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PET診断用プローブについて教えてください。放射性同位元素の付加されたグルコースを使うとのことですが、そのプローブを病院で調合すると聞きました。本当でしょうか?放射性同位元素で標識されたグルコースとして販売されていると思っていました。
実際のところどうなんでしょう?

A 回答 (2件)

半減期が短い放射線同位元素を使うと、被験者の被曝を少なく出来


ます。それに何日も放射能を帯びたおしっこが出るのは廃棄物処理
的にヤバいです。そこで、半減期110分の18Fや同20分の11Cを使いた
いわけですが、半減期が20分ってことは作ってから1時間も経つと、
1/8に弱くなってますよということで、販売するヒマがありません。

というわけで、院内にサイクロトロンをおいて18Fや11Cを発生さ
せ、プローブを合成し、急いで使います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。よく理解できました。

お礼日時:2006/10/04 11:19

こんにちは。


PET診断用のFDGの件ですが、病院に設置しているサイクロトロンで放射性同位元素を製造し、薬剤合成を行い診断を行っている場合が現在では主流です。
しかし、昨年くらいから製薬会社による製剤の供給が全国的に順次行われるようになっています。これによってPET装置のみの設置で診断が可能となっています。サイクロトロンの設置が必須でなくなり設備投資やランニングコストの大幅な低減が可能となりました。
今後はPET装置のみ設置の病院や診断センターが大幅に増えるものと思われます。
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この回答へのお礼

半減期の短い放射性同位元素を製薬会社が供給するということは、ストックはできないということですね。しかもかなり短い半減期なら配達する製薬も大変そうですね。

非常に参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/05 15:41

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