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こんばんは。

昨年、授業で800字の小論文の書き方を習ったのですが、結局コツをつかめず、提出課題1枚も提出出来ませんでした。
当時習った先生は4段落構成で、「引用」⇒「問題提起」⇒「根拠展開」⇒「結論」という流れで書くと言っていました。
しかし私は、「引用」⇒「問題提起」のところがどうしても書けません。大事と思ったところをひたすら引用するのはわかりますが、その後の「問題提起」や「根拠展開」に何をどうつなげて良いのかがわかりません。

受験で特別必要だとかいうわけじゃないんですが、「小論対策」という授業があって授業時間内に小論文を仕上げなければならないのです。もちろん「授業点」につながります。

どうかご助言お願いします。

A 回答 (5件)

●お尻から考えましょう。

ちょっと乱暴ですが、私の経験ではこれが論文書きやすくする早道です。ただし、最終的には、書きあがった論文を頭から見直して、論旨の流れに不十分な点や、偏りがないかをチェックする必要があります。

●まず「結論」(要は、自分はこの事を言おうというポイント)を決めてください。話を持って行く先が決まれば、後はそれに向かって肉付けするだけです。

●次に「根拠展開」の筋書きを考えます。何故そのような「結論」になるのか議論したり理由を述べるのです。結論を目指して議論し理由を付けするのですから、簡単です。

●根拠展開の筋書きが出来たら「問題提起」です。結論を目指して行った議論(=根拠展開)を、何故この論文で取り上げるのかその理由・目的を簡単に述べます。

●最後に「引用」です。これは論文の取っ掛かり部分をいいます。本来なら、(論点の提示)とでも言うべきものでしょう。「結論」を念頭に置いて、「問題提起」とつながるような論点の書き出し筋書きを作ります。文字通りの引用ではなく、新聞記事とかテレビニュース・他の論文などを「引用」して、論点を示します。

●論文題名は、中身が決まれば、自ずと考えも固まります。

●試しに、No.4の方の例文を結論側から当てはめてゆくと、大変よくつながってゆくことが分かると思います。

●なお、各段階でうまくアイデアが出ない時は、その段階を飛ばして1つ先を考え、飛ばしたところを後から考えるとうまく行くことがあります。お試しください。

●以上、ご参考になれば幸いです。
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こんにちは。


高校時代に、かなりの数の小論文の練習をした事があるので、自分なりの意見を・・。

「引用」の部分は、大事と思ったところをひたすら引用する、というよりも、これから述べようとする事の簡単な「前置き」と考えてよいと思います。
いきなり「問題提起」から入るのでは、読む方もなぜこの問題が持ち上がったのかが分からないし、ひとりよがりな文章になってしまいやすいので、(「問題提起」の「問題」とは、「書く人」が考える「問題」ですので・・)誰もに通用する文章から入るわけです。
ただの「前置き」ですので、2、3行の、簡単な文章でも、よいと思います。
その2,3行の「前置き」を踏まえた上で、「それでは、・・・」と、「問題提起」に進むわけです。

例えば、

(1)「七転び八起き」という言葉がある。意味は、ほとんどの人が知っているとは思うが、何度失敗してもくじけないで立ち上がることである。(引用)
そこで今回は、人間が生きていく上で、この言葉がいかに重要であるかを、考えてみたいと思う。(問題提起)

(2)「環境汚染」という言葉が社会的に持ち上がり始めたのは、つい最近の事ではない。オゾン層の破壊、地球の温暖化、空気や海の汚濁、動植物の死滅、緑の減少などは、もうかなりの昔から叫ばれ続けている事である。そして、これらの責任は、地球上に住む私たちひとりひとりの人間にあるものと考える。(引用)
私たちはこの「環境汚染」に対して何ができるだろう。(問題提起)


「問題提起」を「結論」につなげるために、「根拠展開」があります。
自分で提起した「問題」に対する「結論」を「根拠展開」の部分で、理由づけします。

上の例の続きで、簡単に書きますと、(実際の小論文ではここがメインですのでたくさん書きましょう)

(1)第二次世界大戦が終わって○○年経つ。自分はその時代生まれていないが、日本史などを読むと、日本がどれほど悲惨な状態だったか想像はできる。現在、日本は世界一の経済大国とまで言われているが、あの(戦後の)状態から、ここまで発展できたのは、まさに、この「七転び八起き」の精神だったのではないだろうか。(根拠展開)

