緑便が続きます

現在４ヶ月の娘がいます。
今までは母乳で育てていたんですが少し小さいみたいで粉ミルクをあげ始めました。

しばらくすると緑便が出るようになり娘は元気にしているんですが別に問題はないんでしょうか

No.1 回答者： zorro 回答日時： 2005/10/08 17:02

すぐにでも病院に行って相談されることをお勧めします。

No.2 ベストアンサー 回答者： noname#21283 回答日時： 2005/10/12 15:46

　『食欲もあり、元気な赤ちゃんなのに、緑便などウンチの色が変わりびっくりさせられることがあります。

　でも心配はいりません。これは便のなかに含まれている胆汁色素であるビリルビンが酸化して緑色になるためです。生後1～2か月くらいの母乳栄養の赤ちゃんは、はじめ黄金色の便が出ますがしばらく置くと緑色になることがあります。これも心配のないことです。
　最近ではミルクも母乳の成分に近づけた調製粉乳となっていますから、人工栄養の赤ちゃんも母乳栄養と同じような緑便をします。また酸っぱいような匂いがしても、ウンチが酸性になっているので悪い便とはいえません。
　母乳だけで育っている赤ちゃんは便の回数が多かったりネバネバした下痢状の便、白いツブツブがまじる便が心配の種ですが、機嫌が良く体重が増えているのであれば、問題はないでしょう。
　ただ、一日の下痢の回数が多い時には水分の不足に注意して、お茶や白湯などお乳の合間にたっぷりあげてください。下痢の赤ちゃんへの影響で最も怖いのは水分の欠乏です。
　少々変わったウンチでも、赤ちゃんが機嫌良くニコニコして、食欲も変わらなければ心配ないと思います。ただし赤ちゃんの機嫌が悪くあやしても笑わず、粘液の混じった水様便を日に８回もするような時は、すぐお医者さんに行ってください。』（かがわ健康福祉情報ネットワーク　http://www.kagawa-swc.or.jp/view.rbx?cd=309　）

ちなみに、もう少し、「どうして緑色になるの？」ということでしたら、お次を。

『新生児の緑便の機序

Q:新生児の緑便は，ビリルビンが酸化されて緑色のビリベルジンになって生じるということですが，この酸化がおこるのはどうしてなのでしょうか．また，緑便とはどのような時にみられるのでしょうか．



A:新生児の便性に関しては，
（1）母乳栄養，人口栄養で異なること（母乳栄養児では軟便，1日2～5回と回数が多く，卵黄色から時に緑色便，酸性，ビフィズス菌主体．人工栄養児では硬便，回数は少なく，黄色便，アルカリ性で大腸菌主体など），
（2）便の色で黄色，緑色は問題ないが「灰白色（真っ白）」は異常（先天性胆道閉鎖，新生児肝炎）であること，
（3）緑色便ということに限って言えば，母乳栄養児にみられることがある，ということと出生後24時間以内に排出される胎便は暗緑色である，ということを抑えておけば良いです．「緑便はビリルビンが酸化されて緑色のビリベルジンになって生じる」のは事実ですが，何故か？というと分かっていないことも多いです．以下は参考程度に読み流して下さい．胎児ヘモグロビンＦは出生と同時に脾臓などの網内系で壊され，生後10ヶ月にはほとんど消失し，成人型のヘモグロビンＡに置き換わります．遊離したヘモグロビンは分解を受けてプロトヘムとなり，鉄と一酸化炭素を遊離してビリベルジンとなり，還元されてビリルビン（間接ビリルビン）となります．ビリルビンは肝細胞の滑面小胞体に存在するグルクロン酸転移酵素によりグルクロン酸と抱合し直接ビリルビンとなって胆管，胆嚢を経て十二指腸に排泄されます．腸管に排泄されたビリルビンは腸粘膜に存在するβ-グルクロニダーゼにより加水分解を受け，再び間接ビリルビンとなります．ビリルビンの一部は，腸管から吸収され血中に入り再び肝臓に達します（腸肝循環）．胎生期，新生児期早期にはβ-グルクロニダーゼの活性が高く，腸肝循環が盛んに行われます．盛んにヘモグロビンＦが壊される時期には，便中へのビリルビンの排泄が多くなり，もともとビリベルジンが還元されてできたビリルビンが腸内で酸化されて緑色のビリベルジンに変換されます．この時，緑色便となって現れます．母乳栄養児で時々緑便がみられるのは，母乳の中にグルクロン酸転移酵素の阻害物質が存在しているためであると考えられています．』 （http://www.medicmedia.com/doctor/qa/shoni/p03.html）


というわけで、結論。

ほかにさしたる異常がないのでしたら、問題はないかと考えられます(^_^)

この回答へのお礼

返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
娘の緑便は少しの間続いたんですが元気にミルクをのみ機嫌良く夜も寝てくれます。最近は緑便も出なくなり安心しています。初めての子供でついつい何でも心配してしまうもので。詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時：2005/10/14 20:48