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お腹が一杯になった時でも「甘いものは食べれる」のですが、どうしてですか?

A 回答 (5件)

医学的には無数の説があり、はっきりとこれだと断定できている状態ではありません。



例えば、甘味はもっとも「食べたことがわかりやすい」味覚であり、もっとも食欲を満たしてくれる味のためという説があります。

実際、甘いものを摂取すると脳は「食べた」という喜びの反応として、エンドルフィンやドーパミンなどの脳内物質を分泌するため、リラックス状態や強い快感を引き起こす状態になります。

そして、いままで積んできた食生活の中で、この状態が繰り返されるため、脳には「甘味=癒し・快感を招く味」という強い刷り込みがされており、お腹の状態に関わらず、甘いものを口にしたり、見たりするだけで反射的に「もっと食べろ」という指令を出します。

空腹感や満腹感は脳がコントロールしているわけですし、その脳が「食べろ」という指令を出す以上、体はそれを受け入れるしかありません。よってもう詰め込めない、という状態であっても無理やりにスペースを作るため、食べられたりするのです。

またインシュリンの分泌が原因であるという説もあり、食事を摂ると血糖値が上昇してインシュリンが分泌されます。ですがここで甘いもの(特に吸収の速い単糖類)を食べすぎるとインシュリンが過剰に分泌されます。

するとインシュリンは体に糖を取り込む作用をもつため、血糖値が急に下がります。
そして空腹感と言うのは血糖値に依存するところが大きいため、栄養は十分足りているはずなのにお腹に余裕ができるため(ほんとうは錯覚なのですが)、さらに食べることができるのです。

このほか、ホルモンの一つでレプチンやオレキノンと言われる物質の分泌が関係しているという説。
あるいは脳の満腹中枢は塩気、辛さ、酸味など味覚ごとに満足感を区別しているため、普段の食事を食べた後でも甘いものは食べられるという説もあります。

また、現代人特有の現象として、普段から糖質を摂りすぎており、甘みに対する反応が鈍っており、ちょっとの甘みでは脳が満足しないため、食後に甘いものに手が伸びやすくなるケースもままあることが指摘されています。

こうした各種要因が絡んで「甘いものは別腹」という現象がおきるのです。
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この回答へのお礼

なるほど。脳の欲の為なら手段を選ばない。って感じです^^

お礼日時:2005/12/24 06:28

こんにちわ。


No.2のe10goです。

>では、どうして甘いもの(甘いものだけ??)を見ると、ぜん動運動を起こさせるのでしょうか?

甘いものが好きだから、じゃないでしょうか^^

甘いものを見る → 「甘いものだ」と思う → 脳の意識をつかさどる部分が(無意識に)「食べたい」と思う →
脳の胃の運動をつかさどる部分が胃に蠕動運動を指令する → 胃が蠕動運動を起こす →
満腹状態の胃に隙間ができる

と、思いますが、私の勝手な想像です^^;
「「食べたい」と思う」から「蠕動運動を指令する」はどういうメカニズムか解りませんが、
「甘いものを見ると胃が蠕動運動を起こす」という(人間による)実験結果を、3~4年前に聞いたことがあります。
この時、妙に納得した覚えがあります^^;
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>お腹が一杯になった時でも「甘いものは食べれる」のですが、どうしてですか?



答えは、(1)実際はまだお腹に入る余裕があるのに、「もうお腹が一杯だな」と感じている。そして、“甘いもの”が目の前に出されて食べてみたら「まだ、食べれそうだな」って思った、ということです。

また、(2)甘いものが好きな人は、それが目の前に出されると、今まで低下していた食欲が増します。その効果で食べれてしまうのです。

本当にこれ以上食べると吐きそうって非常に苦しんでいる人に、パフェやケーキをあげても、食べたくてもきっと食べられないと思いますよ。
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こんにちわ。



お腹が一杯になった時でも、甘いものを見ると、脳が胃にぜん動運動を起こさせて、胃の上のほうが空くからです。
実際は、女性だけでなく、男も同様です。
私は男(50代)ですが、お腹が一杯の時でも、甘いケーキを見ると食べたくなります^^

この回答への補足

ありがとうございます^^では、どうして甘いもの(甘いものだけ??)を見ると、ぜん動運動を起こさせるのでしょうか?

補足日時:2005/12/21 13:34
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以前テレビで放送されましたが、


好物を見ると胃が運動して食物を移動させ、余裕を作ってました。
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