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独学で外国語を勉強し、検定試験では上級を合格するようになったとしても、意外と「わかったつもり」になっているだけということがあるかと思います。確かに単語を多く知っていて、聞くこともある程度できる。母語ほどぺらぺらとは話せないとしても、何とか言いたいことは相手に理解してもらえる。

しかし、通訳をするときのように、聞いたことを誰かに伝えなくてはいけないわけではない状態で聞いていても、結構重要なことを聞き漏らしていたり、集中して聞いていなかったりして、意外と「きちんと聞けていない」
(この点においては、もともと母語での聞き取り能力があるかないかも重要な点だと、ある英語通訳者の方が疑問をなげかけていました)

最近アルクの通信教材で発売になった「通訳トレーニング」の教材では、このような「わかったつもりになっている状態」を打破するためのトレーニングが目標になっているということです。自分だけがわかった気になる聞き方と、人に伝えることを目的として聞く聞き方には集中力には雲泥の差があると思います。

このような教材に興味がわくものの、私自身「他人の中でできない悔しさをバネに切磋琢磨すること」でしかなかなか上達できないので通信では難しいと感じます。同じ通訳トレーニングを受けるなら、ぜひ、通訳訓練を受けるスクールへ行きたい。

そこで、一生に一度、本格的な通訳訓練を受けてみたいと思い始めました。将来的に通訳で生計を立てるのは多分難しいと思う。しかしながら、今までぬるま湯の中でずっと勉強をしてきたけれど、もっと厳しい訓練で鍛錬してみたい。

通訳の訓練を受けてみたことのある方、通訳者になるためや、実力を伸ばすためなどいろいろな目的があるかと思いますが、どのような感触を持たれたか感想を聞かせてください。

A 回答 (3件)

私は通訳養成スクールに1年半ほど通っていた者です。


今、春の新学期を迎えるにあたってどこのスクールも無料体験レッスン、サンプルレッスンやセミナー等を開いています。
そこで私はガーンと頭を殴られたようなショックを覚えました。
今まで語学学校はサロン形式か教室形式しか知らなかったものですから、道場に紛れ込んでいきなり投げ飛ばされたような感覚でしょうか。
泣き出した人もいました。
シャドウイングだけでも大変なのに、テープで流れた文を即訳していく生徒さんたち…。とにかくスピードを要求されます。
この洗礼は一生忘れられません。
メモに頼る訓練はなかなかさせてくれません。どちらかというと書かないで頭で記憶し取り出していく訓練なんです。
私はひとつひとつの言葉に意識をフォーカスするクセがあり、瞬時に思い起こしちゃんとした文にする作業が大変で、5秒も口ごもると皆から睨まれました。
そうです、私が皆さんの貴重な時間を浪費していたようなものです。
悔しさだけがメラメラと燃えたぎり、疲れ果てて1レッスンが終わるたびに寿命が1ヶ月縮む思いでした。
プリントの量がものすごく、復習なんていちいちやっていられず消化不良に悩み、新聞の政治や経済の専門用語も避けては通れません。
一生このままレベルが上がらないだろうと諦め、ひとりひとりと脱落していき、私も自分の限界を悟ってやめました。お金切れもあります。

スクールも、いろいろなタイプのがあるようです。
自分に合ったのが見つかるまで回ってみてはどうですか。
レベルチェックテストでは、普通のテキストにはない「捻挫」「玉に瑕」「急がば回れ」など単語、ことわざの知識もたくさん問われると思いますので、今のうちに増やしておいて…。
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この回答へのお礼

回答をいただいていたにもかかわらず、お礼が大変に遅くなってしまったことをお詫びします。本当に申し訳ありませんでした。

実は回答を拝見したとき、私自身かなりショックを受けました。実際に通訳訓練を受ける前からこのような感じではらちがあきませんね。

お話いただいて本当によかったです。
そのようなすごい世界だと知ることができただけでもかなり心構えができた気が致します。

お礼が遅くなってしまったこと、本当にごめんなさい。
回答をありがとうございました。

お礼日時:2006/04/13 22:04

私の友人は「サイマル校」に通っていました。

時間と金を書けることが可能なら専門コースを受けるのも一案でしょう。しかし、通訳で生計を立てる気がないのであれば無駄な投資ではないかと思います。

No1の方の意見に同意します。実践の場を求めることが先決ではないでしょうか。実践を重ねるうちに
好きになり本職を目指そうと考えるようになって専門コースを受講しても遅くはないでしょう。

