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お世話になります。
フィルターのカタログ等に、親水化フッ素樹脂で構成された
フィルターを見かけるのですが、
フッ素樹脂の化学反応性を考えると、簡単に親水化処理出来ないと思うのですが、どのような処理がされているのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

フッ素樹脂フィルムの親水化は金属ナトリウム溶液処理が粘着テープで用いられてきました。

スパッタエツチング法、放射線やH2Oイオンの照射なども多孔膜には使えないようです。
現在でも非親水化膜では直前にアルコールで濡らし、あるいは予め親水性の材料を含浸しておき、水と置換する方法が用いられてきました。
http://www.isekyu-jp.com/bio/osusume/mykrolis/fl …

恒久的な親水化には表面のF基をOH基など親水基に置換する必要があり、多孔膜ではエキシマ(紫外線)レーザー光を照射する方法があります。
特許2999365 フッ素樹脂製多孔質体の親水化法
津田 裕,村原正隆他:第54回応用物理学会学術講演会予稿集(1993)27a-HE-6.
http://www.oitda.or.jp/main/hw/hw9912-j.html
http://www-surface.phys.s.u-tokyo.ac.jp/sssj/Vol …
市販の親水化膜がどのような方法で行われているか、非公開で分かりません。
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