プロが教えるわが家の防犯対策術!

以前別のことについて、質問しましたが、今回は、上記3つの違いを教えてください。これは受精卵の時期によって違うだけなのでしょうか?また問題点なども変わってくるのでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

医療従事者です。



まず、それぞれの用語ですが、
カバーしているものが違います。

遺伝子診断は、生殖に関わる段階のみならず、
例えば、ハンチントン舞踏病の繰返し配列の解析や、
その他疾患の原因遺伝子の検索、
薬剤に対する感受性の違いなどを検索するために行う検査・診断のことです。

それに対して、出生前診断、着床前診断は、
受精卵~胎児の過程に行われる検査・診断のことです。
出生前診断は、着床前診断を含み、
羊水や絨毛細胞による染色体検査、
広く言えば、超音波による胎児の検査も含みます。
一方、着床前診断は、
体外受精によって得られた受精卵が、
およそ8細胞に分裂した段階で、分割した一つの細胞を取り出し、
その遺伝子を解析するものです。
そのことによって、妊娠成立前に診断をすることが可能になります。
現在、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどの重篤な疾患の診断にのみ用いられていますが、
今後、習慣性流産の診断などにも用いられる可能性があります。

ご参考まで。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/26 20:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!