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マクロファージと白血球の役割の違いがいまいち分かりません。両方とも、異物をやっつけるというのは分かりましたが...どなたか解説をお願いします!

A 回答 (3件)

白血球とは、好中球、マクロファージ、B細胞、T細胞などの総称です。



好中球;バクテリアなど外敵が進入したとき最前線で戦う細胞。寿命は数日で、わずか25個程度のバクテリアを処理すると自爆する。処理したバクテリアと自爆した好中球が膿になる。

マクロファージ;寿命は数ヶ月から数年。100個以上のバクテリアを処理する。バクテリアを処理する際、インターロイキンIを生産する。これが脳の視床下部にある発熱中枢を刺激して体温が上昇する。熱が出るのはこのせい。

B細胞;特定の相手に対して攻撃をする。抗体というミサイルを発射して抗原を特定する。花粉症になってしまうのはB細胞の暴走。

T細胞;上記の攻撃細胞に対し、戦闘命令を出す。

素人解説ですみません。
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 基本的には、前の人が答えている通りですが、白血球とマクロファージについて補足します。



 まず、他の人の説明にもあるように、マクロファージは白血球の一種です。白血球は大きく3つ、顆粒球(細胞の中に粒をもつもので、その粒の性質によって好酸球・好塩基球・好中球にさらに分類)、単球、リンパ球(Tリンパ球とBリンパ球にさらに分類)に分けられます。でも、これだとマクロファージは?ということになってしまいますよね。実はマクロファージは単球が成長したものです。具体的には、血液として体を流れている間は単球と呼ばれ、血管の外に出て異物の侵入に備えたり実際に異物をやっつけたりするようになったものがマクロファージです。

 白血球に分類されている細胞はいずれも異物をやっつけることに関係していますが、そのやっつけ方(もしくはやっつけるのを手伝う方法)とやっつける相手が違っています。
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マクロファージは白血球の一種で、白血球には他にも好中球・ヘルパーT細胞・B細胞などがあります。



好中球とマクロファージは異物を食べて分解する事でやっつけますが、
マクロファージの場合は異物は完全には分解されずに、その異物の特有物質を持ったまま漂います。

ヘルパーT細胞はその特有物質に反応して、特有物質の型に合致するB細胞を呼び起こします。

B細胞は、異物の特有物質にまとわりつく物質:抗体を大量に作り出し、
その抗体は異物にまとわりつくことで異物が働けないようにします。

働けなくなった異物は結局好中球に食べられて分解されます。

好中球の異物を分解する速度には限界があるため、分解しきれていない異物が増殖しないように、
大量に作り出すことの出来る抗体を用いて動きを封じておくわけですね。

好中球の分解速度で十分間に合っていて、抗体が出来た頃には異物がいないってこともあるのですが、
先ほどのB細胞の一部は記憶B細胞となって数年~数十年保存され、
記憶B細胞は異物が侵入してくるとマクロファージを介さずにすぐ抗体を作り出すので、
次に同じ異物が入ってきた場合に素早い対応が出来るようになってるんです。

予防接種というのは、弱体化させた異物を入れて記憶B細胞を作らせてしまうことで、病気を防ぐ技術なわけです。
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この回答へのお礼

軍隊みたいな組織なんですね・

お礼日時:2005/11/22 16:31

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