変形文法(transformational grammar)のよいところ、わるいところは具体的にはどんなことでしょうか。

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A 回答 (1件)

変形文法は今の言語学では生成文法(generative grammar)と呼ばれている言語理論で、アメリカの言語学者ノーム・チョムスキーが創始したものです。

この理論が初めて言語学界に登場したときは、それまでの構造主義の言語学にとって代わるパラダイムとして、言語学界の革命とまで呼ばれました。その後、標準理論、統率・束縛理論、ミニマリスト(極小主義)理論など、いくつかの改変を経て今日に至っています。生成文法の主眼は人間の言語能力の解明であり、有限個の語彙と文法規則を用いて人間が無限の文を生成することができるメカニズムを説明しようとするものです。生成文法は、それまでの言語の研究では気づかれていなかった種々の言語事実を発掘し、文法というものの形式性を尊重してそれを徹底的に明示的なものとして扱うという姿勢をとってきたという点で、言語学にとって多大な貢献を成したことは疑いの余地がありませんが、その「形式偏重」の側面なども指摘され、いわゆる機能主義(functionalist)の言語学の立場から批判されたりすることもありました。80年代の後半以降は、この生成文法に代わるパラダイムの追究も盛んになり、その一つが今日の言語学において認知言語学(cognitive linguistics)と呼ばれている理論です。これは、人間の言語を、より大きな認知(過程)の枠組の中で考えていこうとするもので、近年多くの研究者の関心を集めるようになってきています。下に日本認知言語学会(JCLA)のURLを挙げておきます。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/jcla/
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