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PBR(株価純資産倍率)→PBRが1倍に近づくほど株価は割安
PER(株価収益率)
BPS(1株あたりの純資産)→BPSが高ければ、その企業の安全性が高い
ROE(株主資本利益率)
ROE=当期利益÷株主資本→数字が大きいほど利益率が高い企業

初心者ですが、株投資するとき、この専門用語は知ってた方がいいでしょうか。使い方がよくわからないので教えてください・・・。

A 回答 (2件)

この中でとくに PERとPBRは株価形成との関係性が高いので、必ず知っておいたほうが良いと思います。

特に初心者が陥り安いのは、人気(評判)企業の高値つかみです。これを避けるためには今の株価が割高かどうかを判定することです。そのためにはこれらの指標が有効です。

PERは何年で株価分企業が稼げるかという数値です。数値が低ければ割安、高ければ割高もしくは期待が高いということです。

PBRは企業の資産に対する株価の値段です。1.0が資産と同じ価値です。2.0だと資産の2倍の値段で取引されているということです。期待が高く利益が大きい会社は高いPBRで取引されています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/03 03:37

既に本を読んで勉強済みと思いますが、ステップ・バイ・ステップで確認してみましょう。




復習編

(1)PBR(株価純資産倍率)
    公式=株価÷1株当り純資産(株主資本)
  株価は帳簿上の1株当りの株主価値の何倍か?

(2)PER(株価収益率)
    公式=株価÷1株当り当期利益
  株価は1株当り利益の何倍か?〔通常、今期予想1株当り当期利益を使います〕

(3)ROE(株主資本利益率)
    公式=当期利益÷株主資本(純資産)
  株主資本を使ってどのくらい利益を稼いだか?
  株主資本を効率的に利用している経営か?
  〔通常は%表示のため100倍〕
  

利用編

(1)PBRについて
  PBRは、低ければ割安、高ければ割高、特に1倍割れは、企業の解散価値を
  下回っており(正確ではない、あくまで帳簿上)、割安であると見られている。
  通常、株主資本は、企業の利益水準・増減ほどには変動しませんので、
  市況産後・相場産業(証券会社等)など収益水準の変動が大きい業界では、
  PBRが重視されるケースがあります。尚、利用に当っては、
   A.同業他社や同業界内での比較に限定して下さい、業種間で数値のバラツキあり
   B.ベンチャー企業など、企業の利益成長に視点がおかれる
      高成長企業の場合、PBRの高低は株価水準の割安・割高の目安にはならない
   C.PBR1倍割れは、割安であり”絶対”お買い得?
      とはならない場合あり、1倍割れのまま放置されるケースもあります。
      企業業績等々と見比べっこして利用して下さい。

(2)PER(株価収益率)
  恐縮です、こちらに書きました。
  http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1734607
  尚、PERは、相対的投資尺度であり、必ず、利益成長、財務体質等と併用して
  考えて下さい。単純に○○倍で判断する事はできません。
  また、PERに使われる「当期利益」は、資産売却・有価証券評価損、
  構造改革・リストラ費用など「特別損益」勘定である特殊要因が入り込んでいます。
  ご注意下さい。

(3)ROEについて
  株主資本を効率的に利用しているか否か?の指標です、外人投資家も重視しています。
  現状では、10%以上が優良会社と言われているようです。
  利用にあたっては、
   A.同じ収益を上げていても、他人資本(借入金)が大きく、過少資本の
      会社では数値が大きくなります。有利子負債の残高にも注意して下さい。
   B.収益水準が高く、また高収益を続けて行きますと、内部留保が増加・蓄積し、
     ROEが低くなる傾向があります。業績推移にも目配りして下さい。
   C.やはり、同業他社や、同業界内での比較に留めた方が良いと思います。
      規模の大きな装置産業とサービス産業では、バランスシートの構造が
      違います。比較してもあまり意味がない様に感じます。

(4)ご質問のBPS(1株あたりの純資産)
  企業の安全性を見るなら、
   ・株主資本比率(株主資本÷総資産×100)
   ・債務償還年数(有利子負債÷営業キャッシュフロー)
      ・・・負債は本業の営業で稼ぎ出したキャッシュの何倍か?
         【住宅ローン残高は年収の何年分か?(-_-;)と同じでごわす】

  などが一般的です、BPSの高低だけでは安全度の目安としては不完全です。


付録編(余裕がございましたら、お付き合い下さい)

 ●PBR=PER×ROE

   PER=株価/1株当り当期利益
     ↓
    右辺の分子・分母に発行済み株式数を掛ける
     ↓
   PER=(株価×発行済み株式数)/当期利益

   PER×ROE={(株価×発行済み株式数)/当期利益}×(当期利益/株主資本)
           =(株価×発行済み株式数)/株主資本
     ↓
    右辺の分子・分母に(1/発行済み株数)を掛けると
           =株価/1株当り株主資本=PBR

  長くなりました、つまりPBR=PER×ROEの関係が成り立ちます。
  すなわち、PBRで同業他社同士を比較した場合、PBRが低い会社は、
  企業利益の成長性に着目したPERが低いのか、株主資本の効率経営を表す、
  REOが低いのかで見方が変ります。PERが同業他社と比べて見劣りする
  状態でない場合、PBRが高まるためには、ROEの改善、すなわち資本の
  効率的な経営が課題であり、ROEを改善させ、収益力を向させる必要があります。
  取り合えず、PBR・PER・ROEはリンクしていると覚えておいて下さい。


お疲れさまでした、コーヒーをどうぞ。

               )   ∧_∧
              (  ( ^ー^* )
               □ ⊂⊂   )

では、では、がんばって下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/03 03:38

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