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某邦楽アルバムのタイトル「another works」を見てふと思ったのですが、another を形容詞、works を名詞と考えると、どう考えてもおかしいんです。つまりanother は「もうひとつの」なので、修飾される名詞は単数でなければならないですよね。それなのにworks は複数。でもworks は集合名詞として扱えるのかなあ?
もうひとつの解釈として、another が代名詞で、works が動詞だったら、三人称単数現在で、s が付くから文法的に間違ってないかな(?)とも思ってしまいました。
本当のところ、どうなんでしょう?

A 回答 (6件)

工場や美術・音楽作品もworksとして"s"がついているのに単数扱いしますよね。


この場合、CDのタイトルなので、別の作品という感じの意味で良いのでは…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
ということは、一種の集合名詞ということなんですか?
プログレッシブ英和中辞典を見たら、「芸術作品」という意味でもwork で単数扱いとありました。works で単数扱いするのは、「工場」という意味であるそうですが、古風な言い方だそうです。

お礼日時:2006/06/04 04:26

邦楽ですよね。

それなら間違っている可能性があります。福山氏の過去の曲をリミックスしたベストアルバムのことなら、「過去の作品のもう一つの姿」の意味合いでつけたタイトルと思われますが、残念ながら邦楽ではこの手の間違いは多くあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
もし間違いだとしても、邦楽ではこのような間違いは今まで多々ありますし、それを購入する人たちの多くにとっては、雰囲気さえ伝わればどうでもいいことなのかもしれませんが、結構有名な歌手のアルバムですし、電車の吊り広告で見かけたので、英語圏の人たちが見たらどう解釈するのかな?と、ちょっと気になりました。

お礼日時:2006/06/06 23:39

>another は「もうひとつの」なので、修飾される名詞は単数でなければならないですよね。



「anotherの後の名詞は単数形でなければならない」 というのは間違いです。

正しくは、 「anotherはその後の名詞を単数であるとみなす」 「anotherはその後の名詞を単数であるとして取り扱う」 ということです。

例えば、次の(1)、(2)は正しい文です。
(1) Another eleven players entered. (別の11人の選手が入場した。)
(2) I spent another two weeks. (もう2週間費やした。)

(1)は、例えば、11人で1チームのサッカーの選手が、チームごとに11人まとまって、チーム単位で次々に入場している場合に用います。この場合、この文の話し手はその11人はバラバラで何の関係もない11人だと思っているのではなく、11人で1チームだ、11人で1つだ、と思っているので、つまりこのeleven playersは単数だと思っているので、つまりこのeleven playersを単数として扱っているので、anotherを用います。

もちろん、(1)は次の(3)のように言うことも可能です。
(3) Other eleven players entered.
このように言うと、例えばその11人が何の関係もない11人であるように、あるいは11人がまとまらないでパラパラと入場したように感じられます。そのような場合にはこのように言います。

(2)も同様です。あっという間に2週間が過ぎた、2週間単位でいつも勘定していたが今回も1単位である2週間が過ぎた、など、費やした2週間が何かの事情で 「2週間で1まとまりだ」 「2週間で1つの単位だ」 と感じられる場合は(2)のようにanotherで言います。

(2)も、もちろん、次の(4)のように言うことも可能です。
(4) I spent other two weeks.
このように言うと、話し手がその2週間を1週間、2週間と1つずつ数えたように、つまり1でも3でもないよ2だよと言っているように感じられます。

したがって、ご質問のanother worksは、このタイトルを考えた人が、何かの事情で 「ひとまとまりになった複数の作品があるんだが、それらを1まとまりにして 「別の作品達」 と私は言っているんですよ」 「これらは1まとまりですよ」 と言っていることを表します。その「何かの事情」は、例えば、類似のジャンルの曲をまとめて考えているとか、1990年代の曲のようにある期間に作られた曲をまとめて考えているとかなどではないかと思われます。

>another が代名詞で、works が動詞だったら、三人称単数現在で、s が付くから文法的に間違ってないかな(?)とも思ってしまいました。

そのような意味を表すことは可能です。この場合タイトルなのでanother worksには何も前後関係がないですからそのような意味なのかどうかを確認する方法はありません。

しかし、邦楽を集めたアルバムですから、これを見た人は、普通は、「多分、「別の作品達」 という意味なんだろうな」 と思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
another two weeks のように、two weeks をひとつのかたまりとして捉えればanother が使えるというのは以前に習った記憶がありますね。

お礼日時:2006/06/06 23:43

yoohooさんの回答を見て、なるほどなあ、と思いました。



ただ、そのような例だと、Yoohooさんが挙げられているように、普通数字が入るような気がします。

Another 5 pages.とはいっても、
I wrote 5 pages so far. I have to write another pages.とは言わないのではないかと思います。。。やはり、I have to write another 5 (pages).だと思います…

WorkがどういうときにSがつくかも考えたのですが、あまりぴんと来ませんでした。不特定にある仕事の量をさして、(たとえば書くべき原稿がたくさんたまっているなど)Works in pregress(進んでいる仕事)などはありますが、5 worksやI have another 3 works to do.というのはあまり聞きませんね。

単なる間違いの可能性もあるのかもしれません.。。


Anotherが代名詞でWorksが動詞、も凄い考えだなあと感心しました。確かに、ありえなくはないですよね…たとえば、

Different groups of people are here. One group plays, another works, and the other always gets in the way of other people.

