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米国は、WTCへの航空機自爆テロの犯人を明確な証拠で特定することも無く、犯人がいると思われる国を、徹底的に爆撃しました。これは、国際法違反ではないのでしょうか? こんな事が許されるのであるなら、どの国も、いつ米国の魔の手によって爆撃されて徹底破壊されるかわかったものではありません。結局、正義とか法などというものは強国が自己正当化のために編み出した単なるキーワードなのでしょうか?

A 回答 (6件)

『結局、正義とか法などというものは強国が自己正当化のために編み出した単なるキーワードなのでしょうか?』


結論から言ってしまえば、国際政治の世界においてはその通りです。

かつてホッブズは、自然状態、即ち無政府状態について、『万人の万人に対する闘争』と表現しました。
国際政治の世界では、正にこの状態です。
『共通の権力が存在しないところに法はなく』、従って正義も不正義も存在しません。
『力と欺瞞は戦争における二つの主要な美徳』に他ならないのです。
それゆえ国連も、それぞれの国が利益の最大化の為に利用する一要素に過ぎません。
国家の行動に道義的な善を求めるのは、無駄と言わざるを得ないと思います。

この回答への補足

人類は馬鹿なまま、アメリカとともに滅ぶのか?

補足日時:2001/12/17 07:34
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仮にアメリカが国際法に違反しているとしても、


誰がアメリカを裁くのでしょうか?
国連にも残念ながらそれだけの権威はありません。

別の個所でアメリカを誰が裁けるかについて意見を述べたのですが、
現在の世界にはアメリカより強い存在はなく、したがって国際法に
違反したとしてもアメリカを制裁できる組織や機関はないのが現状です。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=150331
(上記URLのNo.1の発言を読んでください)


消極的な意見かもしれませんが、私は歴史にアメリカの裁きをゆだねようと
思います。人類の歴史上、現在のアメリカよりも横暴な国家は多くありまし
たが、軍事力で覇をとなえ他国を蹂躙した国家は全て滅亡しました。

滅亡しなくても、かつての日本のように国土が焦土となって敗戦の憂き目に
あうとか、旧ソ連のように国家が解体して経済的にボロボロになるのがオチ
というものです。
どうかそうなる前に、アメリカに目覚めて欲しいとは思っていますが。

この回答への補足

一日も早く、アメリカが滅亡してくれることを望みます。

補足日時:2001/12/13 04:46
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私の理解で間違いなければ、国際法とは条約の集合でしかありませんから、元々従うも従わないも


その国の自由という代物でしかありません。もちろん、正規の手続きを経て批准された条約には
従う義務があるでしょうけれど、それにしたって破棄することもできます。(それなりの手続きは
必要でしょうが。)一般的に全ての国に適用される「法」というものは存在しないということは、
まず認識しておくべきだと思います。

では、米国による攻撃を制限する条約があったのかどうか。正確なところは、私は知りません。
が、推測できる限りでは、国連憲章のように、それに近いものはあるにしても、完全に米国の
軍事行動を制約するものは無いのではないかと思います。

「法」というものは、正義を維持するための便利な道具ですが、往々にして、それを悪用する者の
隠れ蓑となる弱点を持っています。どれほど他人を苦しめる存在であっても、法に従っている
限り、正義であるように錯覚(とあえて言います)させてしまう場合があるのです。

むき出しの力がぶつかり合う場は、確かに力が正義であるかのように錯覚させかねない危険性を
はらんでいます。が、見方を変えるならば、形式的な法に惑わされることなく正義を判別する目が
試される場であるとも言えます。国際世論の中には米国の攻撃を疑問視する見方も少なからず
あります。イスラム世界の世論も国際世論の一部と見るならば、米国の攻撃を非難する人々も
かなりの割合に上ります。そんな中で米国の攻撃を支持する人々が米国の排外的なナショナリズム
からそうしているのだとしたら問題ですが、私はあのテロ事件に対する怒り・憤りがそうさせて
いるのだと思いますし、その限りで、私は攻撃支持者に共感することができます。

私自身は、この攻撃を正義とは思っていません。単に手っ取り早く安全と処罰を求めたのだと
思っています。その限りで、つまり限定付きで、今回の米国の行動を認めようと思っています。
ただし、そのためには、傷ついたアフガニスタン市民に対する支援・保証が最大限になされ
なければならないと思います。

誤解の無いように付け加えておきますが、弱点は認めつつも、私は「法による支配」の支持者
です。国際社会も早くそれだけの成熟した社会となるよう願っています。

どうにも歯切れの悪い回答で申し訳ありません。
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 こんにちは。



 「国際法」の事は、よく解からないのですが...

 一般にはあまり公表されていませんが、アメリカはある程度
証拠をつかんだからこそ、空爆に踏み切ったのではないでしょうか?
(どういうルートで捜査したのか解かりませんが)

 いくら何でも、証拠もないのに空爆はしないと思いますし、
そうであって欲しいと願っています。

 それにしても、誤爆はやたら多いし、ビンラディンはまだ
捕まえられないし、やり方がマズいと思います。
タリバンは崩壊したけど、ビンラディンは生き残った、
では何の為の空爆だったのか解かりません。

この回答への補足

ある程度の証拠をつかんだら空爆をしても良いことになっているのでしょうか? 空爆対象とされた国から、証拠の開示を求められても、それを拒否して、空爆することが許されるのであれば、気に入らない国には、証拠をでっちあげても空爆できることになります。この点について、どうでしょうか?

補足日時:2001/12/11 21:06
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そうですね、冷戦の時期に比べて大戦の実現可能性が減った今、地域紛争やテロに対処する国際法整備が間に合ってないがゆえに悲惨だとは思います。



少なくとも、テロに対して断固たる態度で臨むのは当然のことで、極論ですが交渉のテーブルに平和につこうというのは、テロリストの思う壺ではないかと感じます。
彼らは、国際世論に向けてアピールする場がほしいのですから。

アメリカが手抜かりなのは、アフガン一般市民へのフォローでした。
その根拠は、市民にテロリストが紛れている可能性を捨てきれないことと、大規模攻撃に対する依存症的なアメリカ流戦略に拠るのではないでしょうか。
逆に他国(直接利害関係しない他国)はここぞとばかりに援助すればいいでしょう。

アメリカのやり方に異議を唱えるのはたやすいですが、代案はあるかというところも考えなければなりません。
関係者が危うくグラウンド・ゼロの真下で眠ることになったかもしれない私にとっては、法や正義よりも殺るか殺られるかを問うているアメリカの姿勢を見守ることしかできません。

「正義とか法などというものは強国が自己正当化のために編み出した単なるキーワードなのでしょうか?」

そう、としかいいようがありません。過去を見れば一目瞭然です。日本もそうでしょ。

この回答への補足

「正義とか法などというものは強国が自己正当化のために編み出した単なるキーワードなのでしょうか?」について、「そう、としかいいようがありません。過去を見れば一目瞭然です。」という回答ですが、それでは、国連は何の為にあるのでしょうか?強国が安保理の常任理事国であると言う体制では、国連には期待できないということでしょうか?

補足日時:2001/12/11 21:09
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アメリカはいつも自分が正義ですから・・・。

逆にそういう自負があるから、リーダーシップが取れるのではないでしょうか?要するに世界はまだアメリカが支配するしか、まとめていけないという現実から、強引な爆撃なども許されているのだと思います。日本などがもっと成熟して自立していけば、いつか本当に平等な世界をみんなで作っていけるのではないでしょうか?
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