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山で雪が多く降るのは山にぶつかった風の上昇気流で活発な雪雲ができるからです。
山の上空にある雪雲は平地の上空にある雲よりも高く聳え立った背の高い雲です。
太平洋側の雪が少なくなるのは山が雪雲をブロックするからといいますが、
山よりも高いところに雪雲がある時点で、山は雲をブロックできず、北西の風に吹かれれば太平洋側に流されるのは簡単そうに見えます。なぜ実際には雪雲は山の上空から先の太平洋側には流されず、山の上空にとどまり続けるのでしょうか。

A 回答 (4件)

確かに、「山が雪雲をブロックする」というのは正しい表現ではないですね。



正しくは
1)山で生じた上昇気流が雲を上に押し上げる。
2)そこで雪が発生し、雲の中の水分が雪となって下に落ちる。
3)水分が抜けた空気が太平洋側に行く。

つまり「山が雪雲をブロックしているように見える(同じ雲がそこに とどまっているように見える)」けれど、本当は「雲は無色透明の空気となって太平洋側に流れて行っている」。

「次々と日本海を渡って来る雲が、次々と上昇気流に乗って上がり、水分を雪として落とした後、無色透明の空気となって太平洋側に流れて行っている。上昇気流のところに次々と雲が出来るので、そこに同じ雲が止まっているように見える」。が正解ですね。
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>山は雲をブロックできず



雲は山にぶつかると上昇するため、断熱膨張等により温度が下がります。
温度が下がると保有できる水分量が減るため、雲は雨や雪を降らせながら
上昇します。山を越えると水分量はかなり減っているでしょう。
山の上空に雲があるならそういう雲でしょう。
山の向こうにはたいして雨や雪が降らないことになります。

あなたが言うところの「ブロック」とはそういうことでは?
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風が標高の高い山脈の斜面に当たるとその風は水平に進む事が出来ませんから、斜め上に上昇し、斜面を乗り越えて吹く事になります。


 そのような山脈よりも低い所から上昇してくる気流、即ち空気の塊があるため、山脈よりも高い所を吹く風も水平に進む事は出来ず、やはり斜め上に上昇する事になります。
 高度が高い所は気圧が低くなるため、上昇した空気は膨張する事になります。
 大きな空気の塊が膨張する際、塊の中の空気の大部分は地面や他の空気の塊とは接していないため、周囲と熱のやり取りが出来ません。
 このような外部との熱のやり取りが無い状態で気体が膨張する事を断熱膨張と言います。
 気体が持っている基本的な性質の一つに「断熱膨張すると温度が下がる」というものがあります。
 山脈を乗り越える際に上昇する風もまた、上昇する際に気圧の低い高空を通るため、断熱膨張して気温が低下します。
 気温が下がると空気が含む事が出来る水蒸気の濃度の限界が低くなります。
 そのため、上昇した空気に含まれている水蒸気の一部は、微小な液体の水滴や氷の粒で出来た雲粒になり、更には雲粒同士がくっつき合って雪の結晶になり、地面に落ちます。
 含んでいる水蒸気が雪に変わって空気の中から取り除かれるため、山脈を乗り越えた空気は水分を失って乾燥します。
 その乾燥した空気が山脈の高い所から低い所へと流れ込むと、今度は逆に気圧の高い低空に下降するので、断熱圧縮する事で気温が上昇します。
 気温が高くなれば空気が含む事の出来る水蒸気の濃度も高くなるため、雲粒を構成していた水が蒸発して雲は消えます。
 山脈を乗り越えて来た空気にも多少は水蒸気が残ってはいるものの、その濃度が低くなっているため、雲が出来難くなります。
 そのため冬の季節風の風下側である太平洋側では雪雲が少なくなるわけです。

 要するに、山脈が壁となって雲そのものをブロックしているのではなく、風が山脈を乗り越え時に含んでいる水分を雪の形で落としてしまうため、山脈の風下側ではそれ以上雪が降り難くなるのです。
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とどまり続けるというよりも、、、



雲の上にも、雲の下にも空気層があり、山にぶつかる、いわゆる全体的に山を登る時に空気+雲+空気が圧縮されるため。
そして北からは、次々と下の空気+雲+上の空気が押し寄せ、山に依ってブレーキがかかる。
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