の、真ん中だけを抜き取ったとしたら、ありかも^^ でも どちらにしろ難しい状況ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
実は、Google.com in English で"another works"をフレーズ検索してみたら、FUKUYAMA MASAHARU "another works" remixed by....と表記されているものと、another works problem のような表記、あるいは、Another を主語、works を動詞とするような表記ばかりでした。

お礼日時:2006/06/06 23:59

#3です。



pijiu_1983さんの御回答に関連してですが、少し補足いたします。

>ただ、そのような例だと、Yoohooさんが挙げられているように、普通数字が入るような気がします。

複数形の可算名詞の前に数詞を入れるかどうかは、話し手がその数詞を必要と考えるかどうかだけによります。つまり、話し手の好みだけによります。

例えば、次の(5)~(8)はいずれも正しい文です。
(5) I have two dogs.(犬を2匹飼っている。)
(6) I have dogs.(犬を飼っている。)
(7) Two dogs are useful.(2匹の犬は役に立つ。)
(8) Dogs are useful.(犬は役に立つ。)

数詞を付けるか付けないかで文の意味は当然異なりますが、付ける付けない自体は話し手の自由です。それ以外には何の規制も受けません。

数詞に付く形容詞も同じです。例えば、次の(9)~(12)はいずれも正しい文です。
(9) I have another two dogs.(別の犬を2匹飼っている。)
(10) I have another dogs.(別の犬を飼っている。)
(11) Another two dogs are useful.(別の2匹の犬は役に立つ。)
(12) Another dogs are useful.(別の犬は役に立つ。)

anotherを付けるか付けないかで文の意味は当然異なりますが、付ける付けないは話し手の自由です。それ以外には何の規制も受けません。

ただ、(9)~(12)は複数形の可算名詞の前にanotherがあるためやや奇異な感じのする文なので、前後に何の説明も無しにいきなり用いると、「これは文法的に間違いだ。anotherはotherにするべきだ」 と感じられます。しかし、正しい前後関係の中で用いれば何の問題もありません。
 
もちろん、anotherの代わりにotherを付けることも可能でotherにすると意味が変わることは、#3で申し上げたとおりです。

another worksの場合も上記と全く同じと思われます。つまり、この標題を作った人が、例えば、(a)数がいくらかはこの際問題ではない、(b)数がいくらかはアルバムに曲の題名が印刷してあるから知りたければ自分で数えてくれ、などと考えて、その結果数詞を示さなかったのだろうと推測されます。別の言い方をすると、数詞を入れることが作者の好みに合わなかっただけだろうと推測されます。
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この回答へのお礼

再度、回答ありがとうございました。
おっしゃるとおり、I have another dogs. が正しい表現であれば、another works も間違ってはいないわけですね。
ところで、さらに Google.com in English で"another works"のフレーズ検索結果を詳しく見たところ、ほとんどが another を主語、works を動詞としている表記でしたが、わずかに another を形容詞、works を名詞としている表記がありました。ただ、それがネイティブが書いた文章かどうかはちょっとわかりませんが。
文法的にはあり得るということでしょうか?

お礼日時:2006/06/07 00:15

#3です。



>Google.com in English で"another works"のフレーズ検索結果を詳しく見たところ、ほとんどが another を主語、works を動詞としている表記でしたが

WEBには英語を母国語をしない人も英語でサイトをオープンしています。英語を母国語とする人も、いろいろな国の人がサイトをオープンしています。これらを考えると、Googleで正否を判断するのは不可能ではないでしょうか。誤ったものを含めての現状あるいは傾向は分かりますが、正否は分からないと思います。

>文法的にはあり得るということでしょうか?

#3、#5で申し上げた以上には説明を思いつかないのですが。

確かに語源的にはanother=an+otherですが、できあがったanotherはan otherという2語とは (似てはいますが) 別の言葉であり、別の意味を表します。another dogsはan other dogsと同一ではありません。

肝心な点は、「anotherで修飾される名詞は単数でなければならない」という誤った命題を忘れていただくことしかないと思います。これは、なぜか広く流布していますが、全くの誤りです。

これを正しいと思っている限り、理解は不能です。厳しい言い方で申し訳ありませんが。

また、念のため、お使いの参考書や辞書のanotherの項を注意して見直してください。「anotherで修飾される名詞は単数形でなければならない」と書いてあるでしょうか。参考書や辞書をお書きになるほどの方がそのような説明をされるとは思えないのですが。

お使いの参考書や辞書では、例えば「anotherは、その後に単数形の名詞を置いて○○○の意味を表す」のような表現になっていませんか。このような表現は、「anotherは、その後に単数形の名詞を置けば○○○の意味を表す」という意味であり、「anotherで修飾される名詞は単数でなければならない」とは似ても似つかないものです。

つまり、ご自分の頭の中で勝手に「anotherで修飾される名詞は単数でなければならない」とうルールを作り上げておられるのではないですか。あるいは、学校の先生がそのように間違えて思いこんでいてそのようにおっしゃったのをそのまま覚えておられるのではないですか。

厳しい言い方しかできないので申し訳ないのですが、「anotherで修飾される名詞は単数でなければならない」にこだわる限り、理解も前進もあり得ません。全部忘れてください。
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございました。

自分の頭の中で勝手に「anotherで修飾される名詞は単数でなければならない」とうルールを作り上げているわけではありませんし、何十年も前の学校時代には英語などほとんど興味がなかったですから、学校の授業の影響でもありません。
複数でもanother は使用可能だということは前の回答で十分理解できました。ただ、another works という言い方が一般的に使われている自然な表現なのか、それとも文法上正しいだけなのかを知りたかっただけです。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/15 15:47

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