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私は一介の専業主婦です。最近の憲法改正議論には、息子を持つ身として切実に緊張感を持って関心を抱いています。

私自身はあまり知識を持っていません。お恥ずかしい事で、これから急いで色々なものを見て知識を深めなくては、と思っておりますが、質問をさせて下さい。

私は『自衛軍という軍隊を持つ』こと=自国を守る事、とは思えず、アメリカ軍の傘下に入る軍を持ち、戦争の準備をする事としか考えられません。
自衛軍という軍を持つ事を憲法で認めれば、いずれ徴兵制になり、韓国などのように民間人全てが対象になってくると思っています。今の自衛隊のように『なりたい人がなればよい』ということではないですよね?
そして例え自国からの戦争をしなくても、例えばどこかの国が日本に対し何らかの武力を行使してきたら、応戦するのですよね?これは戦争とは言わないのでしょうか?そのとき徴兵されている一部の国民にとっては戦争状態になり、当然多数の犠牲者も出ると予想できます。
また、アメリカ軍の『正義』の名のもと、他国での戦闘に日本の自衛軍が加わる(国際支援という名のもと)こと…これもやはり一部の国民は外国へ出向き、武力を行使するという戦闘状態に巻き込まれます。これも戦争ではないのですか?国民全員が巻き込まれなくては戦争とは言わない?

そもそも、戦争の定義とは何なのでしょう?
自衛だろうが何だろうが、軍を持つことを憲法で定めることは、戦争を永久に放棄するという条文とはハッキリ矛盾すると思うのですが、どうなのでしょうか?
個人的に息子がいるので、息子を戦争になど送り込みたくありません。自分としてはそういう個人的な感情もあり、自衛軍を持つことには大反対です。

改憲派の方のご意見が多くなろうかとは思いますが、出来れば分かりやすい言葉を使ってご説明いただけますとありがたく思います。識者の方々、どうぞご教示をお願い致します。

A 回答 (5件)

 この手の質問では、多くの人が自分の政治信条の吐露や、信仰告白に終始しやすいのと、質問者さんにも誤解があるようなので、まずは自分で学ぶことが大切でしょう。

その上で自分はどう考えるのかです。

『軍事板常見問題』より
http://mltr.e-city.tv/index02.html
「東亜FQA」から(まずはここにある回答集で気になる部分を確認してみましょう)
http://mltr.e-city.tv/faq05.html

戦争放棄については
【日本以外にも,戦争放棄と取れるような文言が憲法に書いてる国があるってホントでしょうか?】
http://mltr.e-city.tv/faq05d.html#03160
「日本国憲法9条は、御存知のように以下の三つのことが規定されています。
(1)戦争の放棄
(2)戦力の不保持
(3)交戦権の否認
 さて、交戦権の否認はここで省くとして、前二者に関しては各国憲法でもけっこう謳われていたりするものです(後略)」
 つまり戦争放棄自体はなにも、日本国憲法だけの専売特許でもなく、多くの国で(アメリカ合衆国憲法でも)謳われます。多くは侵略行為を意味しています。しかし自衛権までも放棄はしていません。
 それと「いずれ徴兵制になり」ですが、まずは徴兵制というものがどのようなものであるかを学ばれるのが先決だと思います。上記のHPの「徴兵制関連」を参照されるか、

「徴兵制 復活?」
http://obiekt.hp.infoseek.co.jp/peacemaker/draft …
を参照されるといいでしょう。いかに「徴兵制が復活する」というアジテーゼが現実の政治・軍事・外交を学んでいないか。“徴兵制は非民主的な制度”というう誤解が分かりやすく説明されていますよ。

それと国際法でいう戦争とは平和解決とは何かは、次のHPがよろしいのではないでしょうか。
「国際法を学ぼう」
http://www4.ocn.ne.jp/~tishiki/kokusaihou.html
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。また、
>多くの人が自分の政治信条の吐露や、信仰告白に終始しやすいのと、質問者さんにも誤解があるようなので、まずは自分で学ぶことが大切でしょう。その上で自分はどう考えるのかです。
と言うご指摘を頂き、納得致しましたので、この質問は締め切らせて頂きました。