県、市町村単位でボランティアの登録を受け付けていると思いますので言語、得意分野、自由な時間を登録しておけば通訳の仕事が回ってくると思います。(実費程度でしょうが)

平行して自宅でラジオやテレビを相手に通訳の練習を
実際にやってみればメモの取り方、要領の良い(簡潔な)通訳の仕方、自分に欠けている点などが分かると思います。練習は必ずしも外国語(通訳スタイル)でなくても日本語を聞いて日本語で要点をすばやくメモして集中力を養うなど個人でできると思います。

私は本職ではありませんが国内海外で仕事上、やむなく同僚、上司、訪問者などの通訳をしました。慣れてからは外国の閣僚、議員、大統領(現地にて)まで通訳したことがあります。専門の訓練は受けていません。語学力、雑学+日本語力そして度胸だけでした。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。
martinbuhoさんは本職ではないのに、そんなに多くの通訳の場を持たれていてすごいなと感心しました。

専門コースを受けてみるのは確かにお金がかかりますが、無駄ではないと思っています。実践の場も様々あるでしょうし、私のようなものが気安く通訳を引き受けては失礼になる場もあると思います。確かに実践が大事なのですが、最低限のいろはは知っておいてからでもよいと思った次第です。

自分ひとりでの学習では限界があると感じるのです。
他力本願という言葉は嫌いですが、自分を追い込むというのもひとつの方法だと思います。何はともあれまず実践という世界も同じなのかも知れませんが。

語学力だけではなく、日本語力や雑学の知識も欠かせませんね。今の状態ではなんともならないのを痛感しています。

貴重なご意見をありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/03/11 14:45

通訳です。

minnnanouta33さんの期待した返答ができないため
前もってお詫び申し上げますが、私の経験上、通訳は実践と
経験年数で鍛えられるものです。
トレーニングがどういった形で行われるか存じませんが、実践以上の
効果はないと言い切れます。
あとは地道な努力として、ボキャブラリーを増やすことやテレビなどで
耳慣らし、会話は特に理解力が要されますので集中力を養うこと。
最も厳しい訓練、それは実践しかないと思いますよ。
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この回答へのお礼

通訳の方からの回答、とても参考になります。

>通訳は実践と経験年数で鍛えられるもの・・

どんな仕事でもそうだと思いますが、経験は初めの一歩を踏み出さないと始まらない。それが通訳養成スクールで行われる「トレーニング」では?と思いました。

例えば話を的確に伝えるためはいろいろなスキルが必要になりますよね?「メモの取り方」など。私のように独学で学習してきた者には知りえない技術やコツのようなものがあると思います。

>地道な努力

もちろん、スクールでノウハウは学べても、そこを離れてからの日々の地道な努力は惜しまない覚悟はあります。

スクールに行けば、自分など全く歯も立たない現実を目の当たりにして愕然とすることと思います。どうしてみんなできるんだろう・・と目の前が真っ暗になることと思います。できない自分が恥ずかしく悔しく、泣きたいけれど泣いてる場合じゃなし・・・。

でもそういうときが成長のとき。

私は現職場に転職をして1年、何度も困難な仕事にぶつかるたびに悔しく情けない気持ちになりましたが、悔しいから頑張って努力をし、工夫をし、気持ちを切り替えやっとの思いで仕事に熟練したとき、何でも実践と経験だと実感します。

通訳という仕事はもっともっとハードルが高いでしょう。常に自分の力のなさを感じ地道な努力を重ね、実践と経験の積み重ねでしか成長は得られない。

素人にとって、せめてその入り口になりうるのが通訳養成スクールではないかと思うのです。

「もっともっと力のある人の刺激を受けたい」というのも、そういう厳しい場に身を置きたいひとつの理由です。厳しい場であればあるほど、成長できると思う。

現時点では実践も経験も何もありません。
私のように専門分野を学んでいない、それももう40代に入った者には通訳の道などハナから無謀なことでしょう。でも、今まで独学でしかやってこなかったことを、一度厳しい世界に放り出して自分を追い込みたい。自分をなんて身の程知らずだったんだろうと思うのかも知れない。それはそれでよい経験になると思う。

とにかく一歩を始めなくてはこの先何も進まない。

さらにご意見をいただければ嬉しいです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/11 02:38

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