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 金利が景気に影響を与えることを利用して、公定歩合を下げ、市中に(銀行から?)出回るお金を増やすということは理解できます。
 このことが金融政策と呼ばれるのでしょうか?

 公定歩合が史上最低の0.1%となり、もはや公定歩合を引き下げる余地がなくなると、さらに金融緩和を進めるために、市中に出回るお金を拡大させる制作として「量的緩和」を導入したとのことですが、
 この「量的緩和」とは、具体的に何をしたのでしょうか?

 また、以上の私の理解が間違っていたら、指摘してくださると幸いです。

 よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

日銀の金融政策は、公定歩合の調整だけではありません。

↓をご覧下さい。
http://www.fsa.go.jp/fukukyouzai/kiso/03_03.html
このうち量的緩和と深く関係するのは、公開市場操作(国債買いオペなど)です。

量的緩和とは、市中銀行が日銀に持っている当座預金の残高に目標値を設定して、その目標値になるように、日銀が国債の買いオペなどを実施する事です。
日銀が国債を買うと、その代金は市中銀行が日銀に開けている当座預金に振り込まれます。市中銀行は、日銀の当座預金に預けているだけだと無利息なので、それを貸し出しに向けたり、国債を買ったりします。銀行から貸し出しを受けた企業や個人は、その金を使ってものを買ったりするし、市中銀行が国債を買う場合も、同じようにその国債の売り手は代金を手に入れるので、それを使います。こうして、世の中にお金が出回る事になります。(そのはずです。)
http://allabout.co.jp/career/economyabc/closeup/ …

もちろん、量的緩和によって市中銀行の日銀当座預金残高が増えたからといって、銀行がそれを貸し出しなどに回さず、ひたすら当座預金残高が増えていくだけだったら、それは、「銀行の手元流動性が厚くなり、例えば銀行が倒産した場合でも連鎖倒産がおきにくくなる」程度の効果しかありません。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
http://www.fsa.go.jp/fukukyouzai/kiso/03_03.html
が非常に参考になりました。
公開市場操作が、金融政策において重要ということですね。

お礼日時:2006/06/08 15:23

現生 つまり現金をかなり大量に金融市場へと流したのです。



正確なことは調べて欲しいのですが、
普通の姿だと日銀から市中に出回る資金が2兆円で充分だとします。借りたい人と、貸し手もよい金融機関
のバランスで。

1995~2002(2003)までの平成恐慌と言う非常事態
から脱出するには通常出回る資金を2兆円ではなく
最終的に30兆円以上にして資金をジャブジャブにしました。

流石にこのぐらいになれば外資がこの資金を0で借りて
国内の不良債権を買い 転売して儲けて逃げました。

ゴルフ場 リゾートホテルなどを底値で買って動かし始めたのです。

この回答への補足

 何度も同じことを聞いて申し訳ございませんが、「日銀から市中に出回る資金」というのを、理解できていません。どのようにして、日銀が市中に資金を出回らせるのかの本質がわかれば、理解できるのだと思います。

 何か、理解の助けになる助言やウェブ等のご紹介をいただけると幸いです。

補足日時:2006/06/06 01:04
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そうです。

ほとんどその通り。

金融をダムにたとえると、ダムにたまった水をあふれさせるために、
1:水門を開くと言うのが通常の金融調節。
2:水量を増やすために雨を降らしたのが量的緩和とい  う非常手段です。
資金が潤沢となって不良債権処理が動き始め
ましたが 貸付には回りませんでした。
銀行はその資金で国債を買ったので長期金利が
異常に低い金利となり、住宅貸付の金利にも影響。

ヘッジファンドなどが 0金利を使って日本から
資金を引っ張ってきては世界中をかき回してますが。
  

この回答への補足

 ご回答ありがとうございます。
「水量を増やすために雨を降らしたのが量的緩和」というのは、イメージ的に非常にわかりやすいのですが、具体的に、どういうことを行っているのか、教えてくださると幸いです。よろしくお願いします。

補足日時:2006/06/03 10:47
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