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会社員(両親の自営業の手伝い)です。
素朴な疑問なのですが…

日本の大学の学生と言えば通常若者ばかりですが海外では中年・熟年の方で学生やってらっしゃる人も多いと聞きます。
このような方々は失業者なのでしょうか?
もし、失業中なら再就職の心配は持っておられないのでしょうか?
それとも休職されてるのでしょうか?
(会社の辞令での就学なら心配無用でしょうが)
それとも仕事・勉学が両立可能な比較的楽な職業の方なのでしょうか?
それとも相当のお金持ちなのでしょうか?

日本だとそう簡単に休職や卒業後の再就職とかましや両立とか通常のサラリーマンならかなり難しいですよね。
だから日本では必然的に学生といえば若者が殆どとなってしまうのだと思います。

コメントいただけたら幸いです。

A 回答 (4件)

オランダに住んでいます。

パートナーが北欧人です。確かに、ヨーロッパでは、一度就職した後に学校に戻る人が多いです。

まず、こちらでは、転職は非常に一般的です。10年同じ会社に勤めている人、というのは、なかなか見かけません。そのため、再就職の心配というのはあまりないかと思います。日本のように、新卒者をとって一から教育をして、という風潮はあまりありません。逆に、新卒時に仕事を見つけるのが一番大変だと思います。一度仕事に就けば、その後は経験を生かして他社へ転職するのはさほど難しくはありません。このあたりは、企業の考え方がまったく異なるのでしょう。日本では、その会社の色に染まった人間が好まれますが、こちらではそういった意識はまったくといってないのではないでしょうか。

社会人を経験したあとに学校に戻る、と言っても、仕事を辞める場合と、仕事を続けながら学校へ行く場合があるかと思います。MBAコースなどは、夜間コースがとても人気ですね。ただ、仕事と学業の両立はやはり大変なようです。

たとえばうちの親戚の例ですが、彼女は高校卒業資格を持っていません。そのため、なかなかお給料のよい仕事に就くことができず、高校に入りなおしました。全日制の高校なので仕事は辞めましたがシングルマザーで収入がないので生活保護を受けています。彼女の場合は高校に入ってはやめてを過去何年も続けていますが、十分に生活できています(子供は2人います)。その間に職についたりもしています。と、これは極端な例ですが、学ぶ意志が尊重されているとも言えるでしょうか。

また、ノルウェーでは無料で教育を受けられます(一部の私立大学を除く)。オランダは大学は無料ではありませんが、学生には補助金が支給されます。基本的にはこの補助金で、生活と学費をまかなえるようです。確かな数字は忘れましたが、30代以降はこの補助金は減額されると聞きました。

と、このように、こちらでは会社側も国も個人も、日本とはまったく考え方が異なる、ということです。ちなみに、ノルウェーもオランダも大学の数はとても少なく、大卒資格を持つ人の割合も低いです。能力のある人には好条件な教育の機会が与えられます。日本のように、誰も彼もが大学へ、という世界とはまったく異なります。

この回答への補足

> ノルウェーでは無料で教育を受けられます
これは非常に興味深いです。
どこの大学ですか?
お教え戴ければ幸いです。

補足日時:2005/12/07 15:29
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アメリカに37年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

こちらでは結構大人になってから学校へ行くということはありますよ。 特に夜学でのコースはビジネス関係やモチベーションはビジネスマンにとっては今もっている仕事をうまくやれるようになるため、また、自分にもっと知識を植え付けたい、もっとくじけない自分を創るためなどの理由のほかに学歴を挙げるためと言う理由もあります。

勉強しなくては学位は取れないとされているこちらでの勉強はそれなりに意味があるわけですね。 

私が受けていたMBAの授業ではほとんどの生徒がビジネスマンでした。よってトピックも内容も実際のビジネスに関したことであったため非常に役に立ち、また、いろいろな業界の人たちの経験に基づいた討論や説明は使える知識として重宝がられるわけで昼間の学生だけの暮らすより意義があるのですね。

私はこのことをこちらへ来たときに昼間の学校と違う学校による通いましたので夜のクラスのいいところを身にしみて知ったわけです。 (もっともそのときは就職しても自分が夜学校へ行くとは思ってもいませんでした)

また、モチベーションのクラスを教えるときも、100%に近い率で生徒は大人です。 それもバリバリの人たちなのにもっと自分の力をつけたい、と言うことなんですね。

もうひとつ仕事があるのに夜学へ行く理由があります。 それは、多くの雇い主がいい成績をとりさえすれば授業を払うと言う会社が多いからなんです。 普通に自腹でいったらものすごい授業を払わなくてはならないのが払う必要がないならとりたがるのは当然ですね。 誰にも言われたからいくと言うのではなく自分が行きたいと言うモチベーションがあるわけですから、どうせいい成績をとることに努力するし、実践的な知識は今日にでも使えるものですね。 だから、そういう人は夜にでも学校へ行くわけです。

2時間の授業に4-5時間の予習・復習・レポート、スピーチに使うわけですから時間と言うものが非常に大切になるわけです。 時間管理、モチベーションの能力が必要となるのは当然ともいえるわけですし、また、これを乗り越えた人はそれだけ自分の将来を変えることができる、と言うことなのです。 有無を言わせない実力、に直接つながっていくわけです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

この回答への補足

ご回答有り難うございます。

外国では10年くらいで転職なんて普通の事みたいですが
それは自主退社や解雇なんですかね。それとも契約社員として採用され満了したからそれが転職のきっかけになるんですね。

所で夜間の方が全日制より授業料の方は安くなるのでしょうか??