(2)地球にとって大切なものは、まずは水だ。地球が生まれてから、最初にできたのは水、その水から、小さな微生物が生まれ、緑へと発展し、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、そして人類へと進化したのである。この水を守る為に私たちができる事は・・。(根拠展開)


最後のまとめとして、「結論」があります。(結論も簡単に短く書いてよいです)

(1)このことからも分かるように、この「七転び八起き」は、私たち日本人の生き方に根付いたものであり、生きていく上で忘れてはならない言葉でもある。

(2)「環境汚染」に対して私達にできる事は、今私が思いつく限りでは、以上であるが、地球上の人間ひとりひとりが考えれば、無限にある事と思う。ひとりひとりがしっかりとこのことを認識して、きれいな地球を守り、後世に受け渡していきたいものである。


こんな感じでしょうか・・

授業がんばってくださいね!
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この回答へのお礼

こんばんは。

見本を示してくださって、ありがとうございます!!手本を読んでみないと、書き方もイマイチわからないし、どう展開していいのかもわからず一杯一杯でした。
やっぱり「引用」=「次の段落に繋げる前置き」なんですね~!!昨年・今年と小論対策の授業を習っている国語科の先生よりもわかりやすい説明です!

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 22:52

これは憶測の上で書くのですが、課せられた課題は特定の文章が提示されていて、「この文章を読んで、○○について論じなさい」というものではなかったですか?


ここではそのような出題形式と仮定した上で書きます。
まず、
>大事と思ったところをひたすら引用するのはわかりますが、
これはいけません。これをやっていたらあっという間に字数が埋まり、自分の主張部分が弱くなります。
>「引用」⇒「問題提起」
ここは正確には、「課題文の主旨要約」⇒「問題提起」と持っていくべきだと思います。
それで論文テーマについて課題文筆者の主張部分を吟味します。
そのあとの問題提起を起こすのが難しいと思う時は、無難にいくやり方としては、課題文の筆者の主張にイエスかノーか?のどちらかに自分の意見を決め、ここを問題提起として次の「根拠展開」につなげます。
ただし肝心なのは、主論を筆者への賛成(又は反対)で展開しないこと。あくまで筆者への賛成、反対で決まった自分の主張を、具体例や他文献などの引用を使い根拠を固めます。

これがテーマ型の場合はまた書き方が違ってくる点がありますので、改めてご質問下さい。
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この回答へのお礼

こんばんは。

そうです。ほとんど、「この文章を読んで、○○について論じなさい」といった、■■大学の推薦入試で過去課せられた文章だったり、新聞記事を元に意見を述べなければなりません。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 22:41

> 大事と思ったところをひたすら引用するのはわかりますが、



初っ端から誤解して覚えていませんか? 引用するのは、「大事と思ったところ」ではなく「ここは問題を孕んでいる」と思った箇所です。だからこそ、「引用」⇒「問題提起」という流れにつながっていくのです。第一、「ひたすら引用」なんてのは大論文の書き方であって、800字の小論文の書き方ではありません。

例えば、このご質問文で私が「大事と思ったところ」は、
「引用」⇒「問題提起」⇒「根拠展開」⇒「結論」という流れで書く
でした。なるほど、すぐれた方法ですね。メモしておこう……。しかし、それを「ひたすら引用」したのでは、問題提起につながりません。私が問題と感じたのは、「大事と思ったところをひたすら引用するのはわかりますが」という誤った理解の仕方でした。したがって、まずその部分を引用することから書き始めます。問題視した根拠は、「たった800字なので引用の仕方も選ばないといけないから」である、という具合に論を展開します。

要するに、最初に引用があるのではなく、まず論じたい問題があって、その前フリとして他人の文章を引用するわけです。論じたいことがないなら書かなければいい。しかし世の中それでは角が立つ(「授業点」をもらえない)ので、無理にでも論じたいことを決めて、そこから逆算して引用部分を選定します。
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この回答へのお礼

こんばんは。

「大事と思ったところをひたすら引用」するんじゃないんですか!!
今まで未完に終えた小論文たちは、何となくピンと来たところや、授業でみんなが大事と思ったところを引用していました。だからどのように問題提起、その後につなげていいのかサッパリでした。自分の論を述べる前フリなんですね。わかりやすいです!

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 22:46

どの様な文章?データ?から引用するのかわかりませんが、なぜその引用が大切だと思ったのかそれから考えましょう。

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この回答へのお礼

こんばんは。
「なぜその引用が大切だと思ったのかから考える」んですか!なるほど。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/16 22:42

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