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社会主義が今の世の中(世界)に残したものは何ですが?
俺が知っている限りでは「労働組合」ぐらいしか浮かばないんですが・・・

A 回答 (11件中1~10件)

小さな幸せをみつけること・・・

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やはり社会保障制度でしょう。

「いわゆる社会主義」を名乗る国々との冷戦がなかったら,これほどの社会保障制度は確立しなかったかもしれません。
かつてのイギリスは,ゆりかごから墓場まで,と呼ばれるほどに保障が充実しておったそうな。

しかしこれからの日本は高齢化社会。早くもこの制度が崩壊の危機に直面しております。
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「現代人は拝金・拝物主義者であるのが当然。

 税金さえ払っていれば金持ちが何をしようが構わない」。 goo教えての中でも、こうした質問・回答は幾らでもみられます。 これが現代人の多様性という事です。

>社会主義が今の世の中(世界)に残したもの

何といっても、世の中には「搾取する側と搾取される側」の人々がいる。 という事でしょう。 搾取する側は、搾取制度を利用しながら、これを守ろうとする。 時の権威・権力によって保障されるため自己保全上優位になります。

対抗上、搾取される側は<一致団結する>などして力を合わせるしかないのです。 資本主義社会は、この<労働者の一致団結>を最も恐れるのです。
ところが現在では、皆が現実的な拝金・拝物主義者であるのが当然であり、そうでないものはオカルト宗教信者かテロリストである。 そういう思想が常識化している。 結局、ありがたみを知らない競争原理主義に支配される。

大衆の思想コントロールを熱心に行ったのはアメリカ人です。 イエローモンキーの猿程度あれば、アメリカ白人より容易に可能であると考えた。

最大の根拠は人口問題でしょう。 時の為政者は<人口の多数をどう制御しようとしているか>という事を見逃すべきでは無いのです。
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社会主義(共産主義)から今の世の中への贈り物は、


日本。日本資本主義。新興独立国。転向知識人。

【解説】
「日本」……社会主義のおかげで今の日本がある
日本を会社にたとえると、1945年に「倒産」した過去を持っています。戦後日本は、いわば再建会社です。その再建が軌道に乗ったのは、なぜでしょうか?「日本人が懸命に働いたから」でしょうが、いくら努力してもダメな時はダメです。「米国から受けた保護・支援のおかげ」ということを忘れるほど、日本人は恩知らずではないはずです。
かつて日米は、「鬼畜米英!」、「一人でも多くジャップを殺せ!」と激突した仲でした。戦争はスポーツじゃありませんから、「戦いの後はお互い称え合って気分さっぱり」とは行きません。コテンパンに負けた日本が、戦後は米国から助けてもらって当たり前と思っているなら、虫が良すぎるでしょう。米国には、「日本が二度と立ち上がれないように、遅れた農業国の状態に留め置く」案さえあったといいます。

答は、「冷戦」、「日本を社会主義化させないため」と考えられます。当時、ソ連のみならず中国も赤化し、朝鮮半島は分割占領されるという国際情勢がありました。朝鮮戦争が勃発すると、米軍は日本を後方基地にして戦います。(それ以前から徐々に始まっていた)占領政策の転換が進み、「日本の復興を助け、友好国化して利用する」という方針が固まりました。
日本の窮乏は甚だしいものだったし、被占領民にとって占領は屈辱です。言論の自由を与えられた日本人(の一部)は、社会主義に期待をかけました。社会主義なら、貧困(資本主義が悪い!)も、進駐軍(資本主義の巣窟たる米帝の手先!)も、一挙に駆逐できる気がしたのでしょう。不穏な空気がみなぎり、進駐軍は本国アメリカにレポートを送りました:「日本を援助しましょう。さもなければ餓死者が出て革命が起きます」。
要するに、日本人にとって社会主義の最大の恩恵は、「旧敵国・米国から、保護と支援を引き出す材料になったこと」です。皮肉な言い方をすれば、それが戦後日本の社会主義者の存在意義でした。「風が吹けば桶屋が儲かる」の嫌いはありますが、もし社会主義の脅威がなかったら、今もまだ日本は発展途上国だったかも知れません。