仕事と両立の方は出張とかで業務多忙の時には休学って容易に出るものなのでしょうか(大学側が休学を用意に許可するかの問題でしょうが)?

補足日時:2005/12/07 15:32
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こんにちは。


アメリカの大学、大学院を卒業した者です。

まず、中年・熟年の方で学生をやっているひとですが、いろいろです。失業者のひとも確かにいますし、それから、もともと専業主婦だったひと、それから、会社で働きながら学生をしているひともいます。

働きながら学生をしているひとですが、私が知っているひとではパートで学生をしているひとがほとんどでした。ですから、昼間に仕事をして、夜間の授業を1つ、2つとるといった感じが多かったです。でも、夜間だけ授業があるということは必ずしもありません(専攻によってはどうしても夕方や昼間にこなければいけない場合もあります)。そういう場合は、仕事を早めにきりあげてくるといった感じです。でも、大体、私の行っていた大学院の授業は週1でしたから、週に1回、仕事を早めにきりあげることを仕事場で許してもらっていたひともいましたよ(笑)

さて、失業者のひとが学校に通っている場合ですが、再就職の心配はかなりあると思います。でも、アメリカでは学生であるからこそ出来るインターンなどがありますので、それを利用して再就職できるようにそれなりにがんばるひとがいっぱいいます。結局は、ちゃんとした職につきたいから、過去に不足していた知識を得るために学校に来ているという感じですから。ただ、インターンをしてから職につけるという保証はもちろんありません。ですから、それなりにやらなければだめということです。

それから、私の主人も今、大学院に行こうかどうか迷っているところです。会社から少し授業料を払ってくれるという利点がありますので、それを利用せずにはいられませんからね(笑)でも、主人の場合、会社を休業ということは出来ませんので、夜間かまたオンラインでの授業をとる形になりそうです。主人の同僚のひとはフルタイムで仕事をしながらちゃんとした大学の大学院コースの授業をオンラインでとって大学院卒業の資格をもらいました。けど、それが実際仕事場で活躍しているかというと。。。それがなかなか実用できてないようですね(苦笑)ですから、そういう点で主人は実際大学院に行ってどこまで大学院で習ったことが実際につかえるのかどうか不安みたいで、またそういう意味でも大学院に行くことが本当にいいことなのかどうか迷っているみたいです(苦笑)

けど、履歴書には大学院卒業があるというのは、ある意味プラスであると思います。ただ、アメリカはいくら学歴があっても、経験がないと就職することが難しいですからね。。。。ですから、やっぱり熟年のひとの場合は、仕事をもちながら、1つ2つのクラスを取るという形のほうが一番安全かもしれません。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
大変参考になります。

お礼日時:2005/12/10 17:48

今アメリカで大学生です。

ちょっと回答とは違うかもしれませんが私なりの意見です。

海外と日本ではまず学業に関しての捕らえ方が違う気がします、他の方も仰ってますが。
私はまだ20代前半です。日本では、世間体や就職の事、就職の際に履歴書に卒業した年を書くとあれ?留年した?となったり。日本は自分のやりたいという事を尊重する前に社会からの目を気にしますよね。
だけど海外は自分を尊重するのが一番先にきます。
実際私は高校・専門学校をアメリカでは無いニュージーランドで卒業していますが、英語が話せなかった時期もあり高校1年を高2の時に勉強したりと自分の英語力に合わせて勉強もしてきました。日本に帰ると社会の目が際立つせいか心配にもなりましたが、海外では違いました。社会人・主婦・それこそ老人、みんな学生です。
確かに失業した社会人が学生をしている方もいます、でも彼らは次は失業しないようにと、勉学を学び彼らなりに努力しているに違いありません。
主婦はやっと子育てから手が離れたから自分の夢を追いかける為にと勉強しています。中年の女性達が今から勉強してはたして日本では就職出来るのでしょうか?でもここでは違います。
とても勉強がしたいけど、お金の無い人も山ほどいます。仕事をしなければ学校の学費がとうてい払えない人。彼らはみな夜間にクラスの授業を出たり、昼間はバイトでも正社員でも働いています。
日本ではありえない事だと思います。しかしこちらでは中年の方がキャンパスを歩く事は差ほどおかしな事でも無いです。
皆目的があるから来るのです。歳は関係ないです。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
大変参考になります。

お礼日時:2005/12/10 17:48

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