さらにこれから学びたい私にたくさんのHPを教えて頂き、ありがとうございました。全て開いてさわりの部分を部分を拝見してみましたが、比較的噛み砕いた表現を使っているところが多く、頻繁に訪れてみたいと思うサイトばかりでした。

不勉強でお恥ずかしい限りだったのですが、これから学んでいく道筋をつけて頂きましてありがとうございました。ただ、やはり感情として母親の気持ちでは息子を無駄に戦争に出したくない、兵隊になどとられたくないという思いは消えません。
戦争という言葉のない世界になれば良いのに、と心から思います。理想論だ、と怒られてしまいそうですが、平和に勝る世界の宝はないと思っていますから。

学び、知る事で、自分の思いをもっともっときちんと形に出来たら良いと切実に思っています。お力を貸して頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 22:19

散発的な回答になりますが



>自衛軍という軍を持つ事を憲法で認めれば、いずれ徴兵制になり、韓国などのように民間人全てが対象になってくると思っています。今の自衛隊のように『なりたい人がなればよい』ということではないですよね?


現行憲法では、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない と明示してありますが、現実には、軍隊は存在します。

憲法があっても守られない という事実がありますので、今後も憲法は守られる という保証はありません。

したがって、徴兵制を禁止する規定を定めたとしても、徴兵制になる可能性は高いといえます。運~要領が悪い人は死ぬでしょう。


>国民全員が巻き込まれなくては戦争とは言わない?
そもそも、戦争の定義とは何なのでしょう?

戦争の定義はいろいろありうると思いますが、この場合は国際公法上の定義が適当かと思います。
「国家間の武力行使」だったか…? 忘れてしまいましたが、もちろん国民全員が巻き込まれる状態に限らず、軍隊が政府の指示に基づいて武力行使すれば戦争と呼びます。
きちんとした考えを志向されるのでしたら、国際公法の入門書のようなものをお薦めします。
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この回答へのお礼

早々のご回答をありがとうございます。

>憲法があっても守られない という事実がありますので、今後も憲法は守られる という保証はありません。

なるほど…そう言えばそうですね。憲法も少ない言葉で広い範囲の事を規定しているので、解釈の仕方で変わってくるということもあるわけですね。

きちんとした考えを学びたいと思います。1度、図書館で探してみます。ありがとうございました。大変分かり易かったです。

お礼日時:2005/11/04 22:07

先日、自民党の新憲法草案が発表されましたが、


9条1項(戦争放棄)はそのままで、
2項に「自衛軍を保持する」と記載されています。
もちろん自衛のための戦争も戦争ですので、
あなたのおっしゃるように矛盾していると思います。

結局この条文ですと折角改正しても、自然権である自衛のための戦争は1項では放棄していないという現在と同じ解釈が必要となってしまいます。

やるなら1項も改正するといってほしいものです。
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この回答へのお礼

早々のご回答、ありがとうございます。

同じように考えてくださる方もいらっしゃってホッとしました。1項まで改定すると言って欲しくはないのですが…現状はそういう事なのですよね。分からないなりにいろいろ不安で、どこをどう見ればいいのかもそうそう分からず、こちらでご相談させて頂きました。
同意のご意見を頂戴でき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 21:51

ここは「右」の人間が多いので、そういう質問をするのは、集中砲火を浴びかねません。


特にあなたのように根本的に分かっていない人には。

・「自衛隊」と「自衛軍」の違いでいうなら、自衛隊は、「戦争放棄」・「戦力不保持」という憲法のもと、「日本国が攻撃された場合に反撃するだけであって、他国に出ていくことはない」存在だとされてきました。
 これが「自衛軍」ということになりますと、他国に出ていくことが「任務」とされることになります。特に自民党の改正案では、国連決議による行動に参加することになっていますから。
※米英のイラク攻撃は、(少なくとも米英政府は)「国連の決議による」と主張していますから、あのような攻撃にも参加することになるわけです。
※日本は国連に加盟する際、「軍事行動には参加できない」と表明し、それを前提に加盟が認められたはずで、参加しなくても国連の一員としての義務を果たしていないと非難されるいわれはないはずですが。