「日本資本主義」……社会主義のおかげで日本資本主義の再建はなった
1946年から吉田内閣が実行した「傾斜生産方式」は、マルクス経済学者・有沢広巳の立案によるものでした。戦後復興のための、一種の計画経済です。
その後もドタバタした日本経済は、朝鮮戦争(1950-53停戦)の「特需」を踏み台に成長を果たします。後方基地となった日本は、銃弾その他物資の生産・修理を米軍から受注し、大いに稼いだのです。北朝鮮・韓国国民は、はらわたが煮えくり返っていることでしょう。35年にわたって植民地支配した上に、「死の商人」として、(民族分断という)人の不幸で儲けて……。朝鮮戦争は、北朝鮮が先に攻撃したと言われています。これも皮肉な言い方をすれば、金日成の社会主義(チュチェ思想)のおかげで、日本資本主義は再建の足取りを強めていったのです。

「新興独立国」……人民の軍隊がなければ人民のすべてはない(毛沢東)
アジア各地の旧植民地独立に、日本の貢献があるとすれば、「引っ掻き回したあげく、連合国に敗北して去ったこと」でしょう。もし、敗北せずに居座り続けたら、宗主国が入れ替わっただけであり、独立ではありません。
しかし、日本軍が去った後も、旧宗主国が舞い戻ってきたりして、植民地人民は辛酸をなめ続けました。それぞれ独立闘争の歴史があり、日本軍が侵略する前からも断続的に起こっていましたが、つぶされることが多かったのです。
独立を勝ち取るのに、共産党軍(または人民共同戦線の軍)が決定的な役割を果たしたケースがあります。一概には言えませんが、共産主義(社会主義)の思想と規律無しには、なかなか宗主国打倒・独立達成まで持ちこたえられないということがあったのです。
しかし、何も独立するには社会主義でなければならない、という法則はありません。また、独立に功績があったとしても、独立後は民主的な選挙で体制を選び直すべきです。ところが、一旦政権を握ると選挙で下野しようとしない所が多く、新興独立国の苦難は続きました。

「転向知識人」……ネット右翼の知識源
すでに長文になってしまったので、説明を端折りますが、保守・右翼言論人には、藤岡信勝・西部邁・渡邉恒雄(ナベツネ)・谷沢永一・長谷川慶太郎など、もと共産党員(または新左翼活動家)からの転向者が、少なくありません。青年の一時期という人が多いようですが、藤岡のごときは四十過ぎまで日本共産党員だったそうです。
右派論壇が人材不足だから、もと共産主義者に牛耳られているのかどうかは、分かりません。また、豹変するのは卑劣漢だからではなく、「君子」だからかも知れません。しかしそれでも、例えば藤岡信勝の、黒を白と言いくるめる作法には、「党の指導は無謬である」を前提かつ結論にして論理を組み立てる共産党員の習性を、彷彿とさせられるのです。
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マルクスは、高度な資本主義社会がより進化した時に社会主義システムが確立するだろうと予想していました。


しかし現実は近代化の途上国であったロシア、中国、キューバ、朝鮮、ベトナム、カンボジア、東欧で(強制的に押しつけ)発生しました。結果、多くの悲劇を産み100年も持たずに崩壊しました。2~300年後に歴史を振り返ると1917~1989年の社会主義国が乱立した時代は、『第1次社会主義期」とでも評されるかもしれません。
それでは、第2期はいつ来るのか?それはわかりませんが、起きるのは
意外にもアメリカかもしれません。
現在のアメリカは世界一豊かな国なのに、貧富の差や地域格差が激しく治安や教育、福祉、家族制度は荒廃しており社会の矛盾は間もなくピークを迎えます。その時に社会保障制度や労働者の権利、教育の平等化、計画経済等が充実された社会に移行し気づけばマルクスが提唱した社会システムが確立されるかもしれません。
マルクスは、世界で最も早く社会主義になる国はイギリスを想定していました。当時イギリスは資本主義制度が最も進んだ国だったからです。
それを考えると、資本主義が現在最も進んだ国はアメリカです。あながち夢物語ではないかも。
社会主義思想は、まだ絶滅した思想ではありません。SWのジェダイのようにいつか帰還してくるでしょう。
ただ、ロシア、中国、朝鮮のようなアジア的専政君主を求める土壌がある国で起きるのは勘弁してもらいたいものです。
それと、マルクスには想像もできなかった宇宙進出、数時間で地球の反対側に渡航、ネットやテレビ携帯の出現、核や生物兵器の脅威、世界的巨大な株式市場が存在する現在、果たして社会主義思想などという前時代的な思想は生き残ることができるのでしょうか?
啓蒙思想、民族自決、帝国主義といった今では当たり前の思想のように
記録されていくのかもしれません。
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社会主義はジョークしか残さなかったというジョークはさておいて、インフラストラクチャーなど立派な遺産を残したのは事実です。

