アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 修士号取得後、民間企業に就職しながら、博士号を取得したものです(現在の仕事は正社員ですが、研究とは無関係の事務屋です)。
 研究者の道も諦められず、論文や学会報告を細々とこなしながら、大学教員の公募にも出しているんですが、当然のことながら現実は面接まで進めれば御の字という状況…。
 
 そこでいったん、研究テーマに近い専門学校の専任講師になったうえで、大学教員の公募を目指してはどうかということを知り合いに言われたのですが、別の知り合いからは、専門学校に一度行ってしまうと安く見られるので(失礼)、行かないほうがよいのでは、とも言われました。
 どう思いますか?

A 回答 (4件)

職務とは無関係に個人で研究してらっしゃるんですね。

頭が下がります。

専門学校の講師になることの得失はなんともわかりませんので殆ど回答にはなりませんが。。。

それがご研究の成果を上げることにつながるのなら良いかと思います。大学教員になれるかどうかは別として、職務の一部として研究はしやすくなるでしょうから。
安く見られることになるかどうかはちょっと私には見当つきません。

私大のほうは知りませんが、国立大学の教員選考はまずは業績なんです。業績といってもほんとにすごいかどうかはわかりませんから、著書とか論文の数です。質ではなく。あとは何かの賞をもらったとか。専門学校の講師になることがこういう可能性を増やすことにつながるのならプラスかと。
あとは、教育経験というのもプラス査定です。その大学での非常勤講師をやっているなどだとかなりプラス、他の大学の非常勤講師でもプラスでしょう。専門学校がプラスに働くかどうかはわかりません。
コネクションも利きます。その人を採用したいという事情があれば公募のときにその人でなければ満たしにくいような公募条件にしたりすることもありますから。学会等で専門分野の人たちと交流するのはプラスでしょう。

話はずれますが、大学の教員を民間から採用するのはどうにも狭き門だとの観があります。一応私も教員(民間企業出身)ですが、人格見識の点で民間からこの人が仲間に来てくれれば最高だ、と思っても上記「業績」が満たさないだろうからあきらめたりで、残念な思いをしています。
大学で暮らしている人はどんなくだらない内容でも論文書いてなんぼの世界です。民間企業では論文優先でやってません、それどころかほんとに重要な成果は論文化を避けたり。こういうカルチャーの違いから、民間企業から優秀な人材を迎えることは難しい。力量見識は「業績」の「数」ではわからない、それはわかっているのですが、それしか客観判断材料が無い(というか、公正な選考をしたと外に対して言えない)からそうなってしまっているということでしょう。
    • good
    • 1

大学の教員採用で、民間企業での経験(特許取得やプロジェクト指導)を評価するところは数少ないながらもあります。

しかし、一般には論文数が物を言うことは事実です。

文系と理工系でまた違いますが、理工系の場合、ジャーナル(学会などの論文誌)が一番で、学会の格が高いことが重要です。査読付きの国際会議の採録論文も評価されることがあります。

そして、大学側の事情ですが、教員採用に当たっては大学院博士後期課程が担当できるかどうかが最重要視されます。「俺は担当できるぞ」と自分で主張してもダメで、文部科学省の設置審でOKが出る程度の業績が必要です。結局は論文数になります。そして、博士後期課程担当の条件は教授の条件よりかなり高いのです。論文総数だけでなく、最近3~5年の論文数と専門分野の合致度が問題にされます。若いときに沢山論文を書いた大先生でも最近寝ていてはダメだし、化学の世界的大家が情報工学の教授に応募してもムリです。

専門学校講師の場合、安く見られることはあるかも知れませんが、それより論文が出せるかどうかが問題でしょう。紙と鉛筆だけで書ける分野もあるでしょうが、理工系の場合実験設備も研究に従事する時間もないので、論文が多数書けるとは考えられません。

現在は会社の事務職ということですから、自分で研究をすることは困難でしょうが、以前の職場の人と仲良くしてディスカッションなども機会を見て行い、うまく行ったら論文に連名者で載せて貰うことを考えるべきでしょう。
    • good
    • 1

教育研究に関連のない民間企業におられるよりはるかに有利です。

大学教員といえども教師ですから教育できるかどうかも重要なポイントです。察するところ人文・社会科学系のようですが,研究業績が立派でもまったく学校でないところにおられるのでは,教育活動を任せるのに不安です。高校教師でもOKですし,かえって大学生の学力不足が言われている今,専門学校や高校で働いておられる方の方が,信頼できるというものです。給料や将来性の問題で転職を勧めるわけではありませんが,大学教員への道という点では,安く見られることなどありません。
 たとえ大企業に勤めておられても,だからといってプラスに評価することはありえません。教育研究に関連ある仕事なら別ですが。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2006/10/11 13:16

当たらずとも遠からずという感じです。



確かに、大学の非常勤講師をつとめながら
大学の教員になる方は多いですが、専門学校
の教員から、大学の教員になっている方は
少ないように思われます。

あと、大学の教授から、推薦されるという
事も多いので、(以外と公募よりも推薦という
狭い世界のようです)その関係もあるのだと
思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!