・〉例えばどこかの国が日本に対し何らかの武力を行使してきたら、応戦するのですよね?これは戦争とは言わないのでしょうか?
政府見解は、「それは自衛戦争であり、憲法はそれまでも放棄していない。従って自衛隊は合憲」です。
〉そのとき徴兵されている一部の国民にとっては戦争状態になり、当然多数の犠牲者も出ると予想できます。
全国民、そうでなくても多数一般国民が巻き込まれると思いますが? 自衛隊だけの損害で済むはずがありませんよね?
ちょっと考えが足りないのでは?
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この回答へのお礼

早々のご回答、ありがとうございます。
分かっていないから質問をした訳ですが、それがいけなかったようですね。大変申し訳ありませんでした。知識を深めていく一助として識者の方々のご意見を伺い、そこから広げて学んでいこうと考えていたのですが、間違っていたのでしょうか。

〉全国民、そうでなくても多数一般国民が巻き込まれると思いますが? 自衛隊だけの損害で済むはずがありませんよね?ちょっと考えが足りないのでは?

ご指摘ありがとうございます。
考えが至らないから、いろいろなご意見を伺いたいのです。自分の考えだけで充足し、答えを得られるなら私は質問をしようとは考えません。
が、回答者様にとっては不快なことだったようですね。
分からない事についての質問は今後避けるよう、気をつけます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 21:49

「戦争」を、あなたの子供の「喧嘩」に例えて考えてみましょう。


「喧嘩は悪いことだから絶対にしてはいけない」というのが今の憲法の「戦争放棄」です。

あなたの子供は、「喧嘩」は悪いことと知っていますから、自分から喧嘩を仕掛けることはありません。
でも、周りの子供たちはそういうルールで縛られていませんから、あなたの子供に喧嘩を仕掛けてくる可能性があります。

ある日、隣の中クンが心当たりの無い難癖をつけてあなたの子供に喧嘩を仕掛けてきました。あなたの子供は、「喧嘩をしてはいけない」という言いつけを守って、殴られるままに我慢をしていました。
調子に乗った中クンは、それから毎日のように、あなたの子供を殴りつけて、奴隷のように支配して奉仕させます。
それでもあなたは「喧嘩は悪いことだからしてはいけません」と子供に我慢をさせるのでしょうか?
その内、いじめがエスカレートして、命が危険な時様態になっても「喧嘩は悪いことだからしてはいけない」と縛り続けるのでしょうか。

こちらに正当性がある場合は、殴られたら、自分を防衛するために殴り返して相手の勢いを止めておいて、それから解決のための手立てを考えるのが普通のやり方ではないでしょうか?

自衛を目的とした自衛軍は、不当と思われる理由で一方的に殴ってこられた場合には、いったんは殴り返して自分の身を守る、至極当たり前のことをするためのものと考えれば、なんら問題とすることではないと思います。
問題は、殴られたら身を守るために殴り返すことを認めて、自分の身が傷つくのを最小限にとどめた上で、喧嘩が大きくならないように対処することを国民が見張っていれば良いことです。
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この回答へのお礼

早々のご回答をありがとうございます。
子供の事に例えられると分かりやすいのですが、やはり回答者様の意図する答え(私の考え)は導き出せないように思います。子供の事は私が命をかけても守ります(このようなイジメなどの事態の場合)。
けれどやはり子供に対しては『それでも暴力はいけない』と教えると思います。それでもやりつづけてくる相手であれば、第三者(この例えの場合は先生、国の場合だと何に当たるのでしょうか)に仲介してもらい、ダメなら引っ越すなり環境を変えると思います。相手を下手に殴り返して、加害者になることを子供に勧めることはしないと思います(あくまで私個人の教育方針です)。

ただ、改憲派の方々のお考えの一端を分かりやすく教えていただく事が出来て、有益でした。これからもっと自分のために、家族のために勉強します。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 21:42

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