社会主義を素晴らしい乗り物に例えれば、残念ながらそれを運転する者の技術が至らなかったこと、それからこれは決定的なことですが、どこを見ても同じ形の乗り物で行く先々も同じような景色なので、乗客が旅をする興味を失ってしまったことです。

最初はきれい事を言っていても、いざ権力の座につくとその居心地のよさに初心を忘れてしまうのは人の世の常です。残念なことに、人は社会主義(共産主義といってもよい)を享受できるほど成熟しておらず、基本的には欲張りで自己主張の多い生き物なのです。いずれ人間の成熟度が高くなれば、社会主義が生きてくることでしょう。
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「社会酒器」をどう定義するかで変わりますが


現在も残っていてわかりやすいのは.

原始社会主義。
貧富のさがない平等主義。小学校の運動会での徒競走の廃止。構成員の差が出るようなことをしないという考え方です。

社会契約に基づく社会主義。
刑法の規定。「なんたらをしたら何たらに処す」。何かをしたら何かしらかの制裁を受けるという考え方です。
ルーソーやマるクスの唱えた社会主義ですと、国連憲章とか日本国憲法前文とか。

明治政府が唱えた社会主義。
小泉改革がわかりやすいでしょう。下層階級から富を集めて支配社葬が好き勝手に使うという考え方です。
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 社会主義は生産と配分の手段・方法を社会で共有するための体制を支える思想です。

ですから、あくまでも思想・主義であって、それ自体が特定の制度ではありません。
 マルクス主義やソ連型共産主義などは社会主義の一形態であって、それがすべてではなく、そのほかにも社会民主主義(革命を否定し、議会政治によって社会主義政策を用いる。現在、欧州の社会主義政党がこの形態。また自民党内にもこれに近い政策がある)や国家社会主義(国家による統制経済と労使協調による社会改良)・農本主義(第一次産業を社会体制の中心とする)などいろいろな形態があります。
 現在身近にある国有企業や社会保障制度、相互扶助の制度、福祉政策なども社会主義的思想に基づいて生まれた制度であるともいえます。

「社会主義」
http://www.tabiken.com/history/doc/I/I072R200.HTM
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かつて、国盗りゲームがありまして、


最も効率良く資金を調達する方法は、

百姓から100%巻き上げる。
その後、施しとして数割を還付する。

これで民忠が100%に戻りました。
(給料制度?^_^;)

まるで共産思想のような恐ろしい裏技でした。
^O^;

かつて、ソ連を核として電撃的に共産革命が起き、
アメリカの絶対防衛エリアには、韓国、北海道は無く、「放棄やむ得ず」の気密文書が存在したそうです。

朝鮮戦争もかろうじて作戦にて互角。
ベトナムにては政治的に大敗北した。
こう言う過去の事実を正確に捉えなくてはいけません。

開発途上国の殆どが、
共産圏へ移行したと言うのは、

むしろ、
先進諸国が植民地とし、利益をむさぼり、人間としての権利までをも奪いました。

今後残すのは、
中国、インドの経済進出、日本企業の衰退。
競争の激化、
それに伴う周辺諸国の産業の隆起。
その結果、社会主義諸国の近代化です。
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社会主義というライバルがあってこそ、資本主義も欠点を見つめて改善することができたと思います。

アメリカとソ連は軍備拡張で競争していただけではなく、より公平で効率のいい経済システムを実現することでも競争していましたから。もちろん勝敗はご存知の通り。

元々、資本主義の欠点を根本改革しようとしたのがマルクスですから、その意図は違う形で達成されたのかも。

アメリカが「唯一の超大国」になってからの傍若無人ぶりを見ると、まだ社会主義国が残っていた方が良かったのかもしれないと思うこともあります。
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