
国債残高と赤字国債発行額にも直接の因果関係はありません
この回答への補足あり
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国内の国債インフレ抑制さえすれば何か問題有りますか


税金で利息補填しないし数字増えるだけです
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> 国の借金…、国の赤字=国民の黒字だから…


国の借金の貸方は、国民です。

赤字国債の残高は1970年代から増加が顕著ですが、
それ以前の発行高は、調べきれませんでした。
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