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お世話になります。
開放隅角緑内障なので、どんな薬でも大丈夫だとは思うのですが、質問させてください。
先日テトラミドを処方されました。
先生に
「抗コリン作用の薬剤はあまり使いたくないけど、テトラミドは緑内障のあるお年寄りの人たちにも使っているから大丈夫ですよ」
と言われました。
家に帰ってからハイパー薬辞典で調べてみるとテトラミドは緑内障の人には注意と書かれていました。

前文にも書きましたが、開放隅角なのですが、失明が心配で極度にこの手の薬を飲むのが怖いです。
申し訳ございませんが、お詳しい方安心させてください。

A 回答 (1件)

抗うつ剤の中には、抗コリン作用の強い薬剤も多種存在します。

それらは、緑内障や前立腺肥大症などの患者さんには禁忌と記載されています。
テトラミドは、緑内障、排尿困難又は眼内圧亢進等のある患者さんへの適応は、禁忌とはなっておらず、慎重投与のレベルです。本剤も、抗コリン作用を若干有するため、これらに影響を与える可能性が否定できないためです。

もう少し、詳しく書くと、『急性閉塞隅角緑内障』は、前房が浅く、隅角の狭い眼に突然発症するもので、ある程度の散瞳がきっかけとなり、従って強力な散瞳作用を持つアトロピン等の点眼薬は勿論、多少なりとも交感神経刺激、副交感神経系抑制作用を持つものには、禁忌又は慎重投与が記載される事になります。

添付文書に緑内障関連の注意が記載されている薬品の中には、実際に『急性緑内障』を誘発したとの報告のあるものも存在しますが、多くは可能性に基づいたものであります。

しかし、『急性閉塞隅角緑内障』は発症する以前は単なる狭隅角眼であって無症状で、通常は緑内障と診断されているわけではありません。また眼科の医師が診たとしても将来の急性発作を予測できるわけでもありません。

既に診断されて瞳孔ブロックが手術やレザー治療を受けて解除され、眼圧のコントロールができている『急性閉塞隅角緑内障眼』であれば、急性発作の危険はありません。

『開放隅角緑内障』の発症機序は、『閉塞隅角緑内障』の場合とは異なっており、隅角の閉塞はなく、房水流出路の通過障害、特に隅角線維柱帯からシュレム管にかけての通過障害により眼圧が上昇してくるものであります。

『開放隅角緑内障』では、散瞳による悪影響は『閉塞隅角緑内障』の場合と異なって非常に稀で、急性発作は生じません。
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この回答へのお礼

早々のアドバイスありがとうございました。
やはり稀ではあるが、悪影響の可能性もあるのですね。
参考になりました^^;

お礼日時:2005/06/15 23:33

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