
No.2ベストアンサー
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国民年金保険料は収入により影響ありません。
国民年金給付金(老齢基礎年金)も受給時の収入に影響されず、現行満額で80万程度の給付があります。
25歳~64歳の480ヶ月年金保険料を納めることは現在の法律では可能とされています。
本来は20歳~59歳の480ヶ月納める事で満額給付されるものですが、諸事情により満額に満たない人に対し60歳~64歳まで追納する特例があるためですね。
また年金受給件発生の条件は保険料を300月納付することですが240月以上納付した人のための特例として300月に届くまで65~70歳の間追納することも出来ます。
御質問1に対しては現在評価額にして80万程度の給付が受けられます。
但し、現在25歳だった場合、23歳からの2年分を分割でも良いので追納する方が良いでしょう。これは三つの理由があります。
1.現在年金保険料は2017年度まで280円すつ引き上げられ月1万6900円に固定される
2.項1後も賃金水準、物価により変更の可能性がある
3.特例期間中の保険料は高い
年金は超長期貯蓄と同等の性格を持っています。そのため物価スライドという概念を持たせ、年金の実質的価値の目減り(注1)を無くすような方式を取っています。
注1:日本は年金創設以来、膨大なインフレを経験しています。昔は100円で缶ジュース買えましたが今は買えません。この値上がり=100円という価値の下落と捕らえます。ですから預金が100円あったとして10年後利息やらで105円になっても10年後の100円というものの価値が換算数値で80円になってしまうことがあります。物スラはこの物価の変動を年金額に反映させる為の措置です。
例:
年額80万=缶ジュース(120円)6666本分。
=>缶ジュース(150円)6666分=年額100万円
という理論です。
今の100円が10年後どの程度の価値になるかを想定することは経済予測と同じ事を必要としますので将来の年金額は絶対的に不明ですが、価値は80万程度と定められています。
更に法律改正が起こると近年のマクロ経済スライドのように年金給付対象者数によって物価スライド上昇率を抑止する働きをもつため、年金の実質的価値は目減りしてしまいました。
年金額が下がる!という現象は80万が79万になるのではなく、80万で買えるものが少なくなるという実質的価値の目減りを指しています。
ですから個人で貯蓄しても利子が加算されても減っていると考えて差し支えない為、個人年金等の金融商品があるのですね。
質問2の40年間でいくら払う事になるかは上記理由も含め正確には難しい問題です。
単純計算でよければ17000円*380ヶ月程度と想定してみますが、将来制度改革により、16900円は据え置きで、他の財源を探すとかされて結局色々納めるわけです。
No